乳児股関節脱臼を激減させた予防運動の価値をライフコース疫学で解明～胎児・新生児から始まる成人期の運動器疾患の予防法に期待～
2024-04-18 九州大学 ポイント 1965年以前のわが国は乳児股関節脱臼の多発国であったが、1972-1973年頃に普及した予防運動をきっかけに脱臼が激減した。 半世紀前の予防運動が現在の成人期の変形性股関節症患者の重症亜脱臼の減少...
医療・健康
医療・健康 カロリー制限研究により、食事が老化に与える影響の複雑さが明らかになる(Calorie restriction study reveals complexities in how diet impacts aging)
2024-04-17 ペンシルベニア州立大学(PennState) ペンシルベニア州立大学の研究チームは、カロリー制限が人間のテロメアの長さに与える影響を調査しました。テロメアは染色体の端を保護する構造で、その長さは細胞の老化と関連していま...
医療・健康 形を変えるがん細胞の発見により、皮膚がん治療薬の標的の可能性が判明(Shape-shifting cancer cell discovery reveals potential skin cancer drug targets)
2024-04-17 インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL) 新技術を用いた研究により、がん細胞が形を変えて体内を移動し転移する仕組みの一部が解明されました。ロンドンの研究チームは、メラノーマ細胞の形状変化を制御する2つの遺伝子を特定し...
医療・健康 心臓移植後の女性が無事出産されました
2024-04-17 国立循環器病研究センター 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:大津欣也、略称:国循)循環器病周産期センターで3月、心臓移植後の女性が出産しました。経腟分娩で母児ともに良好な経過をたどり、無事退院されています...
医療・健康 野菜を「噛む」ことが血糖値変動のメカニズムに影響～ 咀嚼が食後のインスリン分泌を促すことを確認～
2024-04-17 早稲田大学 発表のポイント ゆっくりとよく噛んで食べることによる食後の代謝応答への影響は知られているが、これまで同じエネルギー量の食品を用いた咀嚼の有無による影響は検討されていなかった。 野菜を「噛む」ことで、食後のイ...
医療・健康 “生細胞内での有機合成化学”による 新しい乳がん術中迅速診断法(CTS法)の臨床試験を開始～病理医を必要としない、がん診断の新技術～
2024-04-17 大阪大学 図1:陽性(乳がん)症例におけるCTS法による捺印 細胞診の蛍光画像とパパニコロウ染色による細胞像 新しい乳がん術中迅速診断法(CTS法)のポイント 生細胞内での有機合成化学による新しい乳がんの術中迅速診断※...
医療・健康 猛毒バクテリア、人間の血液に渇望(Deadly bacteria show thirst for human blood)
2024-04-16 ワシントン州立大学(WSU) ワシントン州立大学の研究チームによる新たな研究で、世界で最も致死的な細菌の一部が人間の血液を求めており、「細菌の吸血」と呼ばれる現象が発見されました。これらの細菌は、人間の血液中に含まれる...
医療・健康 細胞の系譜をたどる(Following Cellular Lineage)
2004-04-16 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部の研究チームが主導する調査が、人間の前脳の発達に新しい知見を提供しています。この研究では、Joseph G. Gleeson博士の指導...
医療・健康 心臓発作患者の遠隔モニタリングが病院再入院を減少させた(Remote monitoring of heart attack patients reduced hospital readmissions)
2024-04-08 インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL) ロンドン帝国大学の研究チームが、心臓発作後の患者の遠隔モニタリングが再入院率に有意な影響を及ぼすことを発見しました。テレメディシンを利用した患者は、通常のケアを受けた患者に比...
医療・健康 難病「肺高血圧症」の病態を解明～ヘルパーT細胞におけるIL-6シグナルが病態形成に関与する～
2024-04-16 国立循環器病研究センター 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:大津欣也、略称:国循)研究所血管生理学部/病院心臓血管内科の中岡良和部長/副院長、稲垣薫克上級研究員、石橋知彦上級研究員、岡澤慎室長らの研究グル...
医療・健康 受動喫煙が肺がんの遺伝子変異を誘発することを証明～受動喫煙を回避することの重要性を肺がんの発症機構からも確認～
2024-04-16 国立がん研究センター,東京医科歯科大学 発表のポイント 受動喫煙は、肺がんの危険因子として知られていますが、受動喫煙と遺伝子変異との関わりは不明でした。 肺がん女性の受動喫煙歴と遺伝子変異の関係を調べた結果、受動喫煙を...
医療・健康 がん細胞に核酸医薬を効率よく取り込ませる新技術 TRPC3/C6チャネル選択的活性化剤L687を開発～核酸医薬によるがん治療の新たな選択肢～
2024-04-16 医薬基盤・健康・栄養研究所 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所創薬デザイン研究センター笠原勇矢副センター長は、大阪大学 大学院薬学研究科生物有機化学分野の小比賀聡教授、大学院生の小橋博斗さん(研究当時)、下條正...