有機化学・薬学

蛍光センサーIPADを新開発 ~神経細胞の「自己認識」を世界で初めて可視化~ 有機化学・薬学

蛍光センサーIPADを新開発 ~神経細胞の「自己認識」を世界で初めて可視化~

2023-07-18 大阪大学,科学技術振興機構ポイント 神経細胞の自己認識・非自己識別に関わる細胞接着たんぱく質であるクラスター型プロトカドヘリンの相互作用を可視化する蛍光センサーIPADを開発。 同一神経細胞に由来する神経突起間における...
UB研究室が心不全治療薬ジゴキシンの鍵となる酵素を特定(UB lab identifies key enzyme for heart failure drug digoxin) 有機化学・薬学

UB研究室が心不全治療薬ジゴキシンの鍵となる酵素を特定(UB lab identifies key enzyme for heart failure drug digoxin)

2023-07-17 バッファロー大学(UB)◆バッファロー大学の研究者たちは、キツネノギク植物に心不全治療薬ジゴキシンを生成する酵素を初めて特定しました。この発見により、ジゴキシンの効率的な生産が可能になり、またより毒性の低い代替薬の開発...
ケタミンは治療抵抗性うつ病に有効である:臨床試験(Ketamine effective for treatment-resistant depression: clinical trial) 有機化学・薬学

ケタミンは治療抵抗性うつ病に有効である:臨床試験(Ketamine effective for treatment-resistant depression: clinical trial)

2023-07-14 ニューサウスウェールズ大学(UNSW)◆重度のうつ病を治療するための安価なケタミンのバージョンが、プラセボと比較して強力な効果を示した。研究によれば、参加者の約5人に1人が症状の完全寛解を達成し、3人に1人が症状が50...
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小さなファージ(The Little Phage That Could) 有機化学・薬学

小さなファージ(The Little Phage That Could)

2023-07-13 カリフォルニア工科大学(Caltech)◆COVID-19時代において、「ウイルス」という言葉は感染や病気、死を連想させます。しかし、全ての既知の抗生物質に耐性のある重篤な細菌感染症を治癒することができる、数十分ごとに...
mRNAワクチンによるオミクロン防御が限定的である理由を説明できるかもしれない新しい知見(New findings may explain why mRNA vaccines provide limited protection against omicron) 有機化学・薬学

mRNAワクチンによるオミクロン防御が限定的である理由を説明できるかもしれない新しい知見(New findings may explain why mRNA vaccines provide limited protection against omicron)

2023-07-13 カロリンスカ研究所(KI)◆カロリンスカ研究所とダンデリード病院の研究者は、新しいオミクロン変異株に対する感染からの保護にはワクチンが限定的であり、粘膜IgA抗体との関連があることを示しました。◆彼らの研究では、ワクチ...
難治性悪性脳腫瘍の中性子捕捉治療に有望な薬剤の開発~従来の1/50の投与量で高い腫瘍治療効果を実現~ 有機化学・薬学

難治性悪性脳腫瘍の中性子捕捉治療に有望な薬剤の開発~従来の1/50の投与量で高い腫瘍治療効果を実現~

2023-07-12 京都大学鈴木実 複合原子力科学研究所教授、中村浩之 東京工業大学教授、川端信司 大阪医科薬科大学准教授、中井啓 筑波大学准教授らの研究グループは共同で、悪性脳腫瘍に高い治療効果を有する中性子捕捉療法用新規ホウ素薬剤PB...
標準治療のない超希少がん内膜肉腫でのMDM2阻害剤の有効性を確認~MDM2阻害剤耐性に関連する遺伝子異常も同時に報告~ 有機化学・薬学

標準治療のない超希少がん内膜肉腫でのMDM2阻害剤の有効性を確認~MDM2阻害剤耐性に関連する遺伝子異常も同時に報告~

2023-07-13 国立がん研究センター発表のポイント 標準治療がなく、頻度が極めて低い「超希少がん」である内膜肉腫の患者さんに対する医師主導治験において、内服薬MDM2阻害剤(ミラデメタン)が治療の選択肢となる可能性を初めて示しました。...
抗炎症薬はCOVID-19の回復を早めなかったが死亡は防いだ(Anti-inflammatory drugs did not speed COVID-19 recovery but prevented deaths) 有機化学・薬学

抗炎症薬はCOVID-19の回復を早めなかったが死亡は防いだ(Anti-inflammatory drugs did not speed COVID-19 recovery but prevented deaths)

2023-07-10 ワシントン大学セントルイス校◆ワシントン大学医学部の研究によると、リウマチ性関節炎や乾癬の治療に使われる2つの薬は、重症のCOVID-19患者の回復期間を短縮することはできませんでしたが、死亡率を低下させる効果があるこ...
発症早期にナファモスタット投与で新型コロナウイルス患者のウイルス量が減少~ナファモスタットメシル酸塩の探索的研究の結果より~ 有機化学・薬学

発症早期にナファモスタット投与で新型コロナウイルス患者のウイルス量が減少~ナファモスタットメシル酸塩の探索的研究の結果より~

2023-07-11 東京大学東京大学医学部附属病院の森屋恭爾教授(研究当時)、瀬戸泰之教授、奥川周准教授、東京大学国際高等研究所新世代感染症センターの井上純一郎特任教授らは、国内で抗凝固薬や膵炎の治療薬として広く用いられているナファモスタ...
脂肪酸合成を阻害する新たな抗真菌化合物の発見~世界的脅威である真菌感染症の新しい治療薬として期待~ 有機化学・薬学

脂肪酸合成を阻害する新たな抗真菌化合物の発見~世界的脅威である真菌感染症の新しい治療薬として期待~

2023-07-11 理化学研究所,トロント大学理化学研究所(理研)環境資源科学研究センタ ー分子リガンド標的研究チームのチャールズ・ブーン チームリーダー、八代田 陽子 副チームリーダー、シーナ・リー 研究員(研究当時)、トロント大学のリ...
新たな研究がサイケデリックなカンナビノイドの主張を否定(New study debunks claims of a psychedelic cannabinoid) 有機化学・薬学

新たな研究がサイケデリックなカンナビノイドの主張を否定(New study debunks claims of a psychedelic cannabinoid)

2023-07-10 バッファロー大学(UB)◆THC-O-acetateは、幻覚効果があるとの主張が広まっていますが、バッファロー大学の研究によると、これは大いに誇張されたものです。THC-O-acetateは、他のカンナビノイドから派生...
モルヒネが骨量減少と癌性骨痛にどのように関与するかを示す研究結果(Study shows how morphine may contribute to bone loss and cancer-induced bone pain) 有機化学・薬学

モルヒネが骨量減少と癌性骨痛にどのように関与するかを示す研究結果(Study shows how morphine may contribute to bone loss and cancer-induced bone pain)

2023-07-05 アリゾナ大学◆アリゾナ大学の研究によると、モルヒネの慢性使用は骨喪失と疼痛を増加させるメカニズムを明らかにしました。モルヒネが特定の受容体と相互作用することで炎症が増加し、骨を分解する細胞の活性が増し、結果として骨喪失...
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