生物工学一般 進化によるCO2固定酵素の最適化が葉の多様性を支える ～世界自然遺産小笠原諸島で共存する樹木から解明～
2024-05-21 北里研究所 北里大学一般教育部の坂田剛准教授と海洋生命科学部の安元剛講師、京都大学生態学研究センターの石田厚教授と松山秦氏、国際農林水産業研究センター林業領域の河合清定研究員、玉川大学農学部の関川清広教授らの研究グルー...
2024-05
生物工学一般 
生物環境工学 ベニガオザルで「死亡個体との交尾行動」を野生霊長類で初めて記録～霊長類の死生観の解明に迫る極めて貴重な観察事例～
2024-05-21 京都大学 動物にとって、個体の「死」は避けることができない現象です。動物は、仲間の「死」に直面した時に、どう振る舞い、どのような影響を受け、それとどう向き合うのでしょうか。こうした動物の死生観を明らかにするのが死生学で...
有機化学・薬学 パセリ油の不飽和脂肪酸が黄色ブドウ球菌の病原因子を阻害するメカニズムを解明
2024-5-21 京都工芸繊維大学 分子化学系 北所健悟 准教授らの研究グループは、黄色ブドウ球菌(※1)が産生する病原因子の1つである「リパーゼ(SAL)」とパセリから抽出される不飽和脂肪酸(※2)のペトロセリン酸(PSA)との複合体の...
生物化学工学 生体内での高選択的反応への新たな道筋～ナノスケール金属有機構造体(MOF)を用いたキラルルイス酸触媒～
2024-05-21 東京大学 発表のポイント 生体内での人工的な化学合成に繋がる、生体寛容性のルイス酸触媒を開発した。 長年の課題だった、タンパク質や生体小分子中のアミンやチオールなどのルイス塩基性官能基による被毒を克服し、生体内でのルイ...
医療・健康 日本人高齢者の膝伸展筋力のゲノムワイド関連解析～TACC2遺伝子の多型は膝伸展筋力に関連する～
2024-05-20 理化学研究所,島根大学,順天堂大学,静岡県立総合病院,静岡県立大学 理化学研究所(理研)生命医科学研究センター ゲノム解析応用研究チームの伊藤 修司 客員研究員(島根大学 医学部 整形外科学講座 助教)、寺尾 知可史 ...
細胞遺伝子工学 神経幹細胞の多様な遺伝子発現と分化能の分子基盤～不連続な細胞分化過程における連続的遺伝子発現変化～
2024-05-21 理化学研究所 理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター 神経幹細胞研究チームの影山 龍一郎 チームリーダーらの共同研究チームは、神経幹細胞は未分化であるにもかかわらず、遺伝子発現パターンが分化細胞状態にまで連続的に変...
細胞遺伝子工学 アセチル化変異型ヒストンH4を持つヌクレオソームの動態解析
2024-05-20 国立遺伝学研究所 DNAは負に帯電したポリマーであり、正に帯電したコアヒストン八量体に巻き付き、ヌクレオソームを形成しています。コアヒストン八量体は、ヒストンH2A・H2B・H3・H4がそれぞれ二つずつ、合計8つのタン...
医療・健康 新しいAIアルゴリズムが自己免疫疾患の予測と治療を改善する可能性(New AI algorithm may improve autoimmune disease prediction and therapies)
2024-05-20 ペンシルベニア州立大学(PennState) ペンシルベニア州立大学の研究チームが開発した新しいAIアルゴリズム「EXPRESSO」は、自己免疫疾患の予測と新治療法の開発を促進します。このアルゴリズムは遺伝子の発現と調...
医療・健康 早産に関連する細菌に光を当てた研究(Study Sheds Light on Bacteria Associated With Pre-Term Birth)
2024-05-20 ノースカロライナ州立大学(NCState) ノースカロライナ州立大学の研究者は、ガードネレラが複数の種で同じ膣のマイクロバイオーム内に共存できることを発見しました。ガードネレラは、バクテリア・バギノシス(BV)や早産と...
生物化学工学 ギリギリのところで匂いを感知する:昆虫がより少ない量でより多くの匂いを嗅ぎ分ける方法を研究者らが解明(Detecting Odors on the Edge: Researchers Decipher How Insects Smell More with Less)
2024-05-20 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者は、ショウジョウバエが少数の嗅覚ニューロンで複雑な匂いを認識する方法を解明しました。彼らの研究によると、ショウジョウバエの嗅覚システ...
細胞遺伝子工学 体内の「ボトルの中のメッセージ」が標的がん治療をもたらす(Body’s ‘message in a bottle’ delivers targeted cancer treatment)
2024-05-20 カロリンスカ研究所(KI) カロリンスカ研究所の研究者は、細胞間のコミュニケーションに使われる細胞外小胞を利用して、標的がん治療を開発しました。この治療法では、小胞に化学療法薬を搭載し、腫瘍に対する抗体を表面に付着させ...
生物工学一般 ヒト胎児の骨盤の性差は一次骨化が開始する受精後9週には既に存在する
2024-05-20 京都大学 ヒトの骨盤には思春期以降、明確な性差が認められます。しかし、出生前の胎児期における骨盤の性差については、見解が一致していません。ヒトの骨盤は、軟骨原基が骨組織に置き換えられる軟骨内骨化によって形成されます。こ...