2024-05-17

生物環境工学

シロアリ女王の椅子取りゲーム―~熾烈な内部競争がもたらすコロニー全体のコスト~

2024-05-17 京都大学 内部の激しい権力争いが組織全体の生産性を下げるというのは人間社会でよく耳にする話です。個体にとっての最適と全体にとっての最適が食い違うことによって生じる諸問題は、近い血縁の個体のみで構成される社会性昆虫のコロ...
医療・健康

日本・欧州の人種横断的ゲノムワイド関連解析によってブルガダ症候群の新規疾患リスク遺伝子座を解明

2024-05-17 国立循環器病研究センター,札幌禎心会病院 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:大津欣也、略称:国循)・社会医療法人禎心会札幌禎心会病院(北海道札幌市、理事長・院長:徳田禎久)の蒔田直昌 (国循研究所細胞生物...
医療・健康

ヒトにおけるインスリンによる血中アミノ酸および脂質の異なる選択的代謝制御を数理モデルにより同定~糖摂取後のインスリンによる代謝制御はアミノ酸と脂質によって異なる~

2024-05-17 東京大学 発表のポイント ヒト健常者の経口グルコース摂取に対する血中代謝物の応答について、複数の数理モデルを構築し選択することで、インスリンのアミノ酸と脂質に対する選択的代謝制御を同定しました。 ヒト健常者におけるグル...
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医療・健康

週1回のグリコアルブミン測定×アプリが2型糖尿病を持つ方の血糖管理を改善~低/非侵襲・低コスト・分かりやすい次世代自己血糖モニタリング法の確立へ~

2024-05-17 東京大学医学部附属病院 医療法人社団 陣内会 陣内病院の陣内秀昭院長、東京大学医学部附属病院 糖尿病・代謝内科の相原允一助教、熊本大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科(大学院生命科学研究部)の窪田直人教授、東京大学発医工...
細胞遺伝子工学

B細胞が適切に選択される仕組みを解明~ 抗体の親和性成熟を導く胚中心のメカニズム~

2024-05-17 東京大学 研究成果のポイント ​胚中心※1におけるB細胞選択のメカニズムについて、B細胞受容体※2からのシグナルの役割を解明 胚中心は細菌・ウイルスなどの感染により形成される構造体で、免疫応答を行うB細胞を増殖させて抗...
医療・健康

肝臓から腸ができる!~ 肝細胞が上皮細胞と間葉系細胞のハイブリッド状態を経て腸上皮細胞に分化することを発見~

2024-05-16 九州大学 ポイント 肝細胞は単層培養下で脱分化(※1)しますが、その詳細は不明です。 肝細胞脱分化の実態とそのメカニズムを解明し、さらに肝細胞が腸上皮細胞への分化能を有するという未知の能力を発見しました。 [肝臓学」の...
生物化学工学

モデル生物・ミジンコの雌雄が切り替わる要因の一端を明らかに! 性差を示す遺伝子アイソフォームを発見 ~将来的なエビ・カニなどへの単性養殖技術の開発・応用に期待~

2024-05-17 国立遺伝学研究所 大阪大学大学院工学研究科の加藤泰彦准教授、渡邉肇教授らの研究グループは、情報・システム研究機構国立遺伝学研究所の豊田敦特任教授、東京大学新領域創成科学研究科のニッタ ジョエル特任助教(現在千葉大学国際...
医療・健康

タウ蛋白質の沈着パターンでアルツハイマー病の重症度が予測される(Tau protein deposition patterns predict Alzheimer’s severity)

2024-05-15 ワシントン大学セントルイス校 セントルイスのワシントン大学医学部の研究者たちは、脳スキャンのタウ病理パターンを分析することでアルツハイマー病の進行度を評価する方法を開発しました。この方法は、個々の患者における病気の進行...
生物環境工学

気候変動に対する淡水魚の脆弱性を決定する上で規模が重要であることを確認(Researchers confirm scale matters in determining vulnerability of freshwater fish to climate changes)

2024-05-16 バージニア工科大学(VirginiaTech) 銀チョウザメは全国的には気候変動に対する感受性が低いとされますが、地域ごとに見ると異なります。特に米国湾岸地域では、その感受性が高いことが判明しました。バージニア工科大学...
医療・健康

不妊治療は産後心臓病のリスクを倍増させる(Infertility Treatment Doubles the Risk of Postpartum Heart Disease)

2024-05-15 ラトガース大学 ラトガース大学の研究で、3,100万以上の病院記録を分析した結果、不妊治療を受けた患者は自然妊娠した患者に比べて、出産後1年以内に心臓病で入院する確率が2倍高いことが判明しました。特に高血圧での入院リス...
医療・健康

2022年にミンクで発生したH5N1ウイルスは非効率的な空気感染が可能であることが判明(H5N1 virus from 2022 mink outbreak capable of inefficient airborne transmission)

2024-05-16 ペンシルベニア州立大学(PennState) 高病原性H5N1鳥インフルエンザが2024年3月にアメリカで初めて乳牛で検出され、5月までに9州で発生が報告されました。ウイルスの伝播方法は不明ですが、2022年に養殖ミン...
生物化学工学

変遷するシロアリ共生(Termite symbiosis in transition)

2024-05-16 マックス・プランク研究所 多くのシロアリ種の腸内には、木材分解を助ける鞭毛虫とその共生細菌が住んでいます。マックス・プランク研究所のアンドレアス・ブルネ率いるチームは、この共生関係と細菌の代謝性能を研究しました。特に、...
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