2024-06-04

医療・健康

アルツハイマーのバイオマーカーsTREM2が病気の原因であり、潜在的に修正可能な役割を果たす(Alzheimer’s biomarker sTREM2 plays a causal, potentially modifiable, role in disease)

2024-05-31 ワシントン大学セントルイス校 タンパク質sTREM2はアルツハイマー病において重要な役割を果たしますが、その役割は複雑で理解が進んでいません。病気の初期段階では、健康な人と比べて脳脊髄液中のsTREM2レベルが低下し、...
生物環境工学

キリンの長い首の進化の原動力はセックスではなく食べ物だったことが新たな研究で判明(Food, not sex, drove the evolution of giraffes’ long neck, new study finds)

2024-06-03 ペンシルベニア州立大学(PennState) ペンシルベニア州立大学の生物学者たちは、キリンの長い首の進化について新しい洞察を提供する研究を行いました。従来の「ネック・フォー・セックス」仮説は、オス同士の競争が首の長さ...
生物環境工学

サメはいかにして地球温度の急上昇を生き延びたのか?(How sharks survived a major spike in Earth’s temperature)

2024-06-03 カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR) 外洋の頂点捕食者として知られているサメは、数百万年前の劇的な地球温暖化の時期に、ずんぐりとした底生動物から進化しました。約9300万年前、火山の溶岩が大量に噴出したことで二酸...
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医療・健康

抗体-ペプチド阻害剤コンジュゲート:癌治療の新しい道(Antibody-peptide inhibitor conjugates: a new path for cancer therapy)

2024-06-03 スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL) がん治療では、効果と副作用のバランスを取るのが困難な場合が多い。EPFL の科学者による新しい研究では、抗体ペプチド阻害剤複合体を使用して特定の細胞タイプを標的とし、カテプシ...
医療・健康

小児悪性脳腫瘍の進展に関わる鍵となる遺伝子を発見~がん化にともなうゲノム構造変化の理解からの治療戦略づくり~

2024-06-04 国立精神・神経医療研究センター,キュリー研究所,公益財団法人がん研究会,名古屋市立大学 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所 病態生化学研究部(部長・星野幹雄)の川内大輔室長(現・名古...
生物化学工学

ガンガゼ類の食道に寄生するカイアシ類~ランタンノタネビ(新称)の北半球初記録~

2024-06-04 京都大学 カイアシ類は、自由生活性・寄生性の多様な種を有する小型の甲殻類です。山守瑠奈 フィールド科学教育研究センター助教、上野大輔 鹿児島大学教授らの研究グループは、鹿児島県から琉球列島にかけての浅海に生息するガンガ...
有機化学・薬学

CA9を標的とするがん放射性医薬候補品 64Cu-PD-32766の 淡明細胞型腎細胞がん患者さんを対象とした特定臨床研究を開始

2024-06-04 国立がん研究センター,ペプチドリーム株式会社 発表のポイント 淡明細胞型腎細胞がんの患者さんを対象に64Cu-PD-32766のPETイメージングのファースト・イン・ヒューマン試験(注1)を開始しました。 PETイメー...
医療・健康

スリープヘルスと抑うつ状態の関連~CPAP治療中の閉塞性睡眠時無呼吸患者の調査~

2024-06-04 京都大学 降籏隆二 学生総合支援機構准教授、石見拓 医学研究科教授、赤星俊樹 慶真記念会新宿睡眠・呼吸器内科クリニック理事長(兼:日本大学臨床准教授)らの研究グループは、閉塞性睡眠時無呼吸(obstructive sl...
生物工学一般

オートファゴソーム完成の目印は電荷の変化~オートファゴソーム膜の静電的成熟機構の発見~

2024-06-04 東京大学 発表のポイント ◆オートファゴソームが完成すると、分解酵素を含んだリソソームと融合できるようになりますが、どのようにして未完成(未閉鎖)オートファゴソームと完成(閉鎖)オートファゴソームが見分けられているかは...
細胞遺伝子工学

ゼブラフィッシュ脳遺伝子発現データベースの作製・公開~哺乳類の脳との類似性を発見~

2024-06-04 理化学研究所,東北大学 理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター システム分子行動学研究チームの梶山 十和子 研究員(研究当時、現 客員研究員、現 東北大学 大学院生命科学研究科 分子行動分野 助教)、吉原 良浩 チ...
医療・健康

過去の位置の知覚は後から決定される~古典的な錯覚が明らかにする視覚的「現実」の作られ方~

2024-06-04 九州大学 芸術工学研究院 伊藤 裕之 主幹教授 ポイント 目に映るものと実際に知覚されるものはしばしば異なり、そこには脳の働きが反映されています。 極めて短期間に3つの光を次々に提示すると、それらの位置を様々に変えても...
生物化学工学

無酸素環境で生きるバクテリアの未知なるサバイバル戦略~他のバクテリアに依存して省エネを貫く新門バクテリアの培養に成功~

2024-06-03 産業技術総合研究所 ポイント 分類階級「門」レベルで新しい地下バクテリアを世界で初めて培養 増殖する他のバクテリアから放出される細胞成分を利用して生命活動を維持 地下圏などの無酸素環境における微生物の生存戦略の解明に貢...
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