2024-06-14

医療・健康

周産期の胆道閉鎖症の肝門部の病態解明!~治療に重要な早期発見や根本的な治療法開発への一歩へ~

2024-06-13 東京大学 発表のポイント 原因不明の難治性胆汁うっ滞疾患である新生児の胆道閉鎖症では、胆嚢の存在と肝障害の因果関係は明らかにされていませんでした。 今回、胆囊壁の異常が総肝管を介して肝内胆管へ波及するという周産期の肝門...
細胞遺伝子工学

最強動物「クマムシ」のゲノム改変を可能に~耐性機構の全容解明に向けて大きな前進~

2024-06-14 東京大学 発表のポイント さまざまな極限環境に耐えることで知られるクマムシ類で初めてゲノム編集個体の作製に成功しました。 親個体の体内にゲノム編集ツールを注入することで、ゲノム中の目的遺伝子を完全に改変した子個体を得る...
医療・健康

日本人の子どもにおける超加工食品の摂取量と食事の質との関連

2024-06-14 東京大学 発表のポイント ◆日本人の子どもを対象とした食事調査のデータをもとに、超加工食品の摂取量と食事の質との関連を調査しました。 ◆超加工食品からのエネルギー(カロリー)摂取量は平均して 1 日の総エネルギー摂取量...
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生物化学工学

タンパク質上の糖鎖合成はゴルジ体のどこで行われる?最新技術で明らかにしたゴルジ体の真の姿~糖鎖合成異常から起こる病気の診断、治療法開発に期待~

2024-06-14 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪府茨木市、理事長:中村祐輔)医薬基盤研究所長・創薬デザイン研究センター生体機能分子制御プロジェクト 片桐豊雅プロジェクトリーダ...
医療・健康

オオクロバエは鳥インフルエンザウイルスを運ぶ~今後の鳥インフルエンザ対策にはハエにも注目~

2024-06-14 九州大学 農学研究院 藤田 龍介 准教授 ポイント 依然として猛威を振るう高病原性鳥インフルエンザ(※1)に対して対策が急務である 冬季に活動するハエが鳥インフルエンザウイルスを媒介することを発見 これまで想定されてい...
生物環境工学

地下深部の極限的な環境に常識外れな古細菌を発見~メタン生成古細菌がメタン生成能を失う適応進化~

2024-06-13 理化学研究所,海洋研究開発機構,東京薬科大学,変動海洋エコシステム高等研究所 理化学研究所(理研)開拓研究本部 鈴木地球・惑星生命科学研究室の鈴木 志野 主任研究員、海洋研究開発機構 超先鋭研究開発部門の石井 俊一 副...
生物工学一般

ふらふらな分子を止めて構造を見るタンパク質の「組木細工」~無細胞タンパク質結晶化による天然変性タンパク質迅速構造決定~

2024-06-14 東京工業大学 要点 従来法では構造決定が困難な天然変性タンパク質の構造決定に成功。 無細胞タンパク質結晶化により、従来より10万分の1のスケールと10分の1の時間で大規模な迅速構造決定に成功。 がんなどのタンパク質―タ...
生物化学工学

茎の節と節間ができるしくみを解明 ~植物科学の未踏の地「茎の発生学」に挑む~

2024-06-14 国立遺伝学研究所 節と節間の繰り返し構造からなる「茎」の発生メカニズムは、植物の主要器官の発生メカニズムの中で唯一研究が進んできませんでした。これは、多くの植物種で節と節間が不明瞭で、形態的特徴に乏しいことが理由として...
生物環境工学

フロリダ州とジョージア州で水銀濃度が上昇したイルカを発見(Research Finds Dolphins With Elevated Mercury Levels in Florida and Georgia)

2024-06-12 米国国立標準技術研究所(NIST) 研究によると、アメリカ南東部のイルカに高い水銀レベルが見られ、特にフロリダ州のセントジョセフ湾とチョクトーハッチー湾で最も高かったことが報告されました。イルカは「センチネル種」として...
医療・健康

人工知能ツールが医療画像の使いやすさを向上させる可能性(Artificial intelligence tool may enhance usability of medical images)

2024-06-12 ワシントン大学セントルイス校 ワシントン大学セントルイス校のバイオメディカルエンジニア、アビナブ・ジャは、医療画像処理に使用されるAIツールは、視覚的な美しさではなく臨床タスクに基づいて評価されるべきだと主張しています...
有機化学・薬学

COVID治療薬の有効性を回復させる(Restoring the efficacy of COVID therapeutics)

2024-06-13 ロスアラモス国立研究所(LANL) ロスアラモス国立研究所の研究者たちは、COVID治療薬エヴシェルドの効果を回復させるための取り組みを行っています。この研究成果はNature誌に発表されました。エヴシェルドは免疫抑制...
医療・健康

ある場所について考えるだけで、脳内のメンタルマップが活性化される(Just thinking about a location activates mental maps in the brain)

2024-06-12 マサチューセッツ工科大学(MIT) MITの新研究によれば、脳は実際の移動や感覚入力がない場合でも、経験の順序を考える際に認知地図を作成・活性化します。研究者は動物実験で、動物がジョイスティックを使って画像の順序を辿る...
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