表皮幹細胞による皮膚再生と加齢変化の仕組みを解明~高齢者の皮膚潰瘍の治療法開発に期待~ 生物化学工学

表皮幹細胞による皮膚再生と加齢変化の仕組みを解明~高齢者の皮膚潰瘍の治療法開発に期待~

加齢による皮膚再生能力低下の原因が、XVII型コラーゲンの分解による表皮幹細胞の運動能低下であることをつきとめました。
最長寿げっ歯類ハダカデバネズミから神経幹細胞の単離と培養に成功~脳の老化やがんを防ぐ方法の開発に貢献~ 細胞遺伝子工学

最長寿げっ歯類ハダカデバネズミから神経幹細胞の単離と培養に成功~脳の老化やがんを防ぐ方法の開発に貢献~

老化しにくい・がんになりにくい最長寿げっ歯類ハダカデバネズミから神経幹細胞を単離・培養することに成功しました。ハダカデバネズミ神経幹細胞は、ハツカネズミ(マウス)の神経幹細胞と比べて、増殖が遅く、DNA損傷への耐性を持つことが分かりました。
大量遺伝情報研究室が株式会社アンプラットと共同で猫ゲノムDB「Cats-I」の共同研究を開始 細胞遺伝子工学

大量遺伝情報研究室が株式会社アンプラットと共同で猫ゲノムDB「Cats-I」の共同研究を開始

猫ゲノムインフォマティクスDB「Cats-I」の開発プロジェクトにおいて共同研究を開始いたしました。
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NIESカルチャーコレクションのシアノバクテリアの網羅的かつ高精度なゲノム解析に成功 細胞遺伝子工学

NIESカルチャーコレクションのシアノバクテリアの網羅的かつ高精度なゲノム解析に成功

NIESが保管する28株のヘテロシスト形成株と3株の非形成株,あわせて31株のシアノバクテリアの高精度なゲノム情報の整備に成功しました。ゲノム解析株はNIESカルチャーコレクション(国立環境研究所 微生物系統保存施設),ゲノム情報は国立遺伝学研究所の参画する国際データベースをそれぞれ通じて全世界に公開されています。
創始者社会性仮説は、動物が新しいニッチに進出する際の長期的な社会変化を説明する 生物環境工学

創始者社会性仮説は、動物が新しいニッチに進出する際の長期的な社会変化を説明する

動物集団から分かれた少数個体が未開拓の生息地に進出することによって社会性に大きな変化がみられ、そのことが社会行動の進化に重要な影響を与えるという仮説を提唱しています。これを「創始者社会性仮説」と呼んでいます。
遺伝性血液疾患の原因タンパク質を制御する新規のユビキチン経路を解明~ファンコニ貧血にかかわる新たな関連因子群の同定~ 医療・健康

遺伝性血液疾患の原因タンパク質を制御する新規のユビキチン経路を解明~ファンコニ貧血にかかわる新たな関連因子群の同定~

ファンコニ貧血の原因遺伝子SLX4が正常に機能するために不可欠のタンパク質RNF168を新たに同定しました。
成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)のゲノム異常の全体像を解明~がん研究における全ゲノム解析の可能性を示す~ 医療・健康

成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)のゲノム異常の全体像を解明~がん研究における全ゲノム解析の可能性を示す~

難治性血液がんである成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)に対して、150例の臨床検体を用いた大規模な全ゲノム解析を実施し、様々なゲノム異常を網羅的に明らかにしました。全ゲノム解析で判明した遺伝子異常に基づいて臨床像や予後の異なる病態を見出し、全ゲノム解析によるATLの新たな分類を提唱しました。
VATER症候群に類似する新規モデルマウスの作製に成功~VATER症候群の病態・発症メカニズムの解明に期待~ 生物化学工学

VATER症候群に類似する新規モデルマウスの作製に成功~VATER症候群の病態・発症メカニズムの解明に期待~

Dyrk2遺伝子を欠損させたマウスを新たに作製して解析を進めたところ、国の指定難病であるVATER症候群と類似した病態を示すことを発見しました。Dyrk2欠損マウスがVATER症候群の病態・発症メカニズムを解明する新規の有用なモデルになり、診断法・治療法の開発に繋がることが期待されます。
新しい成人急性リンパ性白血病の分子分類~成人に好発する予後不良病型と日本人最大病型の発見~ 医療・健康

新しい成人急性リンパ性白血病の分子分類~成人に好発する予後不良病型と日本人最大病型の発見~

日本人のAYA・成人急性リンパ性白血病としては最大規模354症例のゲノム解析を実施し、遺伝子発現データと遺伝子変異データを組み合わせることにより、約85%の症例に詳細な分子分類を行いました。成人に好発する予後不良の2つの新規病型と日本人最大(約20%)の病型を同定することに成功しました。
他者の予想外の行動に反応するニューロンを発見~他者行動をモニタリングする際の情報処理をする脳領野が明らかに~ 生物化学工学

他者の予想外の行動に反応するニューロンを発見~他者行動をモニタリングする際の情報処理をする脳領野が明らかに~

サルの上側頭溝中間部に、他者の行動に反応するニューロンや、他者が予想外の行動をした時に応答するニューロンが多く存在すること、またこれらのニューロンはディスプレイ内の他者よりも目の前にいる他者の行動に、より強く応答することを明らかにしました。
重層社会における群れを超えた休息行動の同期~ドローンを用いた野生ウマ集団の行動分析~ 生物環境工学

重層社会における群れを超えた休息行動の同期~ドローンを用いた野生ウマ集団の行動分析~

野生化したウマで休息行動の同期が群れを超えて起きることを明らかにしました。ウマにおける重層社会における群れ間の行動調整の一端を明らかにしました。
キク属モデル系統の高精度全ゲノム塩基配列を決定~栽培ギク品種育成におけるゲノム情報の活用へ~ 生物化学工学

キク属モデル系統の高精度全ゲノム塩基配列を決定~栽培ギク品種育成におけるゲノム情報の活用へ~

栽培ギク(六倍体)によく似た性質を持つ日本原産の二倍体種・キクタニギクの純系化系統(Gojo-0)の高精度全ゲノム塩基配列を取得することができました。
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