子どもの8人に1人が医療サービスを必要とし、親もストレスを抱えやすい 医療・健康

子どもの8人に1人が医療サービスを必要とし、親もストレスを抱えやすい

約4,000名の10歳児とその親を対象としたコホート調査から、一般的な子どもが必要とする水準以上の保健・医療サービスを必要とする子ども(Children with special health care needs (CSHCN))が日本において約12.5%存在し、そうした子どもをもつ親は不安・抑うつを抱えやすく、ソーシャルサポートによって軽減される可能性を示唆した。
ウサギ始原生殖細胞の成り立ちを解明~ヒト初期胚発生研究のための新たなモデル~ 細胞遺伝子工学

ウサギ始原生殖細胞の成り立ちを解明~ヒト初期胚発生研究のための新たなモデル~

ウサギの初期胚と多能性幹細胞を使って、精子・卵子の元となる始原生殖細胞がどのようにしてできるかを明らかにした。
脳病態における回路の活動異常や病因タンパク質の蓄積が始まる過程の画像化に成功 医療・健康

脳病態における回路の活動異常や病因タンパク質の蓄積が始まる過程の画像化に成功

神経回路の活動異常を正確に捉えることに加え、認知症病因物質蓄積の最初期を、生きている動物の脳において画像化できる革新的な技術を開発した。
ad
HIVは宿主(ヒト)のRNA修飾を悪用して感染・増殖する ~新しい戦略の抗ウイルス薬の開発に期待~ 有機化学・薬学

HIVは宿主(ヒト)のRNA修飾を悪用して感染・増殖する ~新しい戦略の抗ウイルス薬の開発に期待~

ヒト免疫不全ウイルス1型(HIV-1)がヒト細胞で感染/複製する際に、ヒトのトランスファーRNA(tRNA)の修飾を利用する2つの仕組みを解明した。1つ目は、HIV-1のゲノム複製時の役割としてヒトのリジンtRNAの58塩基目と54塩基目のメチル化修飾が、HIV-1ゲノム複製に必要な逆転写の適切な位置での停止に重要であること。2つ目は、HIV-1たんぱく質とウイルス粒子の合成においても、tRNA 58塩基目のメチル化機構が重要であることを発見した。
サバクトビバッタの特異な繁殖行動を解明~農薬使用量の減少に繋がる効率的な防除が可能に~ 生物環境工学

サバクトビバッタの特異な繁殖行動を解明~農薬使用量の減少に繋がる効率的な防除が可能に~

サバクトビバッタ成虫の交尾と産卵行動を明らかにした。
ダイキン工業、日本ペイントと呼吸器感染症の感染リスク低減対策のための教育現場向け参考ガイドを共同で策定 医療・健康

ダイキン工業、日本ペイントと呼吸器感染症の感染リスク低減対策のための教育現場向け参考ガイドを共同で策定

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの呼吸器感染症の感染リスク低減対策に対応する室内環境の整備方法に関して、学校などの教育施設の管理責任者向けの参考資料として、工学的実証に基づく具体的な対策案をまとめた参考ガイドを策定した。
将来発生するSARS類縁ウイルスに有効なワクチンへ 有機化学・薬学

将来発生するSARS類縁ウイルスに有効なワクチンへ

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のタンパク質を改変し、免疫することにより、新型コロナウイルスのみではなく、SARS類縁ウイルスである、SARS-CoVやWIV1-CoVウイルス感染に対しても有効なワクチンとして働くことを明らかにした。
新型コロナウイルス変異株やSARSウイルスに有効な新規抗体の作出に成功、新規抗体医薬品の開発に期待 有機化学・薬学

新型コロナウイルス変異株やSARSウイルスに有効な新規抗体の作出に成功、新規抗体医薬品の開発に期待

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株やSARSコロナウイルスなどのコロナウイルスに広く有効な新しいヒト抗体を単離し、構造決定及び病理評価を行うことに成功し、その高い中和活性と交差反応性のメカニズムを解明した。
AIによる重症薬疹の早期画像診断 医療・健康

AIによる重症薬疹の早期画像診断

ディープニューラルネットワークを応用したAIによるスティーブンス・ジョンソン症候群/中毒性表皮壊死症の早期画像診断法を開発した。本検査法によって皮膚病変部のデジタル写真から致死率の高い重症薬疹を早期に診断できるようになる可能性がある。
富士通、東大病院と心電図から心臓の動きの異常を推定するAIの臨床研究を開始 医療・健康

富士通、東大病院と心電図から心臓の動きの異常を推定するAIの臨床研究を開始

心電図のデータから心臓の動きの異常を推定するAIについて、その有効性を検証するための臨床研究を東大病院において開始予定。
ショウジョウバエ系統の凍結保存法を開発 細胞遺伝子工学

ショウジョウバエ系統の凍結保存法を開発

卵や精子の元となる始原生殖細胞を、保存したい系統の卵(胚)から、ガラス針を用いて集め、液体窒素中で凍結保存する方法を開発し、ショウジョウバエ系統を凍結保存することに世界で初めて成功した。
小さな海馬CA2領域が記憶の固定に果たす大きな役割~記憶情報の精度を調節する~ 生物化学工学

小さな海馬CA2領域が記憶の固定に果たす大きな役割~記憶情報の精度を調節する~

マウスを用いて、記憶の保存や想起に関わるとされる海馬の神経活動の「再生(リプレイ)」の精度に、海馬CA2領域の活動が重要な役割を果たすことを発見した。
ad
タイトルとURLをコピーしました