九州大学

医療・健康

数理モデルによる臨床試験シミュレーターを開発 ~感染症に対する標準治療法の早期確立に貢献~

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の“臨床試験シミュレーター”を新たに開発した。
細胞遺伝子工学

非典型的開始コドンからの翻訳開始機構を解明~がん等の治療法開発に期待~

タンパク質の翻訳開始点を正確に同定する新規手法『TISCA法』を開発し、通常のAUG開始コドンとは異なるAUG類似開始コドンからの翻訳開始機構の一部を解明した。
生物化学工学

発達期に特定の樹状突起が選択的に強化される仕組みを解明

匂いの情報処理を司る嗅球の神経細胞、僧帽細胞をモデルとして、発達期に特定の樹状突起が選択的に強化される分子機構を解明した。
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医療・健康

レット症候群原因因子による神経幹細胞の分化制御メカニズムを明らかに

神経発達障害レット症候群の原因因子であるmethyl-CpG binding protein 2(MeCP2)がマイクロRNA(miRNA)を介して神経幹細胞の分化を制御していることを発見し、そのメカニズムを明らかにした。
医療・健康

筋肉に胎児期の位置記憶が存在することを発見~筋疾患の病態メカニズムと再生医療開発に新たな視座~

全身に隈なく分布する成体の骨格筋(筋肉)およびその再生を担う筋幹細胞は、身体位置固有の情報(位置記憶)を保持していることを発見した。
有機化学・薬学

アトピー性皮膚炎の発症に関わる痒み物質の産生を抑制する化合物を開発

アトピー性皮膚炎の主要な痒み惹起物質であるIL-31の産生を抑制する低分子化合物を開発した。
医療・健康

三次元ビデオ中の細胞集団を自動的に追跡する世界初の人工知能技術

さまざまな先端的顕微鏡によって三次元ビデオとして撮影された100~1000個ほどの細胞を自動的に追跡して細胞活動の解析を可能にする初めての人工知能ソフト「3DeeCellTracker(スリーディー・セル・トラッカー)」を開発した。
医療・健康

ウイルス排出量のピークが早い 新型コロナウイルスの治療が困難な理由を解明

COVID-19ではMERSやSARSと比較して、早期にウイルス排出量がピークに達することを明らかにした。開発したコンピューターシミュレーションによる網羅的な分析から、ピーク後に治療を開始した場合、ウイルス排出量を減少させる効果は極めて限定的であることを見いだした。
医療・健康

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の細胞内侵入を防ぐ既存薬を同定

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のACE2受容体の内在化(=ウイルス侵入)を阻害する候補薬として既承認薬クロミプラミン(抗うつ薬)を同定した。SARS-CoV-2を用いた感染実験において、ウイルスの増殖を抑制できるだけでなく、ヒトiPS細胞由来心筋細胞の機能障害も抑制することが明らかとなった。レムデシビルとの併用によるウイルス感染の阻害増強効果も実証された。
生物化学工学

腸内細菌のD-アミノ酸が粘膜免疫を制御する仕組みを解明

2021-03-04 慶應義塾大学医学部,実験動物中央研究所,日本医療研究開発機構 慶應義塾大学医学部薬理学教室の鈴木将貴特任助教、笹部潤平専任講師、安井正人教授らの研究グループは、同内科学(消化器)教室の金井隆典教授、米国ハーバード大学メ...
細胞遺伝子工学

リンゴの品種改良に貢献した起源品種の遺伝領域

起源品種のハプロタイプの遺伝を自動的に追跡する方法の開発 2021-03-01 東京大学 発表者 南川   舞 (東京大学 大学院農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻 特任研究員:当時/ 現 日本学術振興会 特別研究員) 國久 美由紀 ...
医療・健康

全身性エリテマトーデスの発症に関わる遺伝子座を同定~世界最大のアジア人研究コホートで解明進む~

2021-02-01 理化学研究所,福岡大学,九州大学 理化学研究所(理研)生命医科学研究センター骨関節疾患研究チームの末次弘征大学院生リサーチ・アソシエイト(九州大学大学院医学系学府医学専攻博士課程)、池川志郎チームリーダー、ゲノム解析応...
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