北海道大学

薬剤を2,000倍濃縮して閉じ込める!~新しい薬剤キャリア(無機ナノ粒子カプセル化技術)を開発~ 有機化学・薬学

薬剤を2,000倍濃縮して閉じ込める!~新しい薬剤キャリア(無機ナノ粒子カプセル化技術)を開発~

2025-05-21 北海道大学,東北大学,理化学研究所北海道大学電子科学研究所の三友秀之准教授らの研究チームは、無機ナノ粒子を用いた新しい中空ナノカプセル構造体の作製技術を開発しました。この技術では、液-液相分離を利用してナノ粒子を界面に...
イヌのがんに抗CTLA-4抗体治療が有効であることを初めて報告~イヌのがんへの免疫療法の適用拡大に期待~ 医療・健康

イヌのがんに抗CTLA-4抗体治療が有効であることを初めて報告~イヌのがんへの免疫療法の適用拡大に期待~

2025-05-20 北海道大学,大阪公立大学,東北大学,,扶桑薬品工業株式会社,株式会社ノースベッツ北海道大学を中心とする研究グループは、イヌのがん治療において、免疫チェックポイント分子CTLA-4を標的とした抗体薬を開発し、その有効性を...
アゴハゼ稚魚は他個体の行動から摂餌課題を学ぶ~世界で2例目の単居性魚類稚魚における社会情報利用~ 生物工学一般

アゴハゼ稚魚は他個体の行動から摂餌課題を学ぶ~世界で2例目の単居性魚類稚魚における社会情報利用~

2025-05-16 北海道大学北海道大学の研究チームは、単独で生活する魚アゴハゼの稚魚が、他の個体の行動を観察することで新しい餌や餌場を学習できることを明らかにした。訓練済みの個体と未経験の稚魚を同じ水槽に入れた実験で、未経験の稚魚がフレ...
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コケ植物が環境に応じて隣同士の細胞間コミュニケーションを制御する新たな仕組みを発見~環境悪化にともない、ストレスホルモン、アブシジン酸が細胞壁にあく多数の小さな孔の形成を抑制~ 生物工学一般

コケ植物が環境に応じて隣同士の細胞間コミュニケーションを制御する新たな仕組みを発見~環境悪化にともない、ストレスホルモン、アブシジン酸が細胞壁にあく多数の小さな孔の形成を抑制~

2025-05-13 北海道大学,東京農業大学,埼玉大学北海道大学理学研究院の研究チームは、コケ植物が環境ストレスに応じて細胞間の情報伝達を調節する新たな仕組みを発見しました。植物ホルモン「アブシジン酸(ABA)」が、細胞壁にある微細な孔「...
⽇本初、翼⻯類の新属新種命名 生物工学一般

⽇本初、翼⻯類の新属新種命名

2025-05-13 御船町恐⻯博物館,熊本⼤学,北海道⼤学北海道大学などの国際共同研究チームは、熊本県御船町の御船層群(後期白亜紀)から発見された翼竜の頸椎骨化石が新属新種であると判明し、「ニッポノプテルス・ミフネンシス」と命名した。これ...
イワナのあくびの長さは地域でちがう~動物のあくびの地域集団間変異を世界で初めて実証~ 生物工学一般

イワナのあくびの長さは地域でちがう~動物のあくびの地域集団間変異を世界で初めて実証~

2025-05-12 北海道大学北海道大学の研究チームは、イワナの稚魚におけるあくびの持続時間が生息地ごとに異なることを発見しました。これは脊椎動物におけるあくびの地域集団間変異を実証した世界初の研究です。この成果は、あくびの生理的機能や進...
カニクイザル神経障害性疼痛モデルの評価法を構築~コレステロール代謝の変化が病態に関与する可能性を解明~ 医療・健康

カニクイザル神経障害性疼痛モデルの評価法を構築~コレステロール代謝の変化が病態に関与する可能性を解明~

2025-05-07 北海道大学,旭化成ファーマ株式会社北海道大学大学院歯学研究院の飯村忠浩教授らと旭化成ファーマ株式会社の共同研究グループは、カニクイザルを用いた神経障害性疼痛モデルの評価法を構築しました。このモデルでは、行動解析と脳波解...
AIによる関節X線画像の複雑な骨層分離に成功~BLS-GAN技術により、骨の重なりを克服して関節病変の精密な評価が可能に~ 医療・健康

AIによる関節X線画像の複雑な骨層分離に成功~BLS-GAN技術により、骨の重なりを克服して関節病変の精密な評価が可能に~

2025-05-07 北海道大学北海道大学量子集積エレクトロニクス研究センターの池辺将之教授らの研究チームは、関節X線画像における骨の重なりを解消する新たなAI技術「BLS-GAN(Bone Layer Separation GAN)」を開...
腎疾患における好中球の関与を詳細解説~好中球細胞外トラップを中心に~ 医療・健康

腎疾患における好中球の関与を詳細解説~好中球細胞外トラップを中心に~

2025-05-01 北海道大学北海道大学大学院保健科学研究院の石津明洋教授らの研究グループは、腎疾患における好中球および好中球細胞外トラップ(NETs)の役割に関する総説を発表しました。​好中球は、感染などの刺激により活性化されると、NE...
T細胞内の分子を標的とした新たなペプチド阻害剤を開発~自己免疫疾患の新たな治療薬開発への応用に期待~ 有機化学・薬学

T細胞内の分子を標的とした新たなペプチド阻害剤を開発~自己免疫疾患の新たな治療薬開発への応用に期待~

2025-05-01 北海道大学,北海道科学大学北海道大学大学院薬学研究院の研究チーム(特任教授 松田 正、研究員 佐々木悠斗)と北海道科学大学の柏倉淳一教授らは、T細胞内のアダプター分子「STAP-1」とリン酸化酵素「LCK」の結合を阻害...
カルシウムストアには”区画”があった~記憶や学習を支える空間的カルシウム制御の仕組みに迫る~ 医療・健康

カルシウムストアには”区画”があった~記憶や学習を支える空間的カルシウム制御の仕組みに迫る~

2025-04-24 北海道大学​北海道大学大学院医学研究院の研究チーム(山崎美和子准教授ら)は、小脳プルキンエ細胞内の小胞体カルシウムストアが機能的に区画化されていることを発見しました。​カルシウムセンサータンパク質STIM1が、樹状突起...
コロナウイルス感染を抑える香辛料由来天然化合物を発見~変異株にも有効な抗ウイルス薬の開発に期待~ 有機化学・薬学

コロナウイルス感染を抑える香辛料由来天然化合物を発見~変異株にも有効な抗ウイルス薬の開発に期待~

2025-04-21 北海道大学北海道大学を中心とする研究チームは、香辛料ナツメグなどに含まれる天然化合物「マラバリコーンC」が、SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)の感染を抑制することを発見した。特にこの化合物は、アルファ、ガンマ、...
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