北海道大学

離乳期のαディフェンシンがビフィズス菌の定着を促す~乳幼児の腸内環境と将来の健康をつなぐ自然免疫の働きを初めて解明~ 医療・健康

離乳期のαディフェンシンがビフィズス菌の定着を促す~乳幼児の腸内環境と将来の健康をつなぐ自然免疫の働きを初めて解明~

2025-07-24 北海道大学,森永乳業株式会社,岩見沢市北海道大学と森永乳業の研究チームは、離乳期に分泌される自然免疫ペプチド「αディフェンシン(HD5)」が、乳幼児の腸内でビフィズス菌の定着を促すことを明らかにしました。岩見沢市の子ど...
皮膚エリテマトーデスの病態に「細胞老化」が関与~老化細胞が免疫細胞の攻撃性を高めるメカニズムを解明~ 医療・健康

皮膚エリテマトーデスの病態に「細胞老化」が関与~老化細胞が免疫細胞の攻撃性を高めるメカニズムを解明~

2025-07-24 北海道大学,札幌医科大学,東京大学医科学研究所北海道大学などの研究チームは、皮膚エリテマトーデス(CLE)の病態において、表皮細胞の「細胞老化」が重要な役割を果たすことを明らかにしました。患者の皮膚を単一細胞解析した結...
鱗食魚には利き眼がある -生存に有利- ~動物の利きメカニズムに迫る~ 細胞遺伝子工学

鱗食魚には利き眼がある -生存に有利- ~動物の利きメカニズムに迫る~

2025-07-23 北海道大学北海道大学などの研究チームは、アフリカ・タンガニイカ湖に生息する鱗食魚Perissodus microlepisに利き眼が存在することを発見しました。捕食時に口の開く側の眼(開口側)でのみ獲物を捉え、右利きは...
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海洋細菌由来希少カロテノイドが抗酸化作用や抗炎症効果を示すことを発見~C30カロテノイドの機能性食品素材などの応用に向けた研究進展に期待~ 有機化学・薬学

海洋細菌由来希少カロテノイドが抗酸化作用や抗炎症効果を示すことを発見~C30カロテノイドの機能性食品素材などの応用に向けた研究進展に期待~

2025-07-23 北海道大学北海道大学水産科学研究院の高谷直己助教らは、沖縄・瀬長島産海藻由来の海洋細菌 Exiguobacterium sp. oki7株から、希少なC30カロテノイド配糖体エステルを同定し、抗酸化および抗炎症活性を発...
アルギン酸ナトリウムを主成分とする国内初軟骨修復材の開発に成功~関節軟骨損傷に対する新たな治療法を実現~ (産学共同実用化開発事業(NexTEP)の成果) 医療・健康

アルギン酸ナトリウムを主成分とする国内初軟骨修復材の開発に成功~関節軟骨損傷に対する新たな治療法を実現~ (産学共同実用化開発事業(NexTEP)の成果)

2025-07-23 産学共同実用化開発事業(NexTEP)北海道大学と持田製薬が共同で、高純度アルギン酸ナトリウムを主成分とするゲル化型軟骨修復材「dMD-001」を開発。塩化カルシウムと接触することで即座にゲル化し、骨髄刺激法に併用する...
食習慣で鱗食魚の顎が左右非対称になることを実証~右利き・左利きの形成メカニズムの解明に期待~ 生物環境工学

食習慣で鱗食魚の顎が左右非対称になることを実証~右利き・左利きの形成メカニズムの解明に期待~

2025-07-07 北海道大学,福井県立大学アフリカ・タンガニイカ湖に生息する鱗食魚「Perissodus microlepis」の下顎の左右非対称性が、摂食経験によって顕著化することを実証。研究チームは、鱗を食べる経験を与えた個体と人工...
洞窟に暮らす「目がないゴミムシ」から探る遺伝子の退化~洞窟進出の起源が異なる2種でも、同じ遺伝子が消失している~ 生物環境工学

洞窟に暮らす「目がないゴミムシ」から探る遺伝子の退化~洞窟進出の起源が異なる2種でも、同じ遺伝子が消失している~

2025-07-07 北海道大学北海道大学と近畿大学の研究グループは、日本の洞窟に生息する2種のチビゴミムシと近縁の地表性種のゲノムを比較し、視覚関連遺伝子24個のうち9個が両種で共通して消失していることを発見しました。これら2種は進化的に...
計算化学を駆使してケトンの新規光触媒機能を発見〜カルボン酸の新たな分子変換技術が医薬品探索研究を推進〜 有機化学・薬学

計算化学を駆使してケトンの新規光触媒機能を発見〜カルボン酸の新たな分子変換技術が医薬品探索研究を推進〜

2025-07-07 静岡県立大学,北海道大学静岡県立大学と北海道大学連携グループは、ケトン(キサントン)が光照射下で安価かつ金属不要にカルボキシラジカルを生成する新しい光触媒機能を、計算化学と実験で発見しました。これにより、脂肪族カルボン...
認知症高齢者の睡眠覚醒パターンと概日リズムの特徴を解析~認知症高齢者の睡眠改善を目的とした生活リズム・環境整備にむけたデータを提供~ 医療・健康

認知症高齢者の睡眠覚醒パターンと概日リズムの特徴を解析~認知症高齢者の睡眠改善を目的とした生活リズム・環境整備にむけたデータを提供~

2025-07-04 北海道大学,株式会社フロンティア北海道大学とフロンティアの研究チームは、認知症高齢者70名の睡眠データを分析し、睡眠覚醒リズムを3タイプに分類:(1) 夜間に集中する型、(2) 夜間+日中の仮眠型、(3) 不規則型。仮...
GGCX膜トポロジー反転による細胞質タンパク質カルボキシル修飾の発見~ビタミンKが抗ウイルス防御に働く新たな仕組みを同定~ 医療・健康

GGCX膜トポロジー反転による細胞質タンパク質カルボキシル修飾の発見~ビタミンKが抗ウイルス防御に働く新たな仕組みを同定~

2025-07-04 北海道大学,東京大学,科学技術振興機構北海道大学・東京大学・理化学研究所の研究チームは、ビタミンK依存酵素GGCXが膜トポロジーを反転させることで、細胞質において抗ウイルスタンパク質MAVSにカルボキシル化修飾を施す新...
むかわ町初の新生代鳥類化石の発見~絶滅鳥類プロトプテルム科化石の報告~ 生物工学一般

むかわ町初の新生代鳥類化石の発見~絶滅鳥類プロトプテルム科化石の報告~

2025-06-25 北海道大学北海道むかわ町穂別地区で、絶滅鳥類プロトプテルム科の化石が発見され、町初の新生代鳥類化石として確認されました。これは北海道で2例目の記録で、推定体長1mの個体の骨の特徴から、現生鳥類と同様の構造を持ち、ペンギ...
海藻に咲くアサガオクラゲに寄生する生物の多様性~付着性クラゲの一種「アサガオクラゲ」から新たに2種の吸虫類の幼虫を報告~ 生物環境工学

海藻に咲くアサガオクラゲに寄生する生物の多様性~付着性クラゲの一種「アサガオクラゲ」から新たに2種の吸虫類の幼虫を報告~

2025-06-24 北海道大学北海道大学の研究グループが、海藻に付着して生きるクラゲ「アサガオクラゲ」の体内から、2種の吸虫類幼虫を発見しました。DNA解析の結果、両種は魚類に寄生するLepocreadiidae科に属し、うち1種はサバ類...
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