基礎生物学研究所

ズワイガニの最終脱皮前後で生じる生理学的な変化の一端を明らかに 生物化学工学

ズワイガニの最終脱皮前後で生じる生理学的な変化の一端を明らかに

2023-05-12 金沢大学,水産研究・教育機構,基礎生物学研究所,東京理科大学,高知大学,神奈川大学 金沢大学環日本海域環境研究センター臨海実験施設の豊田賢治特任助教,水産研究・教育機構の山本岳男主任研究員と馬久地みゆき主任研究員,基礎...
細胞の境界の湾曲構造に隠れた原理を発見 生物工学一般

細胞の境界の湾曲構造に隠れた原理を発見

2023-04-22 生理学研究所 ポイント ①典型的な上皮細胞であるMDCK細胞の境界の湾曲構造のパワースペクトルを両対数プロットすると直線状になる、スケーリングと呼ばれる性質があることを見出した。 ②本研究の発展により、生物学と物理学、...
植物の根の成長方向をかく乱させる物質の開発に成功 〜雑草を枯らさない「抑草剤」の開発に期待〜 有機化学・薬学

植物の根の成長方向をかく乱させる物質の開発に成功 〜雑草を枯らさない「抑草剤」の開発に期待〜

2023-04-12 九州大学,基礎生物学研究所 ポイント ① 雑草を枯らさず成長を抑制する毒性のない抑草剤の開発は環境保全の観点からも重要である。しかし従来の抑草剤は枯死を伴う除草剤の作用を減弱したものがほとんどである。 ② 植物の根に対...
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祖先型光化学系I超複合体の構造 〜緑藻型と陸上植物型の特徴を兼ね備え、さらに… 生物化学工学

祖先型光化学系I超複合体の構造 〜緑藻型と陸上植物型の特徴を兼ね備え、さらに…

2023-04-13 基礎生物学研究所 太陽光は全ての生命にとって重要なエネルギー源です。光合成生物は光合成によって太陽光エネルギーを獲得するために、周囲の環境に合わせて“光のアンテナ”を調節し効果的に光を集めています。 今回、基礎生物学研...
プリオン様ドメインがストレス下でもマウスの不快記憶形成を可能にすることを発見 医療・健康

プリオン様ドメインがストレス下でもマウスの不快記憶形成を可能にすることを発見

2023-03-30 基礎生物学研究所,生命創成探究センター,理化学研究所,富山大学 ストレスの多い状況下でも不快な経験を記憶する能力は、ストレスフルな環境で生きる動物にとって危険回避などの生存戦略に重要だと考えられます。基礎生物学研究所/...
アンドロゲン受容体の重複進化による、”かたちと繁殖行動”の多様化 〜魚類のオスの装飾的なかたちや求愛行動を爆発的に進化させた起爆剤を解明〜 細胞遺伝子工学

アンドロゲン受容体の重複進化による、”かたちと繁殖行動”の多様化 〜魚類のオスの装飾的なかたちや求愛行動を爆発的に進化させた起爆剤を解明〜

2023-03-27 九州大学,京都大学,基礎生物学研究所,福井県立大学,岡山大学,広島大学,東京理科大学,横浜市立大学 ポイント ① 男性ホルモン(アンドロゲン)による求愛行動や装飾的な見た目の性差は多彩な繁殖戦略を可能にし、生物の多様化...
魚の微細な姿勢制御メカニズムとその神経回路が明らかに 生物工学一般

魚の微細な姿勢制御メカニズムとその神経回路が明らかに

2023-03-10 基礎生物学研究所,生命創成探究センター 多くの動物にとって姿勢制御は生存に重要です。姿勢が崩れると、元の姿勢に戻すような運動が引き起こされます。わずかに姿勢が乱れた際に、陸上生物では足や胴体の筋肉の収縮をわずかに変化さ...
赤色光に応答する光遺伝学ツールを用いて線虫の行動を制御することに成功 生物化学工学

赤色光に応答する光遺伝学ツールを用いて線虫の行動を制御することに成功

2023-03-09 基礎生物学研究所,生命創成探究センター,名古屋市立大学 光に応答するタンパク質を用いて細胞や個体をコントロールする光遺伝学と呼ばれる手法は、近年、生物学の多様な分野で広く用いられるようになってきました。ヒトと共通する部...
スギ全染色体の塩基配列解読に成功~無花粉品種の効率開発や気候変動影響の高精度予測可能に~ 細胞遺伝子工学

スギ全染色体の塩基配列解読に成功~無花粉品種の効率開発や気候変動影響の高精度予測可能に~

2023-03-01 森林総合研究所,基礎生物学研究所 ポイント ・スギの全染色体をカバーする参照ゲノム配列を染色体の端から端まで正確に構築 ・無花粉など有用な品種の開発・育成が加速 ・気候変動の針葉樹への影響を正確に予測可能 概要 国立研...
南極の藻類が赤外線で光合成する仕組みを解明 地球外生命の新たな鍵? 生物化学工学

南極の藻類が赤外線で光合成する仕組みを解明 地球外生命の新たな鍵?

2023-02-16 アストロバイオロジーセンター,高エネルギー加速研究機構,東北大学,基礎生物学研究所,兵庫県立大学,国立極地研究所,中央大学 発表のポイント 植物や藻類は一般的に、太陽光にふくまれる光の中でも可視光しか光合成に利用するこ...
細胞の変形・運動に複数のタンパク質が協調して関わる仕組みを数式で解明 細胞遺伝子工学

細胞の変形・運動に複数のタンパク質が協調して関わる仕組みを数式で解明

複数の分子活性の経時変化を同時測定データとして統合化するデータ解析手法を開発~がんや免疫、神経疾患など医学生物学研究への応用が期待~ 2023-02-10 奈良先端科学技術大学院大学,藤田医科大学,東京理科大学,生命創成探究センター,基礎生...
ホンシメジのゲノム解読により樹木との共生初期のゲノムの特性が明らかに 細胞遺伝子工学

ホンシメジのゲノム解読により樹木との共生初期のゲノムの特性が明らかに

2023-02-07 基礎生物学研究所,信州大学,かずさDNA研究所,金沢大学 食用キノコとして知られるホンシメジは、森林の樹木と共生して生活する「外生菌根菌」です。外生菌根菌は担子菌や子嚢菌などのさまざまな菌類のグループで見られ、木材や土...
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