大阪大学

光電変換色素NK-5962の神経保護効果を発見! 医療・健康

光電変換色素NK-5962の神経保護効果を発見!

岡山市の株式会社林原(NAGASEグループ)が製造する光電変換色素NK-5962は光電変換色素を結合したポリエチレン薄膜の人工網膜(光電変換色素薄膜型人工網膜OURePTM)の部材です。NK-5962の薬物体内動態を調べ、NK-5962の静脈注射によって効果を発揮する十分量の眼球内濃度が得られることが分かった。
合成アルカリゲネス菌リピドAの優れたアジュバント活性を証明 有機化学・薬学

合成アルカリゲネス菌リピドAの優れたアジュバント活性を証明

ヒトやマウスの腸管関連リンパ組織の内部に共生し、免疫活性化を行うアルカリゲネス菌の菌体成分であるリピドAの化学合成法を確立し、アジュバントとして用いた際の免疫系に対する作用を調べた。注射型ワクチンとしてだけでなく粘膜免疫の誘導が可能な経鼻型ワクチンにおいても、炎症などの副反応をほとんど起こさずにワクチン抗原に対する免疫応答を高めることができる効果が示されました。
腎臓の細胞増殖を促進して機能を高めるD-アミノ酸(D-セリン)の新しい機能を発見 有機化学・薬学

腎臓の細胞増殖を促進して機能を高めるD-アミノ酸(D-セリン)の新しい機能を発見

生体中に微量に存在し、加齢とともに変動するD-アミノ酸のひとつであるD-セリンに、腎臓の細胞増殖を促進して機能維持する作用があることを発見した。
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細胞外小胞の新しい捕捉方法を開発~ナノワイヤによって捕捉する細胞外小胞を、がん診断の新しい指標へ~ 有機化学・薬学

細胞外小胞の新しい捕捉方法を開発~ナノワイヤによって捕捉する細胞外小胞を、がん診断の新しい指標へ~

細胞外小胞(EV)の新しい捕捉方法を開発し、当該方法で捕捉するEVのmiRNA(マイクロRNA)や膜たんぱく質の発現量が、がん診断の新しい指標として利用可能であることを発見した。
腎臓の細胞増殖を促進して機能を高めるD-アミノ酸(D-セリン)の新しい機能を発見 医療・健康

腎臓の細胞増殖を促進して機能を高めるD-アミノ酸(D-セリン)の新しい機能を発見

生体中に微量に存在し、加齢とともに変動するD-アミノ酸のひとつであるD-セリンに、腎臓の細胞増殖を促進して機能維持する作用があることを発見した。
腸管と乳腺はつながっている! ~腸内微生物が母乳中の抗体産生を促す~ 医療・健康

腸管と乳腺はつながっている! ~腸内微生物が母乳中の抗体産生を促す~

母乳中の抗体(免疫グロブリン)が作られるメカニズムを明らかにした。母乳中の抗体は、形質細胞(リンパ球の一つであるB細胞より分化した細胞)から分泌され、母子移行されるタンパク質の一つです。母乳中の抗体産生に関わる形質細胞の大半は、乳腺から遠く離れた腸管に由来していることを明らかにした。
イソギンチャクの体の構造に”相称性の二刀流”を発見 生物工学一般

イソギンチャクの体の構造に”相称性の二刀流”を発見

「タテジマイソギンチャク」に左右相称の個体と放射相称の個体が混在することを発見し、両者の体づくりを共通の仕組みで説明する数理モデルを提案した。
精子DNAを捨てないで~受精卵における精子染色体の放出防止機構を発見~ 生物化学工学

精子DNAを捨てないで~受精卵における精子染色体の放出防止機構を発見~

マウスを用いて、受精卵には精子染色体の細胞内局在を制御し、余分な卵子染色体とともに極体へ放出されるのを防止する機構が存在することを明らかにした。
全身性エリテマトーデス患者の腸内微生物叢の全体像が明らかに 医療・健康

全身性エリテマトーデス患者の腸内微生物叢の全体像が明らかに

腸内微生物叢由来のゲノム(メタゲノム)に対して次世代シーケンサーによるショットガンシーケンスを行い、微生物情報と全身性エリテマトーデスとの関連を網羅的に探索・同定した。
世界最大の新型コロナウイルス感染症のゲノムワイド関連解析にアジア最大のグループとして貢献 医療・健康

世界最大の新型コロナウイルス感染症のゲノムワイド関連解析にアジア最大のグループとして貢献

コロナ制圧タスクフォースの活動は、国際共同研究グループと共に研究を進めています。世界で最大の新型コロナウイルス感染のホストゲノム研究であるCOVID-19 Host Genetics Initiative に、アジアで最大の研究グループとして参加し、COVID-19の重症化に関わる13箇所の遺伝子多型(バリアント)の発見に貢献した。
精子形成を維持するメカニズムの一端を解明~オートファジーを介した制御機構が明らかに~ 生物化学工学

精子形成を維持するメカニズムの一端を解明~オートファジーを介した制御機構が明らかに~

精巣内のセルトリ細胞と呼ばれる特殊な細胞は将来、精子になる細胞の発達を助ける。セルトリ細胞でオートファジー活性を高くしたマウスでは、精子形成が低下すること、さらに、セルトリ細胞の必須タンパクであるGATA4がオートファジーによって分解されてしまうことを発見した。
ポリジメチルシロキサン製マイクロ流体デバイスを用いた肝臓チップの創薬応用 細胞遺伝子工学

ポリジメチルシロキサン製マイクロ流体デバイスを用いた肝臓チップの創薬応用

ポリジメチルシロキサン製マイクロ流体デバイスに対する薬物収着が、薬物のS+logD値と相関することを見出した。ポリジメチルシロキサン製マイクロ流体デバイスで培養した肝細胞が、ポリスチレン製プレートで培養したヒト肝細胞と同程度の機能を有していることを確認した。
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