大阪大学

医療・健康

抗トキソプラズマ免疫と抗ガン免疫の両方に重要な制御分子を発見

PLCβ4はキラーT細胞特異的にT細胞受容体シグナルを制御する 2021-06-02 大阪大学,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント トキソプラズマ感染時の免疫応答にシグナル伝達分子PLCβ4(ピー エル シー ベータ 4)(※1)が重...
有機化学・薬学

生体分子の動きを効率的に捉えるシミュレーション技術を開発

病気の原因タンパク質と医薬品の結合過程を、汎用コンピュータでも高速にシミュレーションできる新たな計算技術の開発に成功した。
細胞遺伝子工学

数ヶ月を2週間に!迅速・簡便な新型コロナウイルス人工合成技術を開発

PCR法を活用した感染性ウイルスの作出技術「CPER法」を用いて、新型コロナウイルスの人工合成に成功。これまでのコロナウイルスの人工合成は、複雑な遺伝子操作技術と作製に数ヶ月間を要するという問題があったが、本方法ではわずか2週間で新型コロナウイルスを作製可能。
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医療・健康

持続感染するウイルスが免疫を回避する新たなメカニズムを解明!

C型肝炎ウイルス(HCV)がウイルス増殖に利用する因子のシグナルペプチドペプチダーゼ(SPP)に、免疫関連タンパク質のMHCクラスI分子を成熟させる機能があることを発見した。
医療・健康

新型コロナウイルスの感染を増強する抗体を発見~COVID-19の重症化に関与する可能性~

新型コロナウイルスに感染すると、感染を防ぐ中和抗体ばかりでなく、感染を増強させる抗体(感染増強抗体)が産生されることを発見した。
生物化学工学

植物が地上に繁栄できた鍵~側根を作る幹細胞性を支配するタンパク質を発見~

根の枝である側根を作ることができるのは内鞘細胞と呼ばれる細胞である。シロイヌナズナの内鞘細胞が持つ側根形成能力を支配しているのは、二つのタンパク質からできているPFA/PFB転写因子複合体であることを発見した。
有機化学・薬学

核酸アプタマーを用いた軟骨無形成症治療薬の開発

軟骨無形成症(ACH)のモデルマウスを用いた薬理試験において、抗FGF2アプタマー(RBM-007)が低身長改善効果を示すことを発見し、その作用機序を明らかにした。
生物化学工学

赤外光駆動型光合成をクライオ電顕で捉える~低いエネルギーで通常の光化学反応が駆動される仕組み~

クライオ電子顕微鏡を用いて、近赤外光を吸収するクロロフィルdを主色素として光合成を行うアカリオクロリス・マリナ(Acaryochloris marina)の光化学系Ⅰ複合体の構造を明らかにすることに成功した。
医療・健康

都市部地域住民における咀嚼機能と循環器病発症との関連について

吹田研究参加者である50~79歳の都市部一般住民のうち、歯科検診を受診した1,547名(男性652名、女性895名)を対象に、循環器病の新規発症を追跡した。最大咬合力が低い対象者は高い対象者にくらべ、循環器病の新規発症が多いことが明らかとなった。
細胞遺伝子工学

タンパク質の抗体ラベリング技術を改良し、構造解析をアシスト

タンパク質に外来の抗原配列を移植して抗体を結合させる技術を開発した。これまで直接結合する抗体がなかったタンパク質に抗体を結合させることが可能になり、X線結晶解析や電子顕微鏡単粒子解析で立体構造情報が明らかになる可能性がある。
有機化学・薬学

副甲状腺ホルモンが骨量を増加するメカニズムを解明! ~SLPIという骨形成と骨吸収のバランサーの発見~

副甲状腺ホルモン(PTH)による骨量増加のメカニズムを明らかにした。
医療・健康

肝硬変に対するエクソソームを用いた新たな治療法の可能性~肝硬変への新たな再生医療を目指して~

肝硬変に対し、間葉系幹細胞から産生され非常に小さく安定な細胞外小胞・エクソソームがマクロファージを介して治療効果を発揮することを明らかにした。インターフェロンγで刺激した間葉系幹細胞の産生するエクソソームは肝硬変に対する治癒促進効果をもつマクロファージを誘導する為に必要な物質を含むことも明らかにした。
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