理化学研究所

マーモセットクローンES細胞を樹立~ヒト疾患モデル霊長類作製の基盤技術に~ 細胞遺伝子工学

マーモセットクローンES細胞を樹立~ヒト疾患モデル霊長類作製の基盤技術に~

2025-11-20 理化学研究所,実中研マーモセットの体細胞クローン胚から世界で初めてES細胞株の樹立に成功した。理研らの共同研究グループは、マーモセット卵子に体細胞核移植を行ったクローン胚に対し、ヒストン脱メチル化酵素Kdm4d注入、G...
脳全体の活動リズムを 3 次元で可視化~マウス脳のさまざまな領域の朝・昼・夜の活動パターンを明らかに~ 生物環境工学

脳全体の活動リズムを 3 次元で可視化~マウス脳のさまざまな領域の朝・昼・夜の活動パターンを明らかに~

2025-11-14 東京大学,大阪大学,久留米大学東京大学らの研究グループは、組織透明化技術「CUBIC」と c-Fos 免疫染色を組み合わせ、マウス脳全体の神経活動を3次元で時系列解析し、脳領域の約8割に一日周期のリズムが存在することを...
細胞膜がタンパク質の形を変える鍵だった~分子スイッチ「Rac1」を活性化する分子複合体の構造を解明~ 細胞遺伝子工学

細胞膜がタンパク質の形を変える鍵だった~分子スイッチ「Rac1」を活性化する分子複合体の構造を解明~

2025-11-13 理化学研究所細胞運動を制御するシグナル分子群の立体構造を、脂質膜上という“細胞膜に近い環境”で解き明かした研究です。理研らの共同研究グループは、DOCK5と結合パートナーELMO1に、上流Gタンパク質RhoGと基質Ra...
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魚類に特有の卵巣特異的な糖鎖代謝機構を発見~魚類の生理学や発生機構の再評価へ期待~ 細胞遺伝子工学

魚類に特有の卵巣特異的な糖鎖代謝機構を発見~魚類の生理学や発生機構の再評価へ期待~

2025-11-12 理化学研究所理研の鈴木糖鎖代謝生化学研究室らの共同研究グループは、魚類にのみ存在する卵巣特異的な酵素遺伝子「ngly2」を同定し、魚類の卵巣で働くN結合型糖鎖脱離(PNGase)活性を明らかにした。ngly2 遺伝子は...
ミトコンドリア翻訳のダイナミクスを描く~網羅的で高解像度な手法が切り開くエネルギー工場の新知見~ 細胞遺伝子工学

ミトコンドリア翻訳のダイナミクスを描く~網羅的で高解像度な手法が切り開くエネルギー工場の新知見~

2025-11-13 理化学研究所,東京大学,東北大学,熊本大学,筑波大学理研らの研究チームは、ミトコンドリア内でのタンパク質合成(翻訳)の進行を高精度で解析できる新手法「MitoIP-Thor-Ribo-Seq」を開発した。これにより、従...
学習で強まる脳のゆっくりとした4ヘルツリズム~後部線条体と視覚情報処理領域の協調が明らかに~ 医療・健康

学習で強まる脳のゆっくりとした4ヘルツリズム~後部線条体と視覚情報処理領域の協調が明らかに~

2025-11-11 理化学研究所理化学研究所の藤澤茂義チームらは、ラットの学習過程で後部線条体と視覚領域が4ヘルツの低周波リズムで強く同期することを発見した。視覚弁別課題中、後部線条体の神経活動が学習に伴い変化し、視覚情報を処理する外側膝...
心不全のタイプごとに異なる遺伝的仕組みを解明~ゲノム解析で予後予測に道~ 医療・健康

心不全のタイプごとに異なる遺伝的仕組みを解明~ゲノム解析で予後予測に道~

2025-11-10 千葉大学千葉大学大学院医学研究院 伊藤薫教授(理化学研究所生命医科学研究センター チームディレクター)、理化学研究所生命医科学研究センター 円山信之リサーチアソシエイト(研究当時)、九州大学大学院医学研究院 二宮利治教...
老化卵子の染色体数異常を抑止することに成功~人工動原体による「おとり戦略」の発見~ 細胞遺伝子工学

老化卵子の染色体数異常を抑止することに成功~人工動原体による「おとり戦略」の発見~

2025-11-04 理化学研究所Web要約 の発言:理化学研究所(生命機能科学研究センター)らは、加齢で頻発する卵子の染色体数異常を抑える新戦略を開発した。老化マウス卵母細胞に、動原体タンパク質(NDC80–NUF2)を多数集積させたタン...
イヌの薬物代謝の個体差における原因の一端を解明~CYP2B6解析でヒトやイヌの安全な薬物治療の発展に貢献~ 医療・健康

イヌの薬物代謝の個体差における原因の一端を解明~CYP2B6解析でヒトやイヌの安全な薬物治療の発展に貢献~

2025-10-29 理化学研究所,鹿児島大学,昭和薬科大学,東京大学,日本動物高度医療センター,ITEA株式会社東京環境アレルギー研究所,麻布大学理化学研究所・鹿児島大学などの共同研究チームは、119犬種6,344頭のゲノムを解析し、イヌ...
寄生植物は自分の仲間をなぜ襲わない? ~「自己回避」の仕組みを世界で初めて解明~寄生雑草の新たな防除戦略に期待 生物環境工学

寄生植物は自分の仲間をなぜ襲わない? ~「自己回避」の仕組みを世界で初めて解明~寄生雑草の新たな防除戦略に期待

2025-10-21 奈良先端科学技術大学院大学奈良先端科学技術大学院大学、理化学研究所、京都大学の共同研究チームは、寄生植物が自分や近縁種に寄生しない「自己回避」機構を世界で初めて分子レベルで解明した。モデル植物コシオガマの変異体解析によ...
糖鎖とタンパク質の多価相互作用を解析する新規磁性リポソーム型バイオセンサを開発 ~ポリドーパミン被覆リポソームを用いて、自然な生理条件下での分子間相互作用を高感度に検出~ 生物化学工学

糖鎖とタンパク質の多価相互作用を解析する新規磁性リポソーム型バイオセンサを開発 ~ポリドーパミン被覆リポソームを用いて、自然な生理条件下での分子間相互作用を高感度に検出~

2025-10-24 東京科学大学東京科学大学の大久保喬平准教授、北本仁孝教授、田中克典教授(理研兼務)らは、糖鎖と糖結合タンパク質(レクチン)の多価相互作用を液中で高感度検出できる新型磁性リポソーム型バイオセンサを開発した。超常磁性酸化鉄...
病気を「起こす細胞」を「抑える細胞」に変換して、抗原特異的に治療~iTreg (誘導型制御性T細胞) による新しい免疫細胞療法で難治性の自己免疫疾患・尋常性天疱瘡の治療に挑む~ 医療・健康

病気を「起こす細胞」を「抑える細胞」に変換して、抗原特異的に治療~iTreg (誘導型制御性T細胞) による新しい免疫細胞療法で難治性の自己免疫疾患・尋常性天疱瘡の治療に挑む~

2025-10-23 慶應義塾大学医学部,理化学研究所慶應義塾大学医学部と理化学研究所の共同研究チームは、自己免疫疾患「尋常性天疱瘡」に対し、病原性T細胞を抗原特異的に抑制する誘導型制御性T細胞(iTreg)療法の有効性を実証した。デスモグ...
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