クライオ電子顕微鏡

クライオ電子顕微鏡で酵素タンパク質の動的構造を可視化~従来の酵素反応理論を立体構造から見直す成果~ 有機化学・薬学

クライオ電子顕微鏡で酵素タンパク質の動的構造を可視化~従来の酵素反応理論を立体構造から見直す成果~

2024-05-29 理化学研究所 理化学研究所(理研)放射光科学研究センター 生命系放射光利用システム開発チームの中迫 雅由 客員主管研究員、若林 大貴 研修生、大出 真央 客員研究員(研究当時)の研究チームは、クライオ電子顕微鏡観察によ...
RNAの触手が遺伝暗号を読み解く ~tRNA修飾の新機能~ 細胞遺伝子工学

RNAの触手が遺伝暗号を読み解く ~tRNA修飾の新機能~

2024-03-28 東京大学 発表のポイント ◆リボソーム上でタンパク質が合成される際に、tRNAの塩基修飾がmRNAの遺伝暗号を解読する様子を、クライオ電子顕微鏡を用いて可視化することに成功しました。 ◆tRNAに特徴的なシチジン修飾が...
紅藻Cyanidium caldariumのPSI-LHCI超複合体の立体構造とLHCの分子進化の解明 生物工学一般

紅藻Cyanidium caldariumのPSI-LHCI超複合体の立体構造とLHCの分子進化の解明

2024-03-08 静岡大学 【研究のポイント】 ● クライオ電子顕微鏡(注1)を用いた単粒子構造解析(注2)により、酸素発生型光合成(注3)を行う紅藻(注4)Cyanidium caldarium(以下、C. caldarium)の光化...
ad
1種類のタンパク質によるイオンチャネルの二成分制御機構の解明 生物化学工学

1種類のタンパク質によるイオンチャネルの二成分制御機構の解明

2023-11-30 東京大学 山之内 大地(生物科学専攻 博士課程) 木瀬 孔明(生物科学専攻 特任准教授) 濡木 理(生物科学専攻 教授) 糟谷 豪(自治医科大学 助教) 中條 浩一(自治医科大学 教授) 発表のポイント 電位・Ca2+...
微生物が光に反応してカリウムイオンを運ぶしくみの解明と神経科学への応用~四半世紀ぶりに発見された全く新規のカリウムイオン選択性のしくみ~ 生物化学工学

微生物が光に反応してカリウムイオンを運ぶしくみの解明と神経科学への応用~四半世紀ぶりに発見された全く新規のカリウムイオン選択性のしくみ~

2023-09-01 東京大学,名古屋工業大学 発表のポイント 光に反応してカリウムイオンを選択的に輸送するタンパク質(カリウムチャネルロドプシン:Kalium channelrhodopsin, KCR)の立体構造を、クライオ電子顕微鏡を...
回転式ナトリウムイオンポンプの6つの中間構造すべてを立体構築することに成功 〜動力部とポンプ部をつなぐ回転子は不均一な回転挙動を示し、大きなイオン輸送リングをかき混ぜるように回転させる〜 生物化学工学

回転式ナトリウムイオンポンプの6つの中間構造すべてを立体構築することに成功 〜動力部とポンプ部をつなぐ回転子は不均一な回転挙動を示し、大きなイオン輸送リングをかき混ぜるように回転させる〜

2023-07-31 生理学研究所 自然科学研究機構生命創成探究センター/生理学研究所の村田和義特任教授の研究グループは、同機構分子科学研究所の飯野亮太教授、千葉大学の村田武士教授、東京大学の上野博史講師と共同で、腸球菌が持つ回転式ナトリウ...
クライオ電顕により電荷、水素原子、化学結合を可視化 ~たんぱく質の詳細な化学特性の理解から、創薬への貢献に期待~ 生物工学一般

クライオ電顕により電荷、水素原子、化学結合を可視化 ~たんぱく質の詳細な化学特性の理解から、創薬への貢献に期待~

2023-05-31 理化学研究所,東北大学,科学技術振興機構 理化学研究所(理研)放射光科学研究センター 利用システム開発研究部門 SACLAビームライン基盤グループ イメージング開発チームの眞木 さおり 研究員、利用技術開拓研究部門 生...
血流調節を担うエンドセリン受容体のシグナル伝達複合体構造を解明~効率的な構造決定手法を確立し、創薬に貢献~ 有機化学・薬学

血流調節を担うエンドセリン受容体のシグナル伝達複合体構造を解明~効率的な構造決定手法を確立し、創薬に貢献~

2023-04-25 東京大学 佐野 文哉(生物科学専攻 博士課程) 赤坂 浩明(生物科学専攻 修士課程) 志甫谷 渉(生物科学専攻 助教) 濡木 理(生物科学専攻 教授) 発表のポイント Gタンパク質共役受容体の効率的な構造解析を可能にす...
CRISPR-Cas酵素の祖先タンパク質の立体構造を解明 細胞遺伝子工学

CRISPR-Cas酵素の祖先タンパク質の立体構造を解明

2023-04-06 東京大学 中川 綾哉(生物科学専攻 博士課程) 平野 央人(生物科学専攻 特任助教) 大村 紗登士(生物科学専攻 修士課程) 濡木 理(生物科学専攻 教授) 発表のポイント CRISPR-Cas酵素の祖先として注目され...
RNA生産機械の歯車にはまったDNA(DNA stuck in the gears of the RNA production machine) 細胞遺伝子工学

RNA生産機械の歯車にはまったDNA(DNA stuck in the gears of the RNA production machine)

RNA合成を一時的に停止させる構造変化を低温電子顕微鏡で解明 Researchers use cryo-electron microscopy to reveal structural changes that temporarily sh...
サセックス大学で25年以上前に発見された、ヒトの健康に重要な複合体「Smc5/6」の構造を解明(Team reveals structure of Smc5/6, a complex important to human health, first identified at Sussex over 25 years ago) 生物化学工学

サセックス大学で25年以上前に発見された、ヒトの健康に重要な複合体「Smc5/6」の構造を解明(Team reveals structure of Smc5/6, a complex important to human health, first identified at Sussex over 25 years ago)

2022-08-25 サセックス大学 低温電子顕微鏡法(クライオ電子顕微鏡)を用いて出芽酵母Smc5/6複合体の3次元構造を明らかにした。 研究者たちは、Smc5/6複合体の構成要素をコードするDNAに変化が生じると、原始小人症、インスリン...
免疫系:抗原を結合したT細胞受容体の原子分解能の画像を初めて取得(Immune system: First image of antigen-bound T-cell receptor at atomic resolution) 生物工学一般

免疫系:抗原を結合したT細胞受容体の原子分解能の画像を初めて取得(Immune system: First image of antigen-bound T-cell receptor at atomic resolution)

2022-08-18 フランクフルト大学 クライオ電子顕微鏡を用いて、抗原が結合したT細胞受容体複合体全体を原子レベルの分解能で初めて可視化することに成功した。これにより、重篤な疾患を標的とした新しい治療法への道を開く可能性のある、基本的な...
ad
タイトルとURLをコピーしました