ショウジョウバエ

細胞遺伝子工学

ショウジョウバエ系統の凍結保存法を開発

卵や精子の元となる始原生殖細胞を、保存したい系統の卵(胚)から、ガラス針を用いて集め、液体窒素中で凍結保存する方法を開発し、ショウジョウバエ系統を凍結保存することに世界で初めて成功した。
生物環境工学

虫が動く速さと環境温度との関係

ショウジョウバエ属に属する11種の幼虫が移動する速さと、各動物種の生息域の気温との間に相関関係があることを発見した。
生物化学工学

昆虫の細胞は柔らかい!~細胞膜を柔らかくするタンパク質を発見~

ショウジョウバエは、哺乳動物と比較して非常に柔軟で、かつ強い力でも壊れない特別な細胞で出来ていることを発見した。
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生物化学工学

増えるべきか死ぬべきか、それががん化の分かれ道だ ~食餌によりがん細胞の生死を操作できる~

ショウジョウバエを用いてがん細胞の生死を決める分子機構を解明し、食餌中のアミノ酸の一つを減らすことでがん化に向かう細胞の増殖が抑制されることを発見した。
生物化学工学

老化による幹細胞のがん化機構の発見~ショウジョウバエwhite変異体の発見から111年目の新展開~

ショウジョウバエを用いて、個体の老化に伴って腸の幹細胞(腸幹細胞)が過剰に増殖し、がん化する分子機構を発見した。
生物化学工学

「DIAMonDS」でハエの一生を記録する~ショウジョウバエの個体別活動測定システムを開発~

2020-11-10 理化学研究所,山形大学,筑波大学,日本医療研究開発機構 理化学研究所(理研)開拓研究本部眞貝細胞記憶研究室の成耆鉉協力研究員(研究当時)、山形大学の姜時友助教、松村泰志博士研究員(研究当時)、筑波大学の丹羽隆介教授、島...
生物化学工学

嫌な相手から素早く逃げるための脳神経回路の発見

2020-11-03 東京大学 石川 夏子(研究当時:生物科学専攻 博士課程3年生) 酒井 萌花(研究当時:生物科学専攻 修士課程2年生) 榎本 和生(生物科学専攻 教授/ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)副機構長・主...
生物化学工学

匂いオブジェクトの脳内表現を生成する情報処理の解明

さまざまな匂いが異なる個体で同じように認識される仕組みを発見 2020-08-21 理化学研究所 理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター知覚神経回路機構研究チームの遠藤啓太研究員、高木(槌本)佳子研究員、風間北斗チームリーダーは、「匂い...
医療・健康

糖尿病や肥満でがんが発⽣する仕組みをハエで解明~新たながん予防法や治療法へ期待~

2020-05-11 京都大学 井垣達吏 生命科学研究科教授、佐奈喜祐哉 同博士課程学生(現・仏・キュリー研究所)らの研究グループは、ショウジョウバエを用いて細胞競合のメカニズムを探索する過程で、高インスリン血症のハエでは細胞競合がうまく働...
細胞遺伝子工学

父親への精神ストレスが子供の代謝に影響する機構を解明~精神ストレスによるエピゲノム変化が遺伝する

2020-05-05 理化学研究所 理化学研究所(理研)開拓研究本部眞貝細胞記憶研究室の成耆鉉協力研究員、石井俊輔研究員らの共同研究グループは、モデル生物ショウジョウバエを用いて、父親への精神ストレスが生殖細胞でエピゲノム変化を誘導し、それ...
生物化学工学

方向感覚に関わる神経回路のダイナミクス~複数脳部位の同期した活動が頭方位と旋回運動を符号化~

2020-02-05 理化学研究所 理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター知覚神経回路機構研究チームの風間北斗チームリーダー、塩崎博史研究員(研究当時)、太田和美テクニカルスタッフⅠの研究チームは、ショウジョウバエを用いて、方向感覚に関...
生物化学工学

生体内で正常細胞が不良細胞を除去する仕組みを解明~がん細胞除去やアンチエイジングの新たな戦略~

2019-09-20 京都大学 永田理奈 生命科学研究科博士課程学生、井垣達吏 同教授らの研究グループは、ショウジョウバエを用いて不良細胞が正常細胞によって除去されるメカニズムを探索した結果、正常細胞は近接する不良細胞にオートファジーを誘導...
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