ヒメツリガネゴケ

生物化学工学

ヒメツリガネゴケの葉が内側から外側へ向かって展開する仕組みの発見 〜ヒメツリガネゴケのクチクラは、体を守るだけでなく細胞の形作りにも必要だった〜

2023-11-13 基礎生物学研究所,東京工業大学 約4億7千年前、淡水域から陸地に進出した植物は、乾燥、細菌感染、強い光など、陸上環境の厳しい条件に直面しました。これらの過酷な環境下で植物は、主にワックスやクチンからできているクチクラ(...
生物化学工学

バクテリアから植物に侵入してきた遺伝子が植物の陸上進出に必要だった水通導組織を作ることを可能にした 〜体の厚みを作る細胞分裂方向を操る仕組みの発見〜

2023-01-17 基礎生物学研究所,金沢大学,大阪大学 約4億7千年前に淡水域から陸上へ進出する前の植物は、細胞が縦に繋がった糸状の形や、細胞が平面上に1層に並んだ形をしていたと考えられています。一方、現在陸上で生きている植物(陸上植物...
細胞遺伝子工学

植物の形づくりを促すアミノ酸代謝を発見

2020-09-09 生命創成探究センター,基礎生物学研究所,理化学研究所,立教大学,豊橋技術科学大学,北海道大学,東京大学大学院理学系研究科 アルギニンはタンパク質にも含まれるアミノ酸の一種で、一般的に幅広く存在するものです。生命創成探究...
細胞遺伝子工学

植物の新しい環境適応戦略の発見 〜DNA損傷による幹細胞化〜

2020-08-17 基礎生物学研究所,宇都宮大学,広島工業大学 DNAは生物の遺伝情報を担う、生存に必須な物質です。しかし、自然界には紫外線や化学物質など、DNAを傷つける(損傷を与える)さまざまな要因があることが知られています。DNAが...
細胞遺伝子工学

単独で普通の細胞を直に幹細胞に変えるステミン遺伝子の発見

2019-07-09  基礎生物学研究所,名古屋大学,金沢大学 私たち人間をはじめ、動物も植物も、一つの細胞である受精卵が分裂し、増えた細胞がいろいろな性質を持ち特殊化する(分化する)ことで、体ができあがります。ところが、ひとたび分化した普...
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