久留米大学

成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)におけるゲノム情報と臨床情報を統合したリスクモデルを確立~ATLの個別化医療を推進~ 医療・健康

成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)におけるゲノム情報と臨床情報を統合したリスクモデルを確立~ATLの個別化医療を推進~

2023-04-10 京都大学小川誠司 医学研究科教授らの研究グループは、下田和哉 宮崎大学教授、亀田拓郎 同助教、片岡圭亮 国立がん研究センター分野長、宇都宮與 今村総合病院名誉院長兼臨床研究センター長、日高道弘 国立病院機構熊本医療セン...
昆虫類の形態に雌雄差をもたらす仕組みの進化的起源を推定 細胞遺伝子工学

昆虫類の形態に雌雄差をもたらす仕組みの進化的起源を推定

2022-08-01 基礎生物学研究所,国立遺伝学研究所カブトムシのオスは「角」でメスを巡り争い、オスのスズムシは翅に備わる「発音器官」を奏してメスを誘います。このように、昆虫類の形態には、繁殖の成功に基づく淘汰の結果として、様々な雌雄差(...
謎のグルコース代謝経路「ポリオール経路」の生理機能を解明 ~進化的に保存されたポリオール経路によるグルコース感知機構~ 有機化学・薬学

謎のグルコース代謝経路「ポリオール経路」の生理機能を解明 ~進化的に保存されたポリオール経路によるグルコース感知機構~

2022-06-13 国立遺伝学研究所グルコース(ブドウ糖)は動物にとってエネルギー源でありDNAやRNAなどの生体分子の素にもなる重要な栄養素です。我々人間を含む動物は摂食で増える血中のグルコースを感知してグルコースを利用する仕組み(代謝...
血液中のアミノ酸プロファイルを調べることで、がん免疫療法が有効な患者を選別できることを発見 医療・健康

血液中のアミノ酸プロファイルを調べることで、がん免疫療法が有効な患者を選別できることを発見

2022-05-16 神奈川県立がんセンター,久留米大学,味の素株式会社,日本医療研究開発機構発表のポイント 治療前の血液中のアミノ酸プロファイルを調べることで、がん免疫療法(免疫チェックポイント阻害薬)(注1)が有効な患者を選別できること...
微生物叢中のゲノム配列を長く正確に決定する新手法~未知の種や変異株のゲノム配列決定を促進~ 細胞遺伝子工学

微生物叢中のゲノム配列を長く正確に決定する新手法~未知の種や変異株のゲノム配列決定を促進~

微生物叢中のゲノムの新規配列決定を行う情報解析手法を開発した。本研究で開発されたソフトウェアである「MetaPlatanus(メタプラタナス)」はDNAシークエンサーの読み取り結果を受け取り、既知の参照配列に頼ることなく元の微生物ゲノム配列を決定する。異なるタイプのDNAシークエンサーのデータを同時に活用し、微生物種ごとの配列の特徴を検出して誤った配列接続を防ぎつつ新規配列決定を行う。
家族性地中海熱の責任遺伝子MEFVの働きを迅速に解析する検査方法を開発 医療・健康

家族性地中海熱の責任遺伝子MEFVの働きを迅速に解析する検査方法を開発

MEFVの病原性バリアントをヒト単球系細胞株(THP-1)へ強制発現すると、パイリンインフラマソームが過剰に活性化し強い細胞死が誘導されることを発見した。
ウイルス感染時の応答を制御するミトコンドリアの新しい機能を発見 医療・健康

ウイルス感染時の応答を制御するミトコンドリアの新しい機能を発見

細胞内のエネルギー状態を検知して、抗ウイルス応答の強さを調節2020-11-11 大阪大学,久留米大学,九州大学,日本医療研究開発機構研究成果のポイント RNAウイルス感染時の応答に、細胞内のエネルギー生産を担うミトコンドリアが関わっている...
世界に先駆けたミトコンドリア病の迅速かつ全自動診断デバイスの開発 医療・健康

世界に先駆けたミトコンドリア病の迅速かつ全自動診断デバイスの開発

2020-10-28 久留米大学,日本医療研究開発機構研究成果の概要ミトコンドリア病※1は、ミトコンドリアのエネルギー産生系酵素の遺伝的異常によって引き起こされる希少疾患であり、精神・運動発達の遅れや心不全、糖尿病などの症状を来す、遺伝性進...
軽度認知障害という認知症の前段階においても、腸内細菌は認知機能低下に関連することを見出しました 医療・健康

軽度認知障害という認知症の前段階においても、腸内細菌は認知機能低下に関連することを見出しました

2020 01-02   国立長寿医療研究センター,東北大学,久留米大学,株式会社テクノスルガ・ラボポイント 研究チームは、もの忘れ外来の患者さんから便検体を集め、腸内細菌と認知機能との関係を調査しています。今年1月にも認知症との関連につい...
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