京都大学

GABAを標的とする抗腫瘍免疫機構~代謝産物を介した免疫細胞間制御の一端を解明~ 医療・健康

GABAを標的とする抗腫瘍免疫機構~代謝産物を介した免疫細胞間制御の一端を解明~

神経伝達物質GABAが末梢の活性化B系統細胞により、合成および分泌されることを発見した。B細胞由来のGABAは、単球から抗炎症性マクロファージへの分化を促進し、インターロイキン-10(IL-10)の産生を増強することで、細胞傷害性T細胞の機能を阻害することが明らかになった。マウスモデルではB細胞欠損またはB細胞特異的にGABA合成酵素GAD67を欠損すると、抗腫瘍免疫反応が増強された。
胎児の神経を形作る仕組みは精密な温度センサー ~母体の体温維持が神経の成熟に重要であることを示唆~ 生物化学工学

胎児の神経を形作る仕組みは精密な温度センサー ~母体の体温維持が神経の成熟に重要であることを示唆~

精製したたんぱく質は熱に弱く、機能を失いやすいため、体温付近での性質を調べるのが一般に困難。赤外レーザーによる精密加熱技術を用いて体温付近での実験に成功したことで、神経細胞が力を出し、形を変えるときに働くたんぱく質に、温度センシング能力があることを発見。
遊離型抗体の構造活性相関解析を迅速に評価可能とする新手法を開発 有機化学・薬学

遊離型抗体の構造活性相関解析を迅速に評価可能とする新手法を開発

数百の遊離型抗体の結合能を一斉に評価できるシステムを開発し、抗体の構造活性相関を迅速に解析可能としました。
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法面緑化の現状をヨモギの集団遺伝構造から解明 細胞遺伝子工学

法面緑化の現状をヨモギの集団遺伝構造から解明

緑化によく用いられる在来種ヨモギについて、日本各地の自生地や緑化地で採取した個体と、2種類の中国産緑化種子から育成した個体について、遺伝的および形態的変異を評価しました。
半数体生物の性染色体上の性決定遺伝子を解明 ~コケがもつ現生生物最古の起源の性染色体~ 細胞遺伝子工学

半数体生物の性染色体上の性決定遺伝子を解明 ~コケがもつ現生生物最古の起源の性染色体~

半数体において性別が決まるコケ植物のゼニゴケから性決定遺伝子を同定しました。
SARS-CoV-2ミュー株(B.1.621系統)は ワクチン接種者が保有する中和抗体に対して極めて高い抵抗性を示す 医療・健康

SARS-CoV-2ミュー株(B.1.621系統)は ワクチン接種者が保有する中和抗体に対して極めて高い抵抗性を示す

新型コロナウイルスの「注目すべき変異株」の1つである「ミュー株(B.1.621系統)」が、新型コロナウイルスに感染した人、および、ワクチンを接種した人の血清に含まれる中和抗体に対して、極めて高い抵抗性を示すことを明らかにしました。
移植腎の三次リンパ組織は腎予後と関連することを解明~従来の評価指標とは独立して高リスク群を同定可能に~ 医療・健康

移植腎の三次リンパ組織は腎予後と関連することを解明~従来の評価指標とは独立して高リスク群を同定可能に~

生体腎移植を受けた214名の患者を対象に、プロトコル腎生検サンプルと腎予後を解析しました。移植腎の約2割で進行した「ステージⅡ三次リンパ組織」が形成していること、「ステージⅡ三次リンパ組織」群では、5年後の腎機能低下のリスクが非常に高く、従来の評価指標であるBanff分類とは独立した指標として有用であることを見いだしました。
小胞体における構造異常糖タンパク質分解メカニズムの解明〜糖鎖の分解シグナルはどのように露出するか? 細胞遺伝子工学

小胞体における構造異常糖タンパク質分解メカニズムの解明〜糖鎖の分解シグナルはどのように露出するか?

小胞体における糖鎖のマンノース切除酵素を精製してその活性を同定することに成功しました。小胞体の構造異常糖タンパク質を分解する小胞体関連分解の深い理解につながります。小胞体関連分解は、アルツハイマー病などの60以上ものヒト疾患と関わるため、本研究成果は、それらの新規治療戦略や予防法の提案の礎となります。
創始者社会性仮説は、動物が新しいニッチに進出する際の長期的な社会変化を説明する 生物環境工学

創始者社会性仮説は、動物が新しいニッチに進出する際の長期的な社会変化を説明する

動物集団から分かれた少数個体が未開拓の生息地に進出することによって社会性に大きな変化がみられ、そのことが社会行動の進化に重要な影響を与えるという仮説を提唱しています。これを「創始者社会性仮説」と呼んでいます。
成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)のゲノム異常の全体像を解明~がん研究における全ゲノム解析の可能性を示す~ 医療・健康

成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)のゲノム異常の全体像を解明~がん研究における全ゲノム解析の可能性を示す~

難治性血液がんである成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)に対して、150例の臨床検体を用いた大規模な全ゲノム解析を実施し、様々なゲノム異常を網羅的に明らかにしました。全ゲノム解析で判明した遺伝子異常に基づいて臨床像や予後の異なる病態を見出し、全ゲノム解析によるATLの新たな分類を提唱しました。
重層社会における群れを超えた休息行動の同期~ドローンを用いた野生ウマ集団の行動分析~ 生物環境工学

重層社会における群れを超えた休息行動の同期~ドローンを用いた野生ウマ集団の行動分析~

野生化したウマで休息行動の同期が群れを超えて起きることを明らかにしました。ウマにおける重層社会における群れ間の行動調整の一端を明らかにしました。
上下動撹拌培養装置を用いた流体制御により誘導した反転型脳オルガノイド 細胞遺伝子工学

上下動撹拌培養装置を用いた流体制御により誘導した反転型脳オルガノイド

上下動撹拌型の培養装置を用いて、非定常的に3D浮遊培養を行いながら流体制御することによって、従来の化合物を使用せずに脳オルガノイドを誘導できることを明らかにしました。
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