分子科学研究所

細胞の動きの画像情報から3次元組織内のメカニカルな力を推定する手法を開発 生物工学一般

細胞の動きの画像情報から3次元組織内のメカニカルな力を推定する手法を開発

2023-08-09 基礎生物学研究所 近年、生物組織内のメカニカルな力は、形態形成や細胞分化を駆動する上で重要な情報であることが分かってきました。しかし、生きた組織内で力を計測する手段は限られています。特に、3次元的な胚や組織の発生では、...
アミロイドβの線維形成が神経細胞膜上で加速するしくみ ~アルツハイマー病の解明に向けて~ 医療・健康

アミロイドβの線維形成が神経細胞膜上で加速するしくみ ~アルツハイマー病の解明に向けて~

2023-08-07 分子科学研究所 自然科学研究機構(生命創成探究センター/分子科学研究所)の矢木真穂准教授(兼任)(名古屋市立大学大学院薬学研究科 講師)、加藤晃一教授、西村勝之准教授は、同機構の奥村久士准教授、伊藤 暁助教、筑波大学の...
自然が見出していない未踏のタンパク質トポロジー~ 新規αβ型トポロジーを持つタンパク質分子のデザイン~ 生物工学一般

自然が見出していない未踏のタンパク質トポロジー~ 新規αβ型トポロジーを持つタンパク質分子のデザイン~

2023-07-11 分子科学研究所 自然科学研究機構 生命創成探究センター (ExCELLS)/分子科学研究所 協奏分子システム研究センターの、南慎太朗特任研究員(当時)、古賀(巽)理恵特任研究員(現:大阪大学蛋白質研究所助教)、古賀信康...
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進化の過程で失った機能を復活させ、回転型分子モーターの加速に成功 ~タンパク質複合体の協奏的機能を制御する新手法~ 生物工学一般

進化の過程で失った機能を復活させ、回転型分子モーターの加速に成功 ~タンパク質複合体の協奏的機能を制御する新手法~

2023-07-07 分子科学研究所 発表のポイント • タンパク質複合体の機能を制御するメカニズムであるアロステリー(図1)を設計する新手法「進化の過程で失った機能を復活させる」を考案し、回転型分子モーターV1を対象として実証した。 • ...
尿路結石形成を防ぐ腸内細菌で働く鍵分子・シュウ酸輸送体の立体構造解明 医療・健康

尿路結石形成を防ぐ腸内細菌で働く鍵分子・シュウ酸輸送体の立体構造解明

2023-04-04 分子科学研究所 発表のポイント ・尿路結石形成・原因となるシュウ酸を分解する腸内細菌に存在し、菌内へのシュウ酸吸収を担うシュウ酸輸送体の立体構造を解明しました。 ・シュウ酸輸送体は、腸内のシュウ酸に似た形の他の栄養素と...
回転分子モーターの動きをコントロールする「留め金」は モーターの回転方向に依存して外れる~ATP合成酵素の制御機構の解明~ 生物工学一般

回転分子モーターの動きをコントロールする「留め金」は モーターの回転方向に依存して外れる~ATP合成酵素の制御機構の解明~

2023-04-03 分子科学研究所 発表のポイント ◆回転分子モーターであるATP合成酵素の「留め金」として働く回転制御因子IF1は、モーターが時計回り方向に回転するときのみ外れやすいという、回転方向に依存した解離機構を持つことを明らかに...
セルロースの表面を溶かして分解する酵素の機能を解明~70年にわたる議論に終止符~ 有機化学・薬学

セルロースの表面を溶かして分解する酵素の機能を解明~70年にわたる議論に終止符~

2022-12-24 東京大学 発表のポイント セルロースを酸化的に分解する酵素「溶解性多糖モノオキシゲナーゼ(LPMO)」が、どのように他の酵素の反応性を高めるのかを調べました。 結晶性セルロース表面のLPMOによって酸化されたところの周...
たんぱく質分子の中に組み込まれた糖鎖修飾の制御コードを発見 ~バイオ医薬品の開発にも貢献~ 有機化学・薬学

たんぱく質分子の中に組み込まれた糖鎖修飾の制御コードを発見 ~バイオ医薬品の開発にも貢献~

2022-07-13 名古屋市立大学,生命創成探究センター,分子科学研究所,科学技術振興機構 自然科学研究機構 生命創成探究センターの加藤 晃一 教授(名古屋市立大学/分子科学研究所 兼任)と名古屋市立大学 薬学研究科の矢木 宏和 准教授(...
グリセロールリン酸が糖鎖の伸長を止めて、がん悪性化に関与している 医療・健康

グリセロールリン酸が糖鎖の伸長を止めて、がん悪性化に関与している

2022-06-16 分子科学研究所 研究成果は「International Journal of Molecular Sciences」に2022年6月15日に掲載。 自然科学研究機構生命創成探究センターの加藤晃一教授(名古屋市立大学/分...
時を刻むタンパク質の巧みなアクセル・ブレーキ操作 ― 概日リズムを原子から細胞スケールまで伝える省エネ分子、KaiC 生物化学工学

時を刻むタンパク質の巧みなアクセル・ブレーキ操作 ― 概日リズムを原子から細胞スケールまで伝える省エネ分子、KaiC

2022-05-06 分子科学研究所 概要 自然科学研究機構分子科学研究所の古池美彦 助教、向山厚 助教、甲田信一 助教、秋山修志 教授、斉藤真司 教授、欧陽東彦 研究員、総合研究大学院大学後期博士課程のDamien Simonさん、名古屋...
肺癌細胞から出る細胞外小胞を調べて肺癌の種類を診断できる可能性 医療・健康

肺癌細胞から出る細胞外小胞を調べて肺癌の種類を診断できる可能性

2022-04-20 分子科学研究所 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 呼吸器内科学分野の研究グループと地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター研究所・糖鎖オンコロジー部との共同研究により、肺癌細胞から放出された袋状の粒子(細...
概日リズムを奏でる時計タンパク質の内部で「2つの歯車」が噛み合う仕組み 生物化学工学

概日リズムを奏でる時計タンパク質の内部で「2つの歯車」が噛み合う仕組み

2022-04-18 分子科学研究所 概要 自然科学研究機構 分子科学研究所・協奏分子システム研究センターの古池美彦助教、向山厚助教、秋山修志教授、欧陽東彦研究員、総合研究大学院大学・後期博士課程のDamien SIMONさん、名古屋大学大...
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