国立がん研究センター

肺がんの悪性化に伴う分子的変遷の解明~ 肺がんはどうやって悪性化していくのか?~ 医療・健康

肺がんの悪性化に伴う分子的変遷の解明~ 肺がんはどうやって悪性化していくのか?~

2023-12-22 東京大学,国立がん研究センター,筑波大学発表のポイント◆肺がんの中で一番多いタイプである肺腺がんは、上皮内がんから多段階的に悪性の浸潤がんに進行していきます。◆長鎖DNAシークエンスや単一細胞空間オミクス解析など最新の...
放射線治療が誘導するがん免疫応答メカニズムを解明~1細胞解析、時空間解析による食道がん患者組織解析の成果~ 医療・健康

放射線治療が誘導するがん免疫応答メカニズムを解明~1細胞解析、時空間解析による食道がん患者組織解析の成果~

2023-12-14 国立がん研究センター,慶應義塾大学,東京大学発表のポイント 1細胞解析、空間的トランスクリプトームという新しい手法を用いて、遺伝子・細胞レベルで放射線治療が食道がん組織に誘導するがん免疫応答を明らかにしました。 放射線...
膀胱がんのFGFR3異常が腫瘍免疫微小環境と免疫療法の効果に与える影響を解明~大規模膀胱がんコホート解析で新規治療標的同定に期待~ 医療・健康

膀胱がんのFGFR3異常が腫瘍免疫微小環境と免疫療法の効果に与える影響を解明~大規模膀胱がんコホート解析で新規治療標的同定に期待~

2023-12-08 国立がん研究センター,大阪医科薬科大学発表のポイント 大規模膀胱がんコホート解析により、「FGFR3遺伝子の変異をもつ症例(以下、FGFR3変異症例)」の中には「腫瘍免疫微小環境の多様性」がみられること、その一部に免疫...
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エキスパートパネルに対する教育プログラムの実施によりがん遺伝子パネル検査後の推奨治療の精度が向上 医療・健康

エキスパートパネルに対する教育プログラムの実施によりがん遺伝子パネル検査後の推奨治療の精度が向上

2023-12-01 国立がん研究センター,日本臨床腫瘍学会発表のポイント がんゲノム医療拠点病院のエキスパートパネル(注1)に対して教育プログラムを実施することで、エキスパートパネルの推奨治療の精度が向上することを、模擬症例を用いた臨床試...
DNA複製ストレスによる染色体不安定性と抗腫瘍免疫活性化の分子機構を解明~DNA複製ストレスを標的とした新規がん免疫療法の開発に期待~ 有機化学・薬学

DNA複製ストレスによる染色体不安定性と抗腫瘍免疫活性化の分子機構を解明~DNA複製ストレスを標的とした新規がん免疫療法の開発に期待~

2023-11-29 国立がん研究センター発表のポイント DNA複製ストレス*1誘導剤による染色体不安定性*2と抗腫瘍免疫活性化の分子機構を解明しました。 DNA複製ストレス誘導剤である新規CDC7(cell division cycle ...
非喫煙者に多いEGFR変異肺腺がんへのかかりやすさを解明~肺腺がんの予防・早期発見にむけた手がかりとして期待~ 医療・健康

非喫煙者に多いEGFR変異肺腺がんへのかかりやすさを解明~肺腺がんの予防・早期発見にむけた手がかりとして期待~

2023-11-08 国立がん研究センター,愛知県がんセンター,理化学研究所,東京大学医科学研究所,滋賀医科大学,東京医科歯科大学,日本赤十字社医療センター,神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター,秋田大学,佐賀大学,東海国立大学機構名古...
慢性炎症が大腸がん形成を促進する分子機序を解明 医療・健康

慢性炎症が大腸がん形成を促進する分子機序を解明

2023-10-24 国立がん研究センター発表のポイント Kras変異マウスでは、大腸炎を背景とした大腸腫瘍において、Cdkn2aやTrp53などの老化関連遺伝子に変異が生じやすいことを示しました。 炎症がん微小環境で高発現するTNFαは、...
健常組織を守りつつがん病巣に的確に放射性医薬品を集中させる新手法を開発 医療・健康

健常組織を守りつつがん病巣に的確に放射性医薬品を集中させる新手法を開発

2023-10-17 国立がん研究センター,千葉大学,東京大学,京都医療科学大学発表のポイント 放射性医薬品*1は次世代のがん画像診断・がん治療薬剤として大きな注目を集めています。これまでは、薬をがん病巣に到達させる技術の開発に力が注がれて...
BRAF融合遺伝子陽性の低悪性度神経膠腫または膵がん患者を対象としたMEK阻害薬(ビニメチニブ)の全国6施設共同第2相医師主導治験開始 医療・健康

BRAF融合遺伝子陽性の低悪性度神経膠腫または膵がん患者を対象としたMEK阻害薬(ビニメチニブ)の全国6施設共同第2相医師主導治験開始

2023-10-10 国立がん研究センター発表のポイント 超希少フラクションであるBRAF融合遺伝子陽性の低悪性度神経膠腫または膵がんについて、北海道、東北、関東、関西、九州の全国6施設で多施設共同の医師主導治験を実施します。 本試験は希少...
過去の臨床試験データをプラセボ投与の代替とする新たな新薬開発の仕組みを目指す~No Placebo Initiative~ 有機化学・薬学

過去の臨床試験データをプラセボ投与の代替とする新たな新薬開発の仕組みを目指す~No Placebo Initiative~

2023-10-05 国立がん研究センター発表のポイント 標準治療のない被験者を対象とした新薬のランダム化比較試験*1では、その比較対照群としてプラセボ(偽薬)*2が用いられることが一般的ですが、プラセボの使用には、患者さんへの倫理的配慮や...
卵巣がんの発がんメカニズムを解明~がんエピゲノムを標的としたマルチオミックス解析による成果~ 医療・健康

卵巣がんの発がんメカニズムを解明~がんエピゲノムを標的としたマルチオミックス解析による成果~

2023-10-04 理化学研究所,国立がん研究センター,島根大学医学部産科婦人科学講座理化学研究所(理研)革新知能統合研究センター 目的指向基盤技術研究グループ がん探索医療研究チームの町野 英徳 研究員、浜本 隆二 チームリーダー、小松...
非小細胞肺がんに対する新しい分子標的治療の開発に期待 BRAF non-V600E変異陽性肺がんの臨床的特徴を解明 医療・健康

非小細胞肺がんに対する新しい分子標的治療の開発に期待 BRAF non-V600E変異陽性肺がんの臨床的特徴を解明

LC-SCRUM-Asiaの大規模データ解析よる研究成果2023-09-29 国立がん研究センター発表のポイント BRAF遺伝子変異は非小細胞肺がんの約2%で起こる遺伝子異常です。このうち、BRAF V600E変異を有する肺がんに対しては有...
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