土壌微生物

生物化学工学

昆虫は腸内微生物で病気に強くなる~腸内微生物が腸管を突破して昆虫の免疫系を活性化することを発見~

2024-03-05 産業技術総合研究所 ポイント 昆虫の腸内微生物が病原菌への抵抗性を発現する仕組みを初めて解明 腸壁を突破して体内に入り込み、昆虫の免疫系を活性化する土壌微生物を特定 腸内微生物を制御することで生物農薬(害虫の病原菌)の...
生物化学工学

滋賀県の土壌から新種の油脂酵母2種を発見~日本の土壌微生物の可能性を開拓~

2023-10-04 京都大学 微生物の一種である酵母には、糖を油脂に変換することができるものが存在します。それらは、油脂酵母と呼ばれています。酵母は、稲わらのような非可食バイオマスを分解した糖を原料とすることが可能なため、持続可能な油脂生...
生物環境工学

トマト根に定着する細菌からトマトの毒を分解する酵素を発見~土壌微生物が植物の分泌する有害成分を解毒するメカニズムの理解に貢献~

2023-10-02 京都大学 トマチンはサポニンの一種であり、トマトが生産する主な植物特化代謝産物として植物体全体に蓄積します。トマチンは苦味・有毒物質であるため、病原菌や捕食者からの防御に関わることが知られていました。さらに近年の研究に...
生物環境工学

土壌微生物が植物の干ばつへの対処を助けるが、科学者が考えていた方法とは異なる(Soil microbes help plants cope with drought, but not how scientists thought)

2023-07-25 イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 ◆イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の新しい研究は、土壌中の自由生活する微生物が自己のために働いていることを示し、従来の常識に挑戦しています。実験では、乾燥耐性を持つ微生物が環境...
生物環境工学

北極ツンドラに生息する土壌微生物多様性のメカニズムを解明

2023-06-20 国立極地研究所 樹木が高く成長することができない北極ツンドラ域の土壌の中では、微生物が温度や水分など非生物的な要因からどのような影響を受けているかについて少しずつ明らかになってきていますが、他の生物からどのような影響を...
生物環境工学

未来の気候は土壌微生物に依存している – しかし、土壌微生物は気候変動の影響を受けるのか?(Our Future Climate Depends Partly on Soil Microbes―But How Are They Affected by Climate Change?)

微生物によるCO2放出を促進する最も重要な要因は、温度ではなく餌であるという意外な結果が得られた In a surprising twist, food, not temperature, is the most important fac...
生物環境工学

メガファイヤーに耐える森の微生物たち(Meet the forest microbes that can survive megafires)

レッドウッドの森を変える菌類やバクテリアの存在 Burns allow fungi, bacteria to transform redwood forests 2022-04-25 カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR) The fu...
細胞遺伝子工学

アルツハイマー病病因分子の産生量に影響を与える土壌微生物叢由来代謝物の同定

iPS細胞を使ったスクリーニング系を用いることで、神経細胞のアミロイドβ産生動態を変化させる土壌微生物叢由来の代謝物を同定し、土壌微生物とアルツハイマー病の関係を明らかにしました。
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