基礎生物学研究所

脳が左右非対称に働く仕組みが初めて細胞レベルで明らかに 生物化学工学

脳が左右非対称に働く仕組みが初めて細胞レベルで明らかに

2019-01-18  名古屋大学,生命創成探究センター,基礎生物学研究所ヒトの脳の基本構造は左右対称ですが、多くの場面で左右非対称に働きます。そのために、左右の脳の間で互いに抑制しあう「相互抑制注1)回路」の重要性は、以前から提唱されてい...
細胞内構造の膜によらない区画化を担うタンパク質群の特性を解明 生物化学工学

細胞内構造の膜によらない区画化を担うタンパク質群の特性を解明

長期記憶、ALS、認知症に関わるタンパク質による液相・固相RNA顆粒の形成2019-01-17  基礎生物学研究所,生命創成探究センター生物は膜で仕切られる(区画化される)ことで出来ています。例えば体を構成する細胞も、細胞内に存在する核も、...
植物の根の微生物共生に欠かせない新しい因子の発見 生物化学工学

植物の根の微生物共生に欠かせない新しい因子の発見

LANタンパク質が仲介する植物・微生物共生の制御2019/01/04  筑波大学,基礎生物学研究所,科学技術振興機構ポイント 植物にとって重要な、根粒菌およびアーバスキュラー菌根菌との共生に欠かせないタンパク質LANを発見しました。 植物が...
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藻類が強すぎる光から身を守るしくみをあきらかに 生物化学工学

藻類が強すぎる光から身を守るしくみをあきらかに

その根幹部分はヒトにもある?2019/01/01  基礎生物学研究所植物や藻類は,光のエネルギーを利用して二酸化炭素を固定し糖を合成します(光合成)。そのため、強い光のある環境の方が好ましい環境であると思われがちですが、多くの場合地表に届く...
精子幹細胞の数を一定に保つ新たな仕組みを発見 生物化学工学

精子幹細胞の数を一定に保つ新たな仕組みを発見

2018/12/21  基礎生物学研究所,日本医療研究開発機構,ケンブリッジ大学基礎生物学研究所 生殖細胞研究部門の北舘祐助教と吉田松生教授、英国ケンブリッジ大学のBenjamin Simons教授を中心とした国際共同研究グループは、マウス...
マメ科植物と根粒菌の共生バランスの維持機構の新たな一員、小分子ペプチドの糖鎖修飾酵素PLENTYを同定 細胞遺伝子工学

マメ科植物と根粒菌の共生バランスの維持機構の新たな一員、小分子ペプチドの糖鎖修飾酵素PLENTYを同定

2018/12/20  基礎生物学研究所,筑波大学,名古屋大学マメ科植物は、根粒菌との共生を適切な量に制御する、共生バランスの維持機構を備えています。基礎生物学研究所の養老瑛美子 元大学院生(現 立教大学研究員)、川口正代司 教授、筑波大学...
ホタルのゲノム解読に成功~ホタルの光の遺伝子の進化が明らかに~ 細胞遺伝子工学

ホタルのゲノム解読に成功~ホタルの光の遺伝子の進化が明らかに~

2018-10-16 基礎生物学研究所,中部大学,米国マサチューセッツ工科大学基礎生物学研究所の重信秀治特任准教授と中部大学の大場裕一准教授、別所学博士らの研究グループは「ヘイケボタル」のゲノムの解読に成功しました。また米国マサチューセッツ...
Wntタンパク質複合体の凝集と解離が情報の拡散範囲を規定する 生物化学工学

Wntタンパク質複合体の凝集と解離が情報の拡散範囲を規定する

細胞の社会の中で情報が拡散するためには2018-10-12 生命創成探究センター,基礎生物学研究所,大阪大学動物の組織や器官は数多くの細胞から成り立っています。各々の組織や器官には固有の形や機能がありますが、それらが作り出されかつ維持される...
花粉管を長く伸ばすために必要な膜交通のしくみを発見 生物化学工学

花粉管を長く伸ばすために必要な膜交通のしくみを発見

2018/10/01  自然科学研究機構 基礎生物学研究所,名古屋大学被子植物の受精の過程では、花粉から花粉管が長く伸長し、卵細胞のもとへ精細胞が運ばれることが必須です。花粉管が正常に伸長するためには、ANXURに代表されるいくつかの受容体...
視覚の神経回路作りに働く酵素を同定:PTPRJによる視神経投射の制御 生物化学工学

視覚の神経回路作りに働く酵素を同定:PTPRJによる視神経投射の制御

2018/09/26  基礎生物学研究所私たちが眼で物や景色を見ると、それらの像は眼の中の網膜と呼ばれる映画館のスクリーンのようなシート状の組織に映し出されます。これらの像の情報(視覚情報)は網膜でいったん処理された後(色や動きなどの要素に...
テントウムシの多様な斑紋を決定する遺伝子の特定に成功 細胞遺伝子工学

テントウムシの多様な斑紋を決定する遺伝子の特定に成功

2018/09/21  自然科学研究機構 基礎生物学研究所,情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所基礎生物学研究所 進化発生研究部門の安藤俊哉助教と新美輝幸教授らの共同研究チームは、テントウムシの多様な翅の斑紋(模様)を決定する遺伝子の特...
イモリの再生能力の謎に迫る解析技術の確立~新規の器官再生研究モデル生物とゲノム編集技術を用いて~ 生物工学一般

イモリの再生能力の謎に迫る解析技術の確立~新規の器官再生研究モデル生物とゲノム編集技術を用いて~

2018-09-14 広島大学,鳥取大学,自然科学研究機構 基礎生物学研究所【本研究成果のポイント】新規モデル動物イベリアトゲイモリ※1とゲノム編集ツールであるCRISPR-Cas9※2を組み合わせることにより迅速かつ高効率な発生再生遺伝子...
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