大阪大学

iPS細胞から涙腺オルガノイドの作製法を確立~重症ドライアイなどへの再生医療・創薬研究を加速させる新技術~ 細胞遺伝子工学

iPS細胞から涙腺オルガノイドの作製法を確立~重症ドライアイなどへの再生医療・創薬研究を加速させる新技術~

2022-04-21 大阪大学,日本医療研究開発機構研究成果のポイント 研究グループが独自に開発したヒトiPS細胞を用いた2次元の眼様オルガノイド※1誘導法により、涙腺様細胞が誘導できることを確認した。 誘導細胞の中から涙腺前駆細胞を単離し...
概日リズムを奏でる時計タンパク質の内部で「2つの歯車」が噛み合う仕組み 生物化学工学

概日リズムを奏でる時計タンパク質の内部で「2つの歯車」が噛み合う仕組み

2022-04-18 分子科学研究所概要自然科学研究機構 分子科学研究所・協奏分子システム研究センターの古池美彦助教、向山厚助教、秋山修志教授、欧陽東彦研究員、総合研究大学院大学・後期博士課程のDamien SIMONさん、名古屋大学大学院...
プロスポーツを対象とした選手・スタッフに対する新型コロナウイルスの検査戦略 医療・健康

プロスポーツを対象とした選手・スタッフに対する新型コロナウイルスの検査戦略

感染症数理モデルを用いた効果的な検査のあり方に関する評価2022-04-04 産業技術総合研究所ポイント プロスポーツの選手・スタッフに対する新型コロナウイルス感染症の効果的な検査のあり方を分析 隔週のPCR検査と比較すると、週2回の抗原定...
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ストレスによって不安が生じる新しい神経メカニズムを発見~脳とココロのしくみの解明に期待~ 生物工学一般

ストレスによって不安が生じる新しい神経メカニズムを発見~脳とココロのしくみの解明に期待~

2022-03-22 大阪大学,日本医療研究開発機構研究成果のポイント マウス脳の活動を網羅的に解析し、ストレスによって生じる不安を制御する少数の細胞集団を発見した。 「前障※1」という微小な脳領域の一部の細胞集団を活性化すると不安様行動が...
脳で想像したものと「同じ意味」の画像を表示 ~頭蓋内脳波を使い想像によって画像を制御する新技術~ 医療・健康

脳で想像したものと「同じ意味」の画像を表示 ~頭蓋内脳波を使い想像によって画像を制御する新技術~

2022-03-18 大阪大学,科学技術振興機構ポイント ヒトが画像(例:風景・文字)を想像することで、同じ意味の画像を画面に表示する技術を開発した ヒトが画像を見ながら別の画像を想像した場合の脳活動を明らかにし、想像した画像の意味内容を推...
予後不良な肝内胆管がんの新たな発症機序を解明~治療標的の同定により新規薬剤開発に期待~ 有機化学・薬学

予後不良な肝内胆管がんの新たな発症機序を解明~治療標的の同定により新規薬剤開発に期待~

2022-03-14 大阪大学,日本医療研究開発機構研究成果のポイント 動物個体内で網羅的にがん遺伝子を探索出来る技術により、原発性肝がんの一種である肝内胆管がんの新たながん抑制遺伝子としてTRAF3(トラフスリー)※1を同定 肝細胞におけ...
視神経脊髄炎の新たな病態メカニズムを発見~運動機能障害や疼痛を緩和する新規治療法の開発に期待~ 医療・健康

視神経脊髄炎の新たな病態メカニズムを発見~運動機能障害や疼痛を緩和する新規治療法の開発に期待~

2022-03-14 大阪大学,日本医療研究開発機構研究成果のポイント 視神経脊髄炎の炎症を制御する新たなメカニズムを解明。 RGMa※1シグナルを阻害することで炎症を加速させる原因となるマクロファージを介した好中球の浸潤が抑制できることを...
イン・シリコ患者固有モデルでがんの予後と薬剤応答を予測~細胞シミュレーションによる疾患分類法の開発~ 有機化学・薬学

イン・シリコ患者固有モデルでがんの予後と薬剤応答を予測~細胞シミュレーションによる疾患分類法の開発~

2022-03-11 大阪大学,科学技術振興機構ポイント 生化学反応過程を説明する文章を数式・数理モデルに自動変換する新モデル構築手法「Text2Model」を開発 数学の知識がなくとも生物学の知識だけで簡単な数理モデルの構築を実現 イン・...
自然免疫に重要なKIR遺伝子領域の構造を解明~高深度シークエンス技術と配列決定アルゴリズムを実装~ 細胞遺伝子工学

自然免疫に重要なKIR遺伝子領域の構造を解明~高深度シークエンス技術と配列決定アルゴリズムを実装~

2022-03-10 国立遺伝学研究所大阪大学大学院医学系研究科の坂上沙央里助教(研究当時、現ハーバード大学医学部博士研究員)、岡田随象教授(遺伝統計学 / 理化学研究所生命医科学研究センター システム遺伝学チーム チームリーダー)、金沢大...
自己免疫疾患における自己抗体の産生機構を解明~バセドウ病等の自己免疫疾患の治療薬や診断薬開発へ~ 医療・健康

自己免疫疾患における自己抗体の産生機構を解明~バセドウ病等の自己免疫疾患の治療薬や診断薬開発へ~

自己免疫疾患の一つであるバセドウ病では甲状腺刺激ホルモン受容体に対する自己抗体が産生されることで発症するが、本研究により自己抗体の産生機構が明らかになった。
オートファジーを介した細胞老化の制御メカニズムを解明~個体の老化や腎臓病の進展制御による健康寿命の延長に期待~ 生物化学工学

オートファジーを介した細胞老化の制御メカニズムを解明~個体の老化や腎臓病の進展制御による健康寿命の延長に期待~

転写因子MondoAがRubiconを抑制することでオートファジー活性を維持し、細胞の老化を遅らせることを明らかにしました。MondoAは、抗酸化酵素であるPRDX3(ペルオキシレドキシン3)を保ちミトコンドリアを正常に機能させることによっても、細胞の老化を遅延させることを示しました。マウスやヒトの腎臓を用いた解析で、老化や急性腎障害後の慢性腎臓病進展の病態にMondoAが関与していることも明らかになりました。
最適な根の長さとは~植物が環境に応じて根の長さを決める仕組み~ 生物化学工学

最適な根の長さとは~植物が環境に応じて根の長さを決める仕組み~

「小胞体ストレス応答(UPR)」と呼ばれる細胞内恒常性の維持機構が欠損したシロイヌナズナの変異株(bz1728)が示す、著しい根の伸長阻害を回復した突然変異体nobiro6株の分子遺伝学的解析を行いました。伸長回復は基本転写因子複合体の構成因子「TAF12b」の機能欠損によることが明らかになりました。
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