徳島大学

光合成微生物が形成するバイオフィルムの成分の 非標識・超解像での可視化に成功 生物工学一般

光合成微生物が形成するバイオフィルムの成分の 非標識・超解像での可視化に成功

2023-11-10 徳島大学 <ポイント> 超解像赤外分光イメージングにより、藍藻バイオフィルムの構成成分を非標識で可視化した。 バイオフィルムを主に構成する硫酸多糖成分に沿って藍藻が配列している様子を世界で初めて明らかにした。 硫酸多糖...
「効率的なニワトリ新品種作出」と「始原生殖細胞の可視化」を可能にするゲノム編集ニワトリの作出 細胞遺伝子工学

「効率的なニワトリ新品種作出」と「始原生殖細胞の可視化」を可能にするゲノム編集ニワトリの作出

2023-10-13 九州大学 ポイント 始原生殖細胞を活用してゲノム編集ニワトリ「gSAMURAI」を作出 このニワトリを代理母として使用することで、効率的にニワトリ新品種の作出が可能 始原生殖細胞を蛍光タンパク質で可視化したことで、生殖...
なぜ病原菌は特定の作物にのみ感染するのか~植物病原菌の宿主特異性の鍵因子~ 生物化学工学

なぜ病原菌は特定の作物にのみ感染するのか~植物病原菌の宿主特異性の鍵因子~

2023-03-23 京都大学 一般に動植物の感染症において、病原体は明確な「宿主特異性」を示します。しかし、病原体の宿主特異性がどのように成立しているのか、その分子的背景の理解は極めて限定的です。植物感染症の被害の70%以上は、植物病原性...
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一酸化窒素はDNA修飾の制御因子であることを発見~特異的阻害薬の開発に成功し、がんなどの疾患治療薬としての応用に期待~ 有機化学・薬学

一酸化窒素はDNA修飾の制御因子であることを発見~特異的阻害薬の開発に成功し、がんなどの疾患治療薬としての応用に期待~

2023-02-14 岡山大学,米国スクリプス研究所,東京薬科大学,理化学研究所,鳥取大学,徳島大学,東京大学農学生命科学研究科 ◆発表のポイント DNAのメチル化修飾は遺伝子発現を制御していますが、環境やストレスによって変化し、様々な疾患...
植物が根から鉄を吸収する機構の解明~不良土壌を改善する次世代肥料の開発に期待~ 生物化学工学

植物が根から鉄を吸収する機構の解明~不良土壌を改善する次世代肥料の開発に期待~

2022-12-05 理化学研究所,サントリー生命科学財団,徳島大学,東京大学,京都大学 理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター タンパク質機能・構造研究チームの山形 敦史 上級研究員、白水 美香子 チームリーダー、公益財団法人サント...
メスだけが生き残る仕組み~オスを狙って殺す共生細菌ボルバキアタンパク質Oscar(オス狩る)の発見~ 細胞遺伝子工学

メスだけが生き残る仕組み~オスを狙って殺す共生細菌ボルバキアタンパク質Oscar(オス狩る)の発見~

2022-11-14 東京大学 発表者 勝間 進 (東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻 教授) 廣田 加奈子 (東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻 博士課程) 松田 典子 (東京大学大学院農学生命科学研究...
抗体のクラススイッチを制御し微生物感染から 生体を防御する分子の発見 ~感染症や免疫難病に対する治療法開発への手がかりに~ 細胞遺伝子工学

抗体のクラススイッチを制御し微生物感染から 生体を防御する分子の発見 ~感染症や免疫難病に対する治療法開発への手がかりに~

2022-08-25 徳島大学,科学技術振興機構 徳島大学 大学院医歯薬学研究部・生体防御医学分野の九十九 伸一 助教、安友 康二 教授、モントリオール大学のJavier M Di Noia 教授、岐阜大学の前川 洋一 教授、滋賀医科大学の...
発症早期の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者さんを対象とした高用量メチルコバラミン第3相試験(JETALS)のご報告~症状の進行抑制効果が示されました~ 有機化学・薬学

発症早期の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者さんを対象とした高用量メチルコバラミン第3相試験(JETALS)のご報告~症状の進行抑制効果が示されました~

2022-05-10 徳島大学,日本医療研究開発機構 報道概要 徳島大学 梶龍兒特命教授(主任研究者)、徳島大学大学院医歯薬学研究部医学域臨床神経科学分野 和泉唯信教授(治験調整医師)らの研究チームは、発症早期の筋萎縮性側索硬化症(ALS)...
祖先の背中の肥大化が昆虫の翅を生んだ~150年来の昆虫翅進化の謎に迫る~ 生物化学工学

祖先の背中の肥大化が昆虫の翅を生んだ~150年来の昆虫翅進化の謎に迫る~

昆虫には翅進化の中間段階を示す決定的な化石が見つかっておらず、祖先的な発生様式を示すフタホシコオロギの翅づくりの過程を調べることで、この状況を打破することを目指しました。ゲノム編集や外科手術などの手法を駆使することによって、側板ではなく背板の細胞がコオロギの翅づくりに主導的な役割を果たすことを明らかにしました。さらに、背板を爆発的に肥大化させる細胞の成長シグナルを特定することに成功しました。
自己免疫疾患に対する新規治療法を発見 医療・健康

自己免疫疾患に対する新規治療法を発見

抑制性免疫補助受容体PD-1の機能制限を解除することによりPD-1の抑制機能を誘導することに成功しました。PD-1の抑制機能を誘導することにより、自己免疫疾患である関節リウマチ、多発性硬化症およびシェーグレン症候群の疾患モデルマウスを治療することに成功しました。
タンパク質分解誘導剤依存的な相互作用解析技術の開発 有機化学・薬学

タンパク質分解誘導剤依存的な相互作用解析技術の開発

AirIDをE3ユビキチンリガーゼに融合することで、細胞内のタンパク質分解誘導剤依存的に相互作用するタンパク質を網羅的に同定・解析できることが示されました。本解析技術を利用することで、タンパク質分解誘導剤の作用機序の解明や副作用を回避した化合物開発に繋がることが期待されます。
滑膜肉腫に対する新しいα線標的アイソトープ治療薬候補で腫瘍消失 医療・健康

滑膜肉腫に対する新しいα線標的アイソトープ治療薬候補で腫瘍消失

滑膜肉腫細胞に結合してα線を放出する標的アイソトープ治療薬候補アクチニウム225(225Ac)標識OTSA101を、滑膜肉腫モデルマウスに投与して、6割のマウスで腫瘍消失(完全奏効)が観察されました。
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