細胞遺伝子工学 36.6万人規模の大規模ゲノムコホートを構築~個別化医療・個別化予防の早期実現に向けて国内6研究機関が連携~ 国内6研究機関は各コホート研究で収集した情報を相互利用するための包括的な共同研究の枠組み(国内ゲノムコホート連携)を構築した。 2021-05-27 細胞遺伝子工学
医療・健康 マウスの心筋は心筋直接リプログラミングで心臓線維芽細胞から真に再生することを証明 心臓線維芽細胞から直接心筋細胞を誘導する「心筋直接リプログラミング法」を開発しているが、細胞の系譜と融合を明らかにする遺伝子改変マウスを用いて、生体内で新たに作製された心筋細胞が、心臓線維芽細胞由来の真の再生心筋細胞であることを、世界で初めて明らかにした。 2021-05-25 医療・健康
有機化学・薬学 ヒト肺胞細胞を用いた新型コロナウイルス感染症治療薬の効果判定法を確立 新型コロナウイルスの主要な感染巣であるヒトの肺胞の細胞を、オルガノイド培養技術を用いることで効率的に増殖させる技術を開発し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬の効果判定を行う評価系を確立することに成功した。 2021-05-20 有機化学・薬学
生物環境工学 微生物生態系の安定性を俯瞰できる新手法~腸内細菌叢の変動予測や制御への応用に期待~ 多種の生物がつくる生態系の安定性の変化を俯瞰的に捉えるためのデータ解析手法を開発した。 2021-05-18 生物環境工学
生物化学工学 ほとんどオスを産まないハチの謎を解明~母親どうしの協力行動であることが明らかに~ オスを少なく産むことにより、血縁関係のある息子どうしの配偶相手をめぐる無駄な競争を避け、その分多くのメスを産めるため、お互いの子孫の数を増やせることが、DNA 解析および数理的理論解析によって示された。 2021-05-11 生物化学工学
医療・健康 近年急増する難治性呼吸器感染症、肺MAC症の発症に関わる遺伝子を発見 近年急増する難治性呼吸器感染症、肺MAC症に対して、世界で初めてゲノムワイド関連解析を実施したことを報告した。 2021-04-28 医療・健康細胞遺伝子工学
医療・健康 難治性乳がん・膵がんに有効な革新的核酸医薬候補の開発に成功 乳がん、膵がんで発現が亢進している転写因子であるPRDM14遺伝子を標的とした配列特異性の高いキメラ型siRNAと核酸を病変に送達するY-shaped block co-polymer (YBC) からなる核酸医薬候補を開発した。 2021-04-23 医療・健康有機化学・薬学
生物工学一般 南極大陸の海岸の砂の中から新種のセンチュウを発見 南極・昭和基地周辺の海岸の砂の中から新種の海産センチュウを2種発見。解明が進んでいない昭和基地周辺に生息する海産無脊椎動物の多様性の一端を明らかに。 2021-04-21 生物工学一般
医療・健康 皮膚表皮細胞の細胞死過程を解明~細胞内の酸性化が正常な角層形成に重要~ 皮膚表皮細胞の細胞死の過程を明らかにし、新しい細胞死「Corneoptosis(コルネオトーシス)」を提唱した。皮膚の表面にある角層のバリア障害が知られているアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の発症機序の解明に役立つと期待。 2021-04-20 医療・健康
医療・健康 手根管症候群を検査するスマホゲームを開発 ~機械学習で親指の動きから推定、早期診断へ~ スマートフォンアプリを使った親指の運動解析と異常検知手法を用いた機械学習を組み合わせ、手根管症候群を簡便にスクリーニングする方法を開発した。 2021-03-15 医療・健康
医療・健康 難治性卵巣がんにおける白金製剤無効症例の原因としてのポリスルフィドの役割解明と、その分解剤による薬剤耐性解除効果の発見 手術により摘出した卵巣がん組織における活性硫黄種の一つであるポリスルフィド(PS)を表面増強ラマン散乱イメージングによって世界で初めて検出することに成功した。ポリスルフィドが高い値の症例では、手術後に行われる白金製剤などの化学療法の効果が低下し、長期予後が悪化することを明らかにした。 2021-03-09 医療・健康
生物化学工学 腸内細菌のD-アミノ酸が粘膜免疫を制御する仕組みを解明 2021-03-04 慶應義塾大学医学部,実験動物中央研究所,日本医療研究開発機構慶應義塾大学医学部薬理学教室の鈴木将貴特任助教、笹部潤平専任講師、安井正人教授らの研究グループは、同内科学(消化器)教室の金井隆典教授、米国ハーバード大学メデ... 2021-03-04 生物化学工学