東京大学医学部附属病院

世界初、NASHに対するデジタル療法の効果を臨床試験で確認 医療・健康

世界初、NASHに対するデジタル療法の効果を臨床試験で確認

2023-01-24 東京大学医学部附属病院肥満を背景に発症するNASHは国内に200万人程度(予備軍は推定1,000万人以上)存在すると考えられていますが、現状確立された治療法がなく、減量のための栄養指導や医師からの運動の励行など個々の施...
心筋梗塞の新たな治療ターゲットを発見~心筋梗塞の後に生じる時間的・空間的な遺伝子発現の変化を網羅的に解析~ 医療・健康

心筋梗塞の新たな治療ターゲットを発見~心筋梗塞の後に生じる時間的・空間的な遺伝子発現の変化を網羅的に解析~

2022-11-18 東京大学医学部附属病院心筋梗塞は、心臓に血液を供給する冠動脈が閉塞することで生じる代表的な循環器疾患の一つです。発症後の急性期にうまく救命できても、その後に慢性心不全を来すことが多く、その医療費負担は日本のみならず世界...
AIを用いた子宮肉腫の術前画像診断システムを開発 医療・健康

AIを用いた子宮肉腫の術前画像診断システムを開発

2022-11-16 東京大学医学部附属病院悪性腫瘍である子宮肉腫は、1万人の女性につき5人程度が発症する稀ながんです。同じく子宮から発生する子宮筋腫は、良性腫瘍で成人女性の20~30%程度が罹患すると考えられています。子宮肉腫は子宮全摘手...
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腎臓病の診断に応用できる新たな尿検査法を開発 医療・健康

腎臓病の診断に応用できる新たな尿検査法を開発

2022-11-09 東京大学医学部附属病院東京大学医学部附属病院の張田豊准教授、同院の滝澤慶一助教、がん研究会がんプレシジョン医療研究センターの植田幸嗣プロジェクトリーダー、東京大学大学院工学系研究科の一木隆範教授らの研究グループは、小児...
神経芽腫の新たな診断法と治療戦略を創出~がん細胞の生存戦略「がん代謝」を逆用する~ 医療・健康

神経芽腫の新たな診断法と治療戦略を創出~がん細胞の生存戦略「がん代謝」を逆用する~

2022-11-01 東京大学医学部附属病院神経芽腫は、小児で脳腫瘍に次ぎ多い固形のがんです。治癒率が低く、治療の副作用が強いことから、新たな治療戦略が求められます。京都大学大学院医学研究科発達小児科学 滝田順子 教授、東京大学医学部附属病...
がんになるとなぜ痩せるのか ~膵がん由来の細胞外小胞が脂肪分解を引き起こすメカニズムを解明~ 医療・健康

がんになるとなぜ痩せるのか ~膵がん由来の細胞外小胞が脂肪分解を引き起こすメカニズムを解明~

2022-10-31 東京大学医学部附属病院進行したがんの患者では、全身の脂肪や筋肉が萎縮して体重が極端に減少する「悪液質」の症候がしばしば見られます。一方、膵がんでは、まだ病変が局所にとどまっているうちから体重減少を呈することが知られてい...
糖尿病でのインスリン作用低下が筋肉の老化と全身の寿命に及ぼす影響を解明 医療・健康

糖尿病でのインスリン作用低下が筋肉の老化と全身の寿命に及ぼす影響を解明

2022-10-05 東京大学医学部附属病院下等生物ではインスリン作用が低下すると寿命が延びますが、これが哺乳動物(特に筋肉)にも当てはまるかどうかは不明でした。この度、国立国際医療研究センター研究所の植木浩二郎センター長、東京大学の門脇孝...
乳児期発症急性リンパ性白血病を5群に分類できることを解明~分子診断法の高精度化と治療の最適化への貢献を期待~ 医療・健康

乳児期発症急性リンパ性白血病を5群に分類できることを解明~分子診断法の高精度化と治療の最適化への貢献を期待~

2022-08-30 東京大学医学部附属病院乳児期に発症する急性リンパ性白血病(乳児ALL)は、小児期に発症するALLと大きく異なり、約80%にKMT2A融合遺伝子を認めることが特徴です(KMT2A-r乳児ALL)。KMT2A-r乳児ALL...
腱・靱帯の修復メカニズムの解明 医療・健康

腱・靱帯の修復メカニズムの解明

2022-08-20 東京大学医学部附属病院東京大学大学院医学系研究科の立花直寛(医学博士課程)、田中栄教授、齋藤琢准教授らのグループは、腱・靭帯が障害を受けた際に出現する新規のプロジェニター細胞を発見しました。腱や靱帯が損傷を受けると、そ...
腎保護作用が最も強いSGLT2阻害薬は?~薬剤間の薬効差を比較~ 有機化学・薬学

腎保護作用が最も強いSGLT2阻害薬は?~薬剤間の薬効差を比較~

2022-08-09 東京大学医学部附属病院糖尿病の治療薬として開発されたSGLT2阻害薬は、腎臓にある近位尿細管での糖の再吸収を阻害し、糖を尿から排出することで血糖値を下げる薬剤です。SGLT2阻害薬は、これまでの大規模臨床試験において、...
眼窩内海綿状血管奇形の新規疾患関連遺伝子変異(GJA4変異)を同定~血管奇形の新たな発症メカニズム解明や治療法開発につながる期待~ 医療・健康

眼窩内海綿状血管奇形の新規疾患関連遺伝子変異(GJA4変異)を同定~血管奇形の新たな発症メカニズム解明や治療法開発につながる期待~

2022-07-29 東京大学医学部附属病院血管奇形は異常血管が集合し形成されるもので、全身に生じ様々な臓器の機能障害をきたしうる疾患です。外科的・内科的治療を組み合わせた治療が行われるものの依然根治が困難な症例も多く、重症例は厚生労働省の...
医師主導治験において、全身性強皮症に対するB細胞除去療法の長期(48週間)にわたる有効性と安全性を確認 有機化学・薬学

医師主導治験において、全身性強皮症に対するB細胞除去療法の長期(48週間)にわたる有効性と安全性を確認

2022-06-29 東京大学医学部附属病院東京大学医学部附属病院皮膚科の佐藤伸一教授、吉崎歩講師、江畑慧助教らの研究グループは、全身性強皮症(以下、強皮症)に対する多施設共同医師主導治験(治験責任医師・調整医師 吉崎歩講師)を行い、B細胞...
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