東京大学

上部尿路上皮がんの分子分類と新規分子診断~尿中遺伝子変異の検出で高精度の診断が可能~ 医療・健康

上部尿路上皮がんの分子分類と新規分子診断~尿中遺伝子変異の検出で高精度の診断が可能~

上部尿路上皮がんの腫瘍検体及び術前に採取した尿を用いて大規模なゲノム解析を行い、(1)上部尿路上皮がんは遺伝子変異に基づき、異なる生存率を示す5つの分子病型に分類できること、(2)術前の尿中にはがん組織と同一の遺伝子異常が認められ、上部尿路上皮がんの精度の高い診断が可能となることを証明した。
ウイルスの感染力を高め、日本人に高頻度な細胞性免疫応答から免れるSARS-CoV-2変異の発見 医療・健康

ウイルスの感染力を高め、日本人に高頻度な細胞性免疫応答から免れるSARS-CoV-2変異の発見

新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の感染受容体結合部位が、ヒトの細胞性免疫を司る「ヒト白血球抗原(HLA)」の一種「HLA-A24」によって認識されることを見出した。「カリフォルニア株(B.1.427/429系統)」と「インド株(B.1.617系統;デルタ型)」に共通するスパイクタンパク質の「L452R変異」が、HLA-A24を介した細胞性免疫から逃避することを明らかにした。「L452R変異」は、ウイルスの感染力を増強する効果があることを明らかにした。
アトピー性皮膚炎発症の新しい遺伝因子~遺伝要因が影響する細胞も同定~ 医療・健康

アトピー性皮膚炎発症の新しい遺伝因子~遺伝要因が影響する細胞も同定~

日本人のアトピー性皮膚炎を対象にした大規模なゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い、アトピー性皮膚炎の病態に関わる新しい遺伝因子を特定した。
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子どもの安心感を育成する心理教育プログラム「安心GET」の絵本開発 医療・健康

子どもの安心感を育成する心理教育プログラム「安心GET」の絵本開発

日本の小学生においては、不安に対処する能力(コンピテンシー)として、不安のセルフコントロールだけでなく、共感、表現、受容などの特有の因子があることを明らかにし、不安を分かち合いながら安心感を育成する日本の子ども用心理教育プログラム「安心GET」を開発した。
主婦考案!室内の鉢植えバラを美しく保つ「上方照射法」(根元から上向きに光をあててもバラは美しく咲く) 生物環境工学

主婦考案!室内の鉢植えバラを美しく保つ「上方照射法」(根元から上向きに光をあててもバラは美しく咲く)

室内でのバラ管理において、上方照明が有効であることを明らかにした。根元から光をあてることによって、葉の老化が抑制され、開花が促進された。
テントウムシ脚裏の接着原理を解明 生物化学工学

テントウムシ脚裏の接着原理を解明

テントウムシの脚裏の接着の原理を解明した。主要な接着の原因は「分子間力 (ファンデルワールス力) 」であることが証明された。
オートファジーが一次繊毛形成を促進するメカニズム 生物化学工学

オートファジーが一次繊毛形成を促進するメカニズム

細胞の分化や正常な胚発生などをつかさどる一次繊毛の形成には、その抑制因子(MYH9)がオートファジーによって分解されることが重要であることを発見した。MYH9が分解されないと、正常な繊毛が形成されず、腎臓の尿細管細胞が腫大することを発見した。
RNAのたった1ヵ所のメチル化修飾が たんぱく質におけるアミノ酸配列の多様性を生み出す 細胞遺伝子工学

RNAのたった1ヵ所のメチル化修飾が たんぱく質におけるアミノ酸配列の多様性を生み出す

スプライソソームとmRNA前駆体の相互作用において、U6 snRNAのm6A修飾が特定の塩基配列を持つイントロンとの結合を安定化することで、スプライシングの効率を上げる仕組みを見いだした。
皮膚硬化治療薬として世界初、医師主導治験により全身性強皮症に対するB細胞除去療法の有効性を証明 有機化学・薬学

皮膚硬化治療薬として世界初、医師主導治験により全身性強皮症に対するB細胞除去療法の有効性を証明

自己免疫疾患の一つである全身性強皮症を対象に、医師主導治験としてリツキシマブを用いたプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験を行い、主要な症状である皮膚硬化と肺線維症に対する優れた有効性を見いだした。
少量のDNAから実施できる長いDNAの全ゲノムメチル化解析法を開発 細胞遺伝子工学

少量のDNAから実施できる長いDNAの全ゲノムメチル化解析法を開発

これまでの長いDNAのメチル化解析手法では、1マイクログラム程度のDNAが必要でしたが、1/100の量(10ナノグラム)のDNAから実施できる方法を開発した。DNA上の場所のメチル化解析に成功した。
進むべきか戻るべきか? ~過去の経験を基にして行動を逆転させる機構の解明~ 生物化学工学

進むべきか戻るべきか? ~過去の経験を基にして行動を逆転させる機構の解明~

線虫 は飼育された環境によって塩濃度の好みが逆になる。この時、味覚を感じる感覚神経から、その神経とつながっている神経(介在神経)への情報の伝わり方が逆転していることを見出した。
肉眼では分かりにくい脳腫瘍に即時に「色をつける」局所投与型の手術用新規蛍光プローブの開発 有機化学・薬学

肉眼では分かりにくい脳腫瘍に即時に「色をつける」局所投与型の手術用新規蛍光プローブの開発

脳腫瘍で高頻度にみられる神経膠腫(グリオーマ)のうち、最も悪性度の高い膠芽腫を、手術中に「色をつける」ことで識別しやすくする局所投与型蛍光プローブを開発した。今回開発した蛍光プローブはわずか数分で蛍光を発し、繰り返し投与が可能であることが特徴。
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