東京農業大学

生物化学工学

植物の長期高温ストレス耐性には正確なmRNA スプライシングの維持が重要 〜何日も続く高温に適応する作物育種へ期待〜

2023-11-14 東京農業大学 本研究成果のポイント シロイヌナズナ野生系統間に見られる長期的な高温耐性の違いを制御するLHT1遺伝子を同定 長期高温耐性を欠損したシロイヌナズナsloh3, sloh63変異株を単離し、原因遺伝子を同定...
生物化学工学

カマキリを操るハリガネムシ遺伝子の驚くべき由来~宿主から寄生虫への大規模遺伝子水平伝播の可能性~

2023-10-20 理化学研究所,京都大学,国立台湾大学,大阪医科薬科大学,神戸大学,東京農業大学,福井県立大学 理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 染色体分配研究チームの三品 達平 基礎科学特別研究員(研究当時、現 客員研究員...
生物化学工学

LysM型受容体を介した自然免疫システムが陸上植物間で広く保存されていることを解明 〜植物免疫システムの起源と進化の理解に貢献〜

2023-09-01 東京農業大学 研究成果のポイント ・コケ植物ゼニゴケにおけるLysM型の膜受容体を介した免疫システムを発見 ・陸上植物における膜受容体を介した免疫システムの起源、保存性および多様性を示唆 ・ゼニゴケにおいて青色光受容体...
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有機化学・薬学

クマバチから補酵素NADの合成能を欠損する 自 力では生育できない乳酸菌を発見 〜クマバチ 属に共通のコア腸内細菌群を親子間で伝播・維持する生態が判明〜

2023-07-03 東京農業大学,理化学研究所 本研究成果のポイント ①   クマバチから、世界で初めて生命代謝に必須の補酵素NADの合成遺伝子を特異的に欠損する自力では生育できない微生物(乳酸菌)の発見・培養に成功した。 ②   単独の...
細胞遺伝子工学

母親からのゲノムに”刷り込まれる”記憶の多様性

2023-03-17 奈良県立医科大学,理化学研究所,東京農業大学 奈良県立医科大学、発生・再生医学講座の研究グループは、哺乳類の卵のエピゲノム修飾が次世代へと継承される、つまり母親のゲノムに刷り込み(インプリント)が入るゲノムインプリンテ...
細胞遺伝子工学

世界初!免疫機能を付与したミニ腸の開発に成功~炎症性腸疾患治療の開発、腸管免疫や腸内細菌分野への応用にも期待~

2022-06-27 国立成育医療研究センター 国立成育医療研究センター(所在地:東京都世田谷区大蔵、理事長:五十嵐隆)研究所 再生医療センターの阿久津英憲部長、東京農業大学食品安全健康学科の岩槻健教授、弘前大学大学院医学研究科消化器外科学...
細胞遺伝子工学

ニホンオオカミの起源を解明

2022-05-10 国立遺伝学研究所 山梨大学、国立科学博物館、東京農業大学、東京工業大学、国立遺伝学研究所、山形大学、国立歴史民俗博物館などからなる研究グループは、日本列島に生息していたオオカミの化石を用いてゲノムDNAの解析と放射性炭...
生物化学工学

トンボの幼虫から成虫への変態に必須な遺伝子群の同定に成功

トンボが幼虫から成虫への変態に必要な遺伝子群を解析し、重要な3種類の転写因子を同定した。その中の一つで他の昆虫の「さなぎ」の形質を決定する転写因子が、さなぎの時期を持たないトンボでは、幼虫の形質を作り出す遺伝子と成虫の形質を作り出す遺伝子の両方をコントロールしていることを発見した。これは、昆虫の多様性を担う変態を解明する重要な成果である。
生物化学工学

最適な根の長さとは~植物が環境に応じて根の長さを決める仕組み~

「小胞体ストレス応答(UPR)」と呼ばれる細胞内恒常性の維持機構が欠損したシロイヌナズナの変異株(bz1728)が示す、著しい根の伸長阻害を回復した突然変異体nobiro6株の分子遺伝学的解析を行いました。伸長回復は基本転写因子複合体の構成因子「TAF12b」の機能欠損によることが明らかになりました。
細胞遺伝子工学

NIESカルチャーコレクションのシアノバクテリアの網羅的かつ高精度なゲノム解析に成功

NIESが保管する28株のヘテロシスト形成株と3株の非形成株,あわせて31株のシアノバクテリアの高精度なゲノム情報の整備に成功しました。ゲノム解析株はNIESカルチャーコレクション(国立環境研究所 微生物系統保存施設),ゲノム情報は国立遺伝学研究所の参画する国際データベースをそれぞれ通じて全世界に公開されています。
細胞遺伝子工学

国際連携で挑むタマネギゲノム解読~経済的に重要な高等植物種の巨大なゲノムを読み解く~

シャロットとタマネギの倍加半数体間のF2分離集団等を用いて次世代シーケンサによる発現遺伝子の網羅的解析を実施した。約4,400個の発現遺伝子を8本の染色体に対応した遺伝地図上に整列化させることに成功した。
生物環境工学

生物多様性保全と温暖化対策は両立できることが判明

生物多様性の損失は気候安定化の努力で抑えられる 2019-12-04 京都大学 藤森真一郎 工学研究科准教授は、森林研究・整備機構森林総合研究所、立命館大学、国立環境研究所、東京農業大学と共同で、パリ協定が目指す長期気候目標(2℃目標)達成...
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