生物化学工学 オートファゴソームを効率よく作る仕組みを発見 ~オートファジーの主役の働きが明らかに~ 脂質化Atg8は細胞内の不要な物質を分解する仕組み(オートファジー)で中心的な働きをするたんぱく質であり、その脂質膜上での立体構造が初めて明らかになった。 2021-07-09 生物化学工学
医療・健康 数理モデルによる臨床試験シミュレーターを開発 ~感染症に対する標準治療法の早期確立に貢献~ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の“臨床試験シミュレーター”を新たに開発した。 2021-07-07 医療・健康
生物工学一般 生命科学実験の効率的な自動化を実現するスケジューリング手法を開発 実験手順を複数の機器で効率よく実行するためのスケジューリング問題に対して、混合整数計画問題として数理的に定式化した上で、分枝限定法を用いて解を求める方法を開発した。 2021-06-28 生物工学一般
生物化学工学 マメ科植物の栄養環境適応戦略 ~窒素栄養に応答して遺伝子発現を調節する仕組み~ マメ科のモデル植物ミヤコグサを用いた研究で、特定のDNA配列と結合して遺伝子の発現を調節する2つのたんぱく質(NLP転写因子)NRSYM1とNRSYM2が、硝酸の濃度に応じて遺伝子の発現を制御する主要な因子であることを明らかにした。 2021-04-09 生物化学工学
生物工学一般 生きた細胞膜での膜透過性ペプチドの取り込みをナノスケールで可視化 細胞にダメージを与えないで細胞表面のナノ形状を計測可能な走査型イオンコンダクタンス顕微鏡と、焦点面での標識分子動態を可視化できるスピニングディスク式の共焦点レーザー走査顕微鏡を融合した装置を開発、膜透過性ペプチドの流入領域で生じる形状変化を直接観察し、その詳細を明らかにした。 2021-03-29 生物工学一般
医療・健康 ウイルス排出量のピークが早い 新型コロナウイルスの治療が困難な理由を解明 COVID-19ではMERSやSARSと比較して、早期にウイルス排出量がピークに達することを明らかにした。開発したコンピューターシミュレーションによる網羅的な分析から、ピーク後に治療を開始した場合、ウイルス排出量を減少させる効果は極めて限定的であることを見いだした。 2021-03-23 医療・健康
医療・健康 痛みを感じた時の脳内の神経回路変化を ホログラフィック顕微鏡によって解明 痛みの急性期の大脳皮質第一次体性感覚野において、神経細胞の自発的な活動と細胞間の活動相関性が増加すること、ホログラフィック光刺激によって1つの神経細胞を刺激した際の周囲の神経細胞の応答が増加し、痛みの改善に伴ってそれらが元の状態まで低下することが明らかになった。 2021-03-22 医療・健康
細胞遺伝子工学 スーパー作物キヌアの遺伝子機能解明への道を切り拓く キヌアにおける遺伝子機能の解析技術を世界で初めて開発し、キヌアの色や形をコントロールすることに成功した。 2021-03-18 細胞遺伝子工学
医療・健康 手根管症候群を検査するスマホゲームを開発 ~機械学習で親指の動きから推定、早期診断へ~ スマートフォンアプリを使った親指の運動解析と異常検知手法を用いた機械学習を組み合わせ、手根管症候群を簡便にスクリーニングする方法を開発した。 2021-03-15 医療・健康
医療・健康 細胞内の不良ミトコンドリアを処理する新たな機構を解明~遺伝性パーキンソン病の治療法開発に期待~ 2021-01-20 大阪大学,科学技術振興機構,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント パーキンソン病において、機能不全に陥ったミトコンドリア※1を処理する新たな機構として、機能不全ミトコンドリアを細胞外へ放出し処理をする、ミトコンドリ... 2021-01-20 医療・健康
細胞遺伝子工学 日本コムギ農林61号など世界15品種の高精度ゲノム解読に成功 ゲノム情報を利用した迅速な分子育種技術の開発に期待 2021-01-18 横浜市立大学,チューリッヒ大学,農業・食品産業技術総合研究機構,京都大学,株式会社ヒューノーム研究所,産業技術総合研究所,科学技術振興機構,日本医療研究開発機構 横浜... 2021-01-18 細胞遺伝子工学
医療・健康 内視鏡AI診断支援医療機器ソフトウェア 「WISE VISION 内視鏡画像解析AI」医療機器承認 2021-01-12 国立がん研究センター,科学技術振興機構,日本医療研究開発機構 ポイント 国立がん研究センター 中央病院に蓄積される1万病変以上の早期大腸がんおよび前がん病変の内視鏡画像をAIに学習させ、典型例だけでなく非典型例も検出で... 2021-01-12 医療・健康