生物化学工学 植物の成長を促す植物ホルモンの遺伝子発現調節の新しい仕組み~転写因子のDNA形状読み取りが遺伝子発現の方向を決める~ 2022-12-28 京都大学ブラシノステロイド(BR)は、植物の器官伸長や維管束形成など、成長を促進的に調節する植物ホルモンです。BRの生理機能は、細胞膜受容体へのBRの結合に始まるシグナル伝達によって活性化されたマスター転写因子が、成長... 2022-12-28 生物化学工学
医療・健康 血管狭窄時の新生内膜形成に内皮間葉転換が寄与する 〜血管リモデリングの仕組みを解明〜 2022-12-22 筑波大学,国立循環器病研究センター血管の内表面(上皮)を構成する血管内皮細胞が非上皮系の間葉細胞へと分化転換するプロセス(内皮間葉転換:EndMT)は、さまざまな血管リモデリングに関与することが知られています。しかし、... 2022-12-22 医療・健康
有機化学・薬学 呼吸鎖酵素に隠された阻害機構の解明 〜病原菌特異的な新規抗菌薬の合理的創出を目指して〜 2022-12-09 国立循環器病研究センター国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:大津欣也、略称:国循)分子薬理部の西田優也上級研究員、新谷泰範部長らのグループは、大阪大学、理化学研究所、兵庫県立大学、筑波大学、国立感染症研究所... 2022-12-09 有機化学・薬学
医療・健康 興奮性ニューロン内の分子シグナルが睡眠を制御する~眠りの量と質が決まる仕組みを解明~ 2022-12-08 筑波大学,東邦大学,日本医療研究開発機構睡眠は誰にでも必要ですが、なぜ眠らなければならないのかは現在でも謎です。本研究チームは、この謎を解く鍵となる酵素(SIK3)に注目していました。この酵素は睡眠に関わる脳内の反応の... 2022-12-08 医療・健康
生物工学一般 〝酵母〟なのか〝キノコ〟なのか二面性持つシロキクラゲ目の新種発見、分類の一部見直しも提唱 2022-11-16 筑波大学菌類はさまざまな姿形をとることが知られており、その形態に応じて呼称が変わります。顕微鏡レベルの微小な菌糸を主体とするものは「カビ」と呼ばれます。いわゆる「キノコ」は、胞子をつくるために菌糸が集合してできた構造物... 2022-11-16 生物工学一般
有機化学・薬学 コンピュータ解析で意義不明変異のなかに治療標的となる新たな遺伝子変異を発見~がんゲノム医療のさらなる拡大へ向けた一歩~ 2022-09-27 国立がん研究センター,慈恵大学,京都大学,筑波大学,東北大学,東京工業大学発表のポイント がんゲノムデータベースに登録される約7万種類の遺伝子変異のコンピュータ解析により、RETがん遺伝子に新たな治療標的となる遺伝子変... 2022-09-28 有機化学・薬学
細胞遺伝子工学 患者由来iPS細胞の肝臓難病モデル~ウィルソン病の治療薬候補を探索~ 2022-09-21 理化学研究所,東京都医学総合研究所,筑波大学理化学研究所(理研)バイオリソース研究センターiPS細胞高次特性解析開発チームの林洋平チームリーダー(筑波大学医学医療系教授(連携大学院))、宋丹研修生(筑波大学大学院人間総... 2022-09-21 細胞遺伝子工学
医療・健康 細胞膜の中ではたらく特殊なタンパク質分解酵素の構造を解明~細菌感染症の新たな治療法の開発へ期待~ 2022-08-25 京都大学秋山芳展 医生物学研究所教授、檜作洋平 同助教、禾晃和 横浜市立大学准教授のグループは、東京大学、理化学研究所、大阪大学、筑波大学、東北大学との共同研究で、細胞膜の中ではたらく特殊なタンパク質分解酵素RsePと... 2022-08-25 医療・健康
有機化学・薬学 単一細胞レベルで微量なRNAを高感度かつ高精度に検出、解析する新技術の開発に成功~既存技術では検出が難しい細胞間コミュニケーションの検出も可能に~ 2022-06-28 東京理科大学,筑波大学,日本医療研究開発機構研究の要旨とポイント 既存技術よりも高感度かつ高精度に1細胞中の微量なRNAを解析できる1細胞RNAシーケンス解析法「TAS-Seq法」を新たに開発しました。 TAS-Seq... 2022-06-28 有機化学・薬学
医療・健康 必要な時だけ標的タンパク質を壊すがん治療~薬剤投与によるマウス内在性PD-1の分解~ 2022-06-20 京都大学成瀬智恵 医学研究科准教授、浅野雅秀 同教授、杉山文博 筑波大学教授、宮崎龍彦 岐阜大学教授らの研究グループは、特定のタンパク質を必要な時だけ除去するSMAShデグロンシステムを用いて、マウスの内在性PD-1の... 2022-06-21 医療・健康
生物化学工学 起きていた時間を測る神経細胞の発見~寝ないと眠くなる仕組みの一端を解明~ 2022-06-17 筑波大学,日本医療研究開発機構発表概要本研究グループはこれまでに、線虫(注1)という単純な体の構造をした生物の睡眠と、哺乳類の睡眠を制御している遺伝子が共通していることを示してきました。今回、この線虫を用いて、「どうし... 2022-06-17 生物化学工学
生物化学工学 巧みな生存戦略を持つ寄生蜂の全ゲノム配列解読に成功 2022-06-14 筑波大学,科学技術振興機構寄生蜂とは、宿主(主に他種昆虫)の栄養やエネルギーを利用して生活するハチ目昆虫の総称です。その種数は、昆虫類約100万種の中の約20パーセントをも占めると推定されており、地球上で最も成功した戦... 2022-06-14 生物化学工学細胞遺伝子工学