2025-03-12 アメリカ国立衛生研究所 (NIH)
Colorized transmission electron micrograph of immature mpox virus particles (blue with red viral envelope) found within an infected VERO E6 cell (yellow), cultured in the laboratory. NIAID
米国国立衛生研究所(NIH)が主導する国際臨床試験において、抗ウイルス薬テコビリマット(商品名:Tpoxx)が、クラードII型のmpox(サル痘)患者の病変の臨床的解消時間の短縮や疼痛管理の改善に効果がないことが示されました。 2024年末に中間解析の結果、テコビリマット単独療法の有効性が確認されなかったため、試験の新規登録は中止されました。詳細な結果は、2025年にサンフランシスコで開催されたレトロウイルスおよび日和見感染症に関する会議(CROI)で発表されました。
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