不妊治療に関する共同研究を開始~AIを用いた不妊治療支援用スマートフォンアプリ開発を目指して~

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2020-06-19 国立成育医療研究センター

国立成育医療研究センター(東京都世田谷区、理事長:五十嵐 隆、研究所所長:松原 洋一) 再生医療センター梅澤 明弘部長、横溝 陵研究員らのグループと、女性の健康情報サービス「ルナルナ」を運営する株式会社エムティーアイ(東京都新宿区、代表取締役社長:前多 俊宏)は、この度AIを用いた不妊治療支援用スマートフォンアプリの開発を目指した共同研究を開始します。

本研究ではスマートフォンを用い、不妊治療に関するデータ管理の効率化や利用者の妊娠・不妊治療に関する知識向上を図ることで、利用者が不妊治療について理解し、より納得して治療に臨む事ができるよう支援します。また、不妊治療支援用スマートフォンアプリを利用することで蓄積されるビッグデータを基にAIモデルを開発し、不妊治療に関する新たな知見の創出を図ります。

本共同研究の第一弾として、6月18日(木)より、スマートフォンアプリを用いた情報提供が、いかに利用者の知識向上に役立つのかを調べる研究を開始します。研究に関するお知らせは、アプリ「ルナルナ」内の「ルナルナラボ」にて配信します。

本研究が目指す未来の図

第一弾研究の参加方法

研究の名称:スマートフォンアプリによる妊娠・不妊治療リテラシー向上に関する検討

参加対象者:「ルナルナ」アプリを使用していて、妊娠を希望されている方(現在、「妊娠希望ステージ」に登録されている方)

参加方法:「ルナルナ」アプリを開く > メニュー > お知らせ より参加

研究の概要

本研究を通じて様々な知見の創出を目指し、下記の検討を行います。

  • 不妊治療支援用スマートフォンアプリを用いた情報提供が、いかに利用者の知識向上に役立つのか(第一弾研究)。
  • データ管理を効率化することで、利用者および医療機関においてどのくらい利便性を向上させることが出来るか。
  • 不妊治療支援用スマートフォンアプリに蓄積されるビッグデータを基にAIモデルを開発することで、個々の患者さんに適した情報配信や治療方針検討、診療支援を行えるか。

詳しい資料は≫

医療・健康
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