生物環境工学

医療・健康

耐性菌を防ぎつつ人体や環境に有害な微生物集団を除去する方法を発見

生物由来の界面活性剤を組み合わせて除去効率が向上 2020-06-03 筑波大学,科学技術振興機構 ポイント 酵母由来の界面活性剤であるソホロ脂質が、細菌を死滅させることなく、細菌が形成する微生物集団(バイオフィルム)を除去できることを発見...
生物環境工学

ウナギを守ることは河川の生態系全体を守ること

淡水生態系における生物多様性保全のシンボル種として機能 2020-05-29 神戸大学,東京大学 ,中央大学 神戸大学大学院理学研究科の板倉光研究員(兼 メリーランド大学・海外学振特別研究員)、東京大学大気海洋研究所の脇谷量子郎特任研究員、...
細胞遺伝子工学

植物が春の「暖かさ」を感じて「寒さ」を無視して花を咲かせるしくみを解明

2020-05-29 京都大学 西尾治幾 生態学研究センター研究員、工藤洋 同教授らの研究グループは、植物が春の暖かさのみを感じるために、FLCという植物の花の形成を抑制する遺伝子の発現が、春には一方向的に上昇して逆行しないしくみをもつこと...
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生物化学工学

光合成により生じたデンプンの新たな機能を発見

2020-05-26 京都大学 豊川知華 生命科学研究科博士課程学生、山野隆志 同講師、福澤秀哉 同教授の研究グループは、光合成により生じたデンプンの新たな機能を発見しました。 植物は太陽光のエネルギーを利用して二酸化炭素(CO2)を固定し...
生物化学工学

ツバルのサンゴが記録していたサンゴ礁劣化の歴史

サンゴ骨格年輪に黒色バンドとして記録された無酸素環境 2020-05-25 東京大学 東京大学大学院理学系研究科の中村修子特任研究員(プロジェクト当時、現笹川平和財団海洋政策研究所研究員)と茅根創教授のグループは、2009年ツバルの首都フォ...
生物化学工学

植物の根が地中へ、枝が上向きに一定の角度で伸長する仕組み

Anti-gravitropic offset (AGO)と呼ばれる成長成分の性質を明らかに 2020-05-19 基礎生物学研究所 基礎生物学研究所 植物環境応答研究部門の森田(寺尾)美代教授と川本望特任助教、中村守貴特任研究員らのグルー...
生物環境工学

ヒガラはシジュウカラの警戒声から天敵の姿をイメージできることを解明~鳥類における他言語理解~

2020-05-15 京都大学 鈴木俊貴 白眉センター特定助教は、鳥類が他種の警戒の鳴き声から天敵の姿をイメージする能力をもつことを実験により明らかにしました。 多くの動物は天敵(捕食者など)に遭遇すると特別な鳴き声を発して警戒します。この...
医療・健康

新型コロナウイルスはネコの間で感染伝播する

2020-05-04 東京大学  発表のポイント 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者から分離されたウイルスの、ネコの呼吸器における増殖能とネコ間での感染伝播能を解析した。 新型コロナウイルスはネコの呼吸器でよく増え、さらにネコ...
生物化学工学

シアノバクテリアの休むという生存戦略不活性な細胞が分布範囲の拡大に寄与する

2020-05-14 東京大学 東京大学大学院農学生命科学研究科の増田貴子研究員(現、チェコ科学アカデミー研究員)、古谷研名誉教授(現、創価大学教授)、同大学大気海洋研究所高畑直人助教、塩崎拓平准教授、佐野有司教授、ワシントン大学海洋学科の...
医療・健康

三日熱マラリアの肝内休眠型血清診断マーカーの開発に成功~マラリア撲滅を加速~

2020-05-12 愛媛大学 概要 このたび、愛媛大学プロテオサイエンスセンター高島英造准教授、森田将之講師、坪井敬文教授、株式会社セルフリーサイエンス マティアス・ハーベス次長らを含む国際研究グループは、三日熱マラリア再発の原因となって...
細胞遺伝子工学

父親への精神ストレスが子供の代謝に影響する機構を解明~精神ストレスによるエピゲノム変化が遺伝する

2020-05-05 理化学研究所 理化学研究所(理研)開拓研究本部眞貝細胞記憶研究室の成耆鉉協力研究員、石井俊輔研究員らの共同研究グループは、モデル生物ショウジョウバエを用いて、父親への精神ストレスが生殖細胞でエピゲノム変化を誘導し、それ...
生物化学工学

葉をたくさん食べるニホンザルの腸内細菌は、葉の発酵能力が高いことを証明

動物の消化への腸内細菌の寄与 2020-05-01 京都大学 半谷吾郎 霊長類研究所准教授らの研究グループは、屋久島の野生ニホンザルの新鮮な糞と葉を混ぜて試験管内で発酵させたところ、葉をよく食べている地域のほうが発酵が多く行われることを明ら...
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