有機化学・薬学

有機化学・薬学

慢性アレルギー疾患に関わるヒスタミン受容体の構造解明―新規アトピー性皮膚炎・喘息治療薬の開発に貢献

2023-10-23 京都大学 林到炫(イム・ドヒョン)医学研究科助教、岩田想 同教授(兼:理化学研究所グループディレクター)、浅田秀基 同特定准教授らの研究グループは、野田岳志 医生物学研究所教授、杉田征彦 同/白眉センター准教授、加藤貴...
有機化学・薬学

AIを駆使した医薬品の次世代反応解析~デジタル空間でのプロセス設計に向けた新規モデルを構築~

2023-10-20 東京大学 発表のポイント ◆ 医薬品合成で広く用いられるグリニャール反応について、メカニズムが未知の不純物生成を精度良く記述できる新しい数理モデルを構築しました。 ◆ 物質・熱収支に基づく物理モデルと、不純物生成を表す...
有機化学・薬学

デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療が大きく前進 ~デュアルターゲティング核酸医薬(NS-089/NCNP-02)の医師主導試験の元となる結果を発表~

2023-10-17 国立精神・神経医療研究センター 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所遺伝子疾患治療研究部のグループが開発を進めている、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)を対象とした「NS-089/...
ad
有機化学・薬学

新規クロマチン凝集因子の発見~HMGA2はクロマチンを直接凝集させ神経幹細胞の維持に貢献する~

2023-10-16 東京大学 発表のポイント   これまで機能に謎の多かったタンパク質HMGA2がクロマチンを直接凝集させる活性を持つことを明らかにしました。   クロマチンの凝集活性を持たない変異体HMGA2を作出することに成功し、HM...
有機化学・薬学

鳥の粘着性の唾液を真似てセルロース・ゲルを作る(Mimicking a Bird’s Sticky Spit to Create Cellulose Gels)

2023-10-16 ノースカロライナ州立大学(NCState) ◆ノースカロライナ州立大学の研究者は、小鳥の巣作りプロセスを模倣して、セルロースゲルを無毒の方法で作成する技術を開発しました。この新しい方法は、セルロースゲルを作成するために...
有機化学・薬学

大きくなったがんを消失させる抗体ミメティクスの制癌剤結合薬の製造方法を開発 ~マウス実験で乳がんの消失に成功~

2023-10-13 東京大学,東北大学,サヴィッド・セラピューティックス株式会社 発表のポイント がんの薬剤耐性細胞に対してよく効くデュオカルマイシンを使用したAMDC新規薬物送達システムの製造手法を開発しました。 このAMDCは細胞内へ...
有機化学・薬学

ファインケミカルと医薬品のグリーン生産のための新規触媒(Novel catalyst for green production of fine chemicals and pharmaceuticals)

2023-10-11 シンガポール国立大学(NUS) ◆NUSの研究チームは、国際協力者と共に新しい触媒「GACs」を開発し、微細な化学物質と医薬品の持続可能な製造プロセスを促進することに成功しました。従来の触媒に比べて高効率で、環境に優し...
有機化学・薬学

富士通と理化学研究所、独自の生成AIに基づく創薬技術を開発~電子顕微鏡画像からタンパク質の広範囲な構造変化の予測を実現~

2023-10-10 富士通株式会社,理化学研究所 富士通株式会社(注1)(以下 富士通)と国立研究開発法人理化学研究所(注2)(以下 理研)計算科学研究センター(R-CCS)HPC/AI駆動型医薬プラットフォーム部門(注3)は、創薬の開発...
有機化学・薬学

癌治療薬が免疫系の腫瘍と闘う能力を回復させる(Cancer Drug Restores Immune System’s Ability to Fight Tumors)

2023-10-09 テキサス大学オースチン校(UT Austin) ◆テキサス大学オースティン校の研究チームが開発した新しい生物学的な薬物は、がんと戦う免疫細胞の効果を回復させ、マウスモデルでの実験で腫瘍の成長を遅らせ、寿命を延ばし、免疫...
有機化学・薬学

試験管内での鉄硫黄タンパク質のワンポット合成に成功~さまざまな代謝反応の再構成に期待~

2023-09-27 東京工業大学 要点 試験管内で生命に必須な鉄硫黄タンパク質を迅速かつ簡便に合成する手法を確立。 無細胞翻訳系、酸素除去系、鉄硫黄クラスター生合成系を組み合わせることで、グローブボックスなどを用いることなく、試験管内で人...
有機化学・薬学

過去の臨床試験データをプラセボ投与の代替とする新たな新薬開発の仕組みを目指す~No Placebo Initiative~

2023-10-05 国立がん研究センター 発表のポイント 標準治療のない被験者を対象とした新薬のランダム化比較試験*1では、その比較対照群としてプラセボ(偽薬)*2が用いられることが一般的ですが、プラセボの使用には、患者さんへの倫理的配慮...
有機化学・薬学

膜を傷つけず細胞内に薬を届ける新技術 ~インクジェットプリンター技術の活用でがん細胞に直接アプローチ~

2023-10-05 京都大学 二木史朗 化学研究所教授、大村美香 大阪公立大学博士課程学生、中瀬生彦 同教授、中瀬朋夏 武庫川女子大学教授らの研究グループは、がん細胞膜に穴を開けることなく超微量薬物を細胞内に導入することを可能にしました。...
ad
タイトルとURLをコピーしました