2023-04

細胞遺伝子工学

デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)に対する細胞治療研究の非臨床試験に向けた免疫不全DMDモデルラットの確立

2023-04-24 京都大学iPS細胞研究所 ポイント 免疫不全デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)モデルラットを作製した。 従来のDMDモデルマウスよりDMD患者さんに近い重篤な症状を示す。 ヒト不死化筋芽細胞株をDMDモデルラット...
細胞遺伝子工学

横紋筋特異的なリボソームを発見~心機能に必須な翻訳伸長ダイナミクスを調節する~

2023-04-24 九州大学 ポイント リボソームサブユニットRPL3の類似遺伝子であるRPL3Lは心臓や骨格筋に特異的に発現する。 RPL3Lを含むリボソームが欠損した心臓では心臓の収縮に関わる遺伝子の翻訳ダイナミクスが乱れることを見出...
生物工学一般

細胞の境界の湾曲構造に隠れた原理を発見

2023-04-22 生理学研究所 ポイント ①典型的な上皮細胞であるMDCK細胞の境界の湾曲構造のパワースペクトルを両対数プロットすると直線状になる、スケーリングと呼ばれる性質があることを見出した。 ②本研究の発展により、生物学と物理学、...
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生物工学一般

「目が見えなくなると触覚が鋭敏になる」メカニズムを解明

2023-04-22 生理学研究所 国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学大学院医学系研究科分子細胞学分野の客員研究者 橋本明香里(公立陶生病院 研修医:神戸大学医学部卒業)、和氣弘明 教授の研究グループは、早期視覚喪失がもたらす触覚機...
医療・健康

グラフェンの「タトゥー」が光で不整脈を治療する(Graphene ‘tattoo’ treats cardiac arrhythmia with light)

2023-04-17 ノースウェスタン大学 ノースウェスタン大学とテキサス大学オースティン校の研究者は、超強力、軽量、導電性を持つ2次元の超材料であるグラフェンから作られた初の心臓インプラントを開発しました。このインプラントは、不整脈を感知...
有機化学・薬学

腸内細菌がスーパーポリマーを使って抗生物質をかわす(Gut bacteria use super-polymers to dodge antibiotics)

2023-04-21 インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL) 薬剤耐性菌に対処することが困難な理由を明らかにする発見がなされたが、問題に対処する可能性がある。 薬剤耐性菌が転移するのに使う超高分子構造物は、将来の医薬品において正確な薬剤...
有機化学・薬学

インスリンの効きすぎは効きすぎと同じくらい危険(Too Much Insulin Can Be as Dangerous as Too Little)

2023-04-21 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) 100年以上が経過したが、インスリンの治療効果は拡大・精密化された。アメリカ糖尿病協会によると、約840万人がインスリンを使用している。新しい研究により、過剰なインスリンに...
医療・健康

糖尿病管理ケアモデルにおける患者報告アウトカムの重要性を示す研究結果(Study shows importance of patient-reported outcomes in diabetes management care model)

2023-04-20 カリフォルニア大学校アーバイン校(UCI) 糖尿病管理において、患者が報告するアウトカム(治療成績)を含めた薬剤師参加型の医療モデルが成功することが、米国カリフォルニア大学アーバイン校の研究で示された。 世界各地からの...
医療・健康

痛みを伴わず皮膚から薬剤を投与できるウェアラブルパッチを開発(Wearable patch can painlessly deliver drugs through the skin)

2023-04-19 マサチューセッツ工科大学(MIT) MITの研究者は、痛みのない超音波を利用して皮膚にチャネルを作り、薬剤が通過できるウェアラブルパッチを開発しました。軽量で装着可能なこのパッチは、皮膚疾患、痛みの緩和、創傷治癒のため...
医療・健康

過去の鳥インフルエンザの発生が教えてくれること(What previous bird flu outbreaks teach us)

2023-04-21 スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHZurich) ETHZurichの研究者たちは、H7N9亜型の鳥インフルエンザが、2013年から2017年にかけて中国の鶏に流行し、また近接した生の鶏と接触した人々に感染したこ...
医療・健康

リンパ腫のリスクが高いIBDの患者さん(Patients with IBD at higher risk of lymphoma)

2023-04-21 カロリンスカ研究所(KI) Photo: Getty Images 炎症性腸疾患(IBD)の患者は、リンパ腫の発症リスクがわずかに上昇するという研究結果が、Karolinska Institutetの研究者たちによって...
生物化学工学

極域でサメ、エイ類の多様性が乏しい理由を解明

2023-04-21 国立極地研究所 国立極地研究所の渡辺佑基准教授(現総合研究大学院大学教授)を中心とする研究グループは、低温環境に生息する軟骨魚類(サメ、エイ類)は硬骨魚類と異なり、代謝速度に関する低温への適応が見られないことを示しまし...
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