COVID-19重症化における自然免疫細胞の関わりを明らかに ～シングルセル情報とゲノム情報の統合解析～
2023-04-25 大阪大学 研究成果のポイント 日本人148名(新型コロナウイルス感染症:COVID-19患者73名、健常者75名)由来の約90万の末梢血単核細胞(PBMC)を用いたシングルセル解析とともに、宿主ゲノム情報との統合解析を...
2023-04
医療・健康 睡眠薬がアルツハイマー病タンパク質の濃度を低下させることを発見(Sleeping pill reduces levels of Alzheimer’s proteins)
睡眠薬がアルツハイマーを予防・遅延させるかどうか、さらなる研究が必要 More research needed to determine if sleep medications prevent, delay Alzheimer’s 202...
有機化学・薬学 鎮痛剤「ジクロフェナク」の安全性懸念の原因を指摘する研究結果について(Study points to cause of safety concerns in painkiller diclofenac)
2023-04-24 ワシントン州立大学(WSU) Photo by JoyImage on iStock 広く使用されている鎮痛剤ジクロフェナクに関連する安全上の懸念は、個人によって3,000倍も異なる薬物代謝酵素に関連している可能性があ...
医療・健康 ヒトの腸の解剖学的構造に大きな差異があることを発見(Study Finds Significant Variation in Anatomy of Human Guts)
2023-04-24 ノースカロライナ州立大学(NCState) 新しい研究によると、健康な人々の間には、人間の消化器系の解剖学に著しい違いがあることがわかりました。 この発見は、消化管の解剖学が人間の健康にどのような影響を与えるかを理解す...
犬の膀胱癌の新たな遺伝的原因を特定(Researchers Identify a New Genetic Culprit in Canine Bladder Cancers)
2023-04-24 ノースカロライナ州立大学(NCState) 研究者たちは、一部の犬の膀胱がんに関連する新しい遺伝子突然変異を特定した。彼らの発見は、犬や人間のがんの早期検出や標的治療に重要な示唆を与える。 85%の犬の尿路上皮癌には、...
医療・健康 炎症の「ブレーキ」遺伝子の希少な変異体が、腎臓病の転帰を明らかにするのに役立つかもしれない(Rare variants of an inflammation ‘brake’ gene may help reveal outcomes of kidney disease)
2023-04-24 ニューサウスウェールズ大学(UNSW) 炎症の「ブレーキ」遺伝子の変異が発見され、腎臓病や腎不全のリスクを抱える人々のための個別化治療に一歩近づいた。 UNSW Sydney、Garvan Institute of M...
医療・健康 アルツハイマー病と鉄の関係を解明し、新たな治療法の開発につなげる(Newfound Link Between Alzheimer’s and Iron Could Lead to New Medical Interventions)
2023-04-19 テキサス大学オースチン校(UT Austin) アルツハイマー病において、脳内の鉄が重要な役割を果たしていることが示唆される証拠が増えてきています。 テキサス大学オースティン校とイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のチ...
生物化学工学 ムツゴロウはまばたきの進化を解明する鍵になるかもしれない(Mudskippers Could Be Key to Understanding Evolution of Blinking)
2023-04-24 ジョージア工科大学 ムツゴロウは、ヒトをはじめとする四肢の脊椎動物を含む四肢動物とは遠縁の動物ですが、この魚を研究することで、これらの動物が陸上で活動するようになったときに瞬きがどのように進化したかを解明できると研究者...
細胞遺伝子工学 発達中の細胞は、自分の運命を「変えることができる」可能性が高い(Developing cells likely can ‘change their mind’ about their destiny)
2023-04-24 バース大学 新しい研究によると、NC細胞は分化後でも「考えを変える」能力を保持し、環境が適切であれば再び分化することができる可能性があることがわかった。 NC細胞は非常に若い胚に存在し、髪や皮膚の色を決定するために不可...
医療・健康 パーキンソン病の新しい発症メカニズムを発見～水素イオンとカリウムイオンの輸送異常が原因～
2023-04-24 京都大学 竹島浩 薬学研究科教授、藤井拓人 富山大学助教、酒井秀紀 同教授、田渕圭章 同教授、藤井努 同教授、奥村知之 同講師、永森收志 東京慈恵会医科大学准教授、ウィリヤサムクン パッタマ 同講師らの共同研究グループ...
生物化学工学 血液を用いてヒグマの年齢が推定可能に!～クマ類の生態学的研究や保護管理への貢献に期待～
2023-04-24 京都大学 伊藤英之 野生動物研究センター特任研究員(京都市動物園安全管理・病院係長)、中村汐里 北海道大学学部生(研究当時)、下鶴倫人 同准教授らの研究グループは、ヒグマにおける血液DNAのメチル化レベルに基づく新規年...
生物化学工学 イルカの腎老化メカニズムを解明～高齢化社会を迎える飼育イルカの健康維持に向けて～
2023-04-23 京都大学 日本は超高齢社会を迎え、腎臓病から透析が必要になる患者数が増加の一途を辿っています。一方で飼育されているイルカも高齢化社会を迎えようとしており、腎機能の悪化から死亡に至る例がしばしば報告されるようになっていま...