日本システム技術のメディカルデータセットを国立情報学研究所からアカデミア研究者向けデータとして提供開始 医療・健康

日本システム技術のメディカルデータセットを国立情報学研究所からアカデミア研究者向けデータとして提供開始

「情報学研究データリポジトリ(IDR)」を通じて、アカデミア研究者向けに「JASTメディカルデータセット」として傷病情報データの無償提供を開始しました。JASTでは700万人にもおよぶレセプトおよび健診データをソースとした、メディカルビッグデータ「REZULT」を構築しています。性別年代といったパーソナルな情報から傷病・処方薬といったメディカルな情報まで網羅しており、多岐にわたる研究活動・社会実装へ適したデータとなっています。
脳卒中や認知症の原因となる遺伝性脳小血管病 CADASILの制圧への第一歩 医療・健康

脳卒中や認知症の原因となる遺伝性脳小血管病 CADASILの制圧への第一歩

ペプチドホルモンであるアドレノメデュリンを遺伝性脳小血管病CADASIL患者さんに投与する世界初の医師主導治験 AMCAD試験を計画し、2022年1月13日に1例目への治験薬の投与を開始しました。
COVID-19感染拡大中のラグビー選手におけるメンタルヘルスの実態 医療・健康

COVID-19感染拡大中のラグビー選手におけるメンタルヘルスの実態

男性ラグビー選手に実施したCOVID-19感染拡大前後の二時点の調査から、日本のアスリートのメンタルヘルス実態について、環境変化により不調が改善される一群がいる一方で、専門家による支援が必要な選手が一定数存在することを示しました。
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国内最大の新型コロナウイルス感染症レジストリを使って”妊婦新型コロナ患者”の実態を解明 医療・健康

国内最大の新型コロナウイルス感染症レジストリを使って”妊婦新型コロナ患者”の実態を解明

妊婦の新型コロナウイルス感染症における入院例の疫学的・臨床的な特徴を分析した研究を発表しました。国立国際医療研究センターが運営している国内最大の新型コロナウイルス感染症のレジストリ「COVID-19 Registry Japan (COVIREGI-JP)」を利用したもので、妊婦における新型コロナ患者の特徴に関する大規模な報告は、日本初となります。
胎盤らしさを支える分子基盤を解明~胎盤の細胞は高度に安定化されたクロマチン構造をとる~ 細胞遺伝子工学

胎盤らしさを支える分子基盤を解明~胎盤の細胞は高度に安定化されたクロマチン構造をとる~

将来胎盤を構成する「胎盤系列の細胞」は巨大なヘテロクロマチン構造をとり、これらが胎盤の細胞を維持させるために重要であることを明らかにしました。
世界初のヘルメット型PET 装置を製品化~小型・高性能を実現、脳の検査がもっと身近に~ 医療・健康

世界初のヘルメット型PET 装置を製品化~小型・高性能を実現、脳の検査がもっと身近に~

半球状の検出器配置を採用した、小型・高性能なヘルメット型の陽電子放射断層撮影 (PET)装置を開発し、製品化しました。「頭部専用PET装置  Vrain™」と名付けた本装置は、アトックスが令和 3 年 10 月 7 日に医療機器承認を取得し、令和 4 年1月 18 日より国内で販売します。
核医学もつれガンマ線によるpHイメージングに成功~スピンを用いて化学状態を非侵襲で観測~ 医療・健康

核医学もつれガンマ線によるpHイメージングに成功~スピンを用いて化学状態を非侵襲で観測~

核医学診断薬剤を用いた生体内局所pHの検出・可視化技術を確立した。薬剤集積に加えて、高次情報である局所化学環境のガンマ線を用いた非侵襲観測を可能にした。悪性腫瘍等の生体内微小環境の検出により診断の高精度化が可能になるとともに、体内化学環境を体外から観測するプラットフォーム技術として期待される。
強い細胞毒性を示すアミロイドタンパク質凝集体特有の運動を発見 医療・健康

強い細胞毒性を示すアミロイドタンパク質凝集体特有の運動を発見

アルツハイマー病の治療薬開発に新たな視点を提示2022-01-17 量子科学技術研究開発機構​​発表のポイント アルツハイマー病などの神経変性疾患1)の原因と考えられているアミロイドタンパク質凝集体について、細胞への毒性が強いアミロイドタン...
DPANN群に属する難培養性アーキアの培養に成功。寄生性アーキアの新しい生理生態を発見 細胞遺伝子工学

DPANN群に属する難培養性アーキアの培養に成功。寄生性アーキアの新しい生理生態を発見

培養が極めて難しいDPANN群に属する寄生性アーキア(古細菌)の培養に成功し、形態学的特徴、生理性状、宿主依存性、全ゲノム配列情報を明らかにしました。DPANN群の中に「複数種の宿主を持つ寄生性アーキア」が存在することを世界で初めて培養実験によって確認しました。培養に成功したDPANNアーキア(ARM-1株)を微生物リソースとして公開しました。
乳がん術中迅速診断多施設臨床研究を行う共同研究を開始 有機化学・薬学

乳がん術中迅速診断多施設臨床研究を行う共同研究を開始

共同研究グループは、独自に開発したがん細胞組織染色試薬が体外診断医薬品として承認されることを目指し、この度、臨床研究を臨床病院、臨床検査機器メーカー等と開始しました。
機械学習を用いてタンパク質立体構造を評価する構造生物学AI技術を構築 有機化学・薬学

機械学習を用いてタンパク質立体構造を評価する構造生物学AI技術を構築

機械学習を用いた新規のタンパク質結晶構造評価AI技術であるQAEmapを確立しました。公共データベースに登録されている高解像度の構造データを3D-CNNと呼ばれる3次元情報を扱う方法で機械学習することにより、データの解像度に依存しない構造評価ができることを示しました。タンパク質構造を用いる創薬研究の加速化に貢献することが期待されます。
犬の膀胱がんに対する新しい分子標的療法の確立 医療・健康

犬の膀胱がんに対する新しい分子標的療法の確立

膀胱がんを発症した犬において、HER2とEGFRを特異的に阻害するラパチニブという分子標的薬が有効な治療法となることを獣医師主導臨床試験により証明しました。尿に含まれるがん細胞を使ってHER2タンパク質の過剰発現とHER2遺伝子増幅の有無を調べることで、ラパチニブの治療効果を予測するバイオマーカーとなることを明らかにしました。
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