京都大学

滋賀県の土壌から新種の油脂酵母2種を発見~日本の土壌微生物の可能性を開拓~ 生物化学工学

滋賀県の土壌から新種の油脂酵母2種を発見~日本の土壌微生物の可能性を開拓~

2023-10-04 京都大学微生物の一種である酵母には、糖を油脂に変換することができるものが存在します。それらは、油脂酵母と呼ばれています。酵母は、稲わらのような非可食バイオマスを分解した糖を原料とすることが可能なため、持続可能な油脂生産...
ありふれた脳の白質病変がMRI画像解析を悪化させていた~従来手法に機械学習を組み入れた改善手法の開発~ 医療・健康

ありふれた脳の白質病変がMRI画像解析を悪化させていた~従来手法に機械学習を組み入れた改善手法の開発~

2023-10-02 京都大学大井由貴 医学研究科博士課程学生と花川隆 同教授、林拓也 理化学研究所チームリーダーらの研究グループは、脳の白質病変が脳表面の画像解析におよぼす悪影響を発見し、機械学習を用いて皮質表面解析の精度を向上する手法を...
トマト根に定着する細菌からトマトの毒を分解する酵素を発見~土壌微生物が植物の分泌する有害成分を解毒するメカニズムの理解に貢献~ 生物環境工学

トマト根に定着する細菌からトマトの毒を分解する酵素を発見~土壌微生物が植物の分泌する有害成分を解毒するメカニズムの理解に貢献~

2023-10-02 京都大学トマチンはサポニンの一種であり、トマトが生産する主な植物特化代謝産物として植物体全体に蓄積します。トマチンは苦味・有毒物質であるため、病原菌や捕食者からの防御に関わることが知られていました。さらに近年の研究によ...
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画像解析AIを利用して植物の環境応答解析システムを開発~牧野富太郎博士の命名した植物の頑健性を解明~ 生物環境工学

画像解析AIを利用して植物の環境応答解析システムを開発~牧野富太郎博士の命名した植物の頑健性を解明~

2023-09-28 京都大学工藤洋 生態学研究センター教授および清水健太郎 横浜市立大学客員教授(兼:チューリッヒ大学教授)、島原佑基 エルピクセル株式会社取締役、田中健太 筑波大学准教授、清水(稲継)理恵 チューリッヒ大学グループリーダ...
マーモセットのiPS細胞から精子幹細胞前駆体の作製に成功 mRNAを利用し効率化。不妊の原因究明や病気の治療法解明の足掛かりに 細胞遺伝子工学

マーモセットのiPS細胞から精子幹細胞前駆体の作製に成功 mRNAを利用し効率化。不妊の原因究明や病気の治療法解明の足掛かりに

2023-09-27 国立成育医療研究センター国立成育医療研究センター(所在地:東京都世田谷区大蔵、理事長:五十嵐隆)研究所 再生医療センター 細胞医療研究部(センター長:阿久津英憲、部長:梅澤明弘)の渡部聡朗は、佐賀大学医学部の一丸武作志...
日本の大腸がん患者は術後1.1か月程度で仕事復帰~仕事復帰に向けたより良いコミュニケーションを目指して~ 医療・健康

日本の大腸がん患者は術後1.1か月程度で仕事復帰~仕事復帰に向けたより良いコミュニケーションを目指して~

2023-09-20 京都大学藤田悠介 医学研究科助教、肥田侯矢 同准教授、大越香江 同客員研究員、西﨑大輔 同医員(研究当時)、坂本享史 同診療助教、星野伸晃 同特定講師、小濵和貴 同教授、今井匠 特定研究員(研究当時)、田中司朗 同特定...
細胞の中のものを「押す」方法を開発 ~細胞内構造体の”かたち”と機能の関係を明らかに~ 生物工学一般

細胞の中のものを「押す」方法を開発 ~細胞内構造体の”かたち”と機能の関係を明らかに~

2023-09-21 京都大学,科学技術振興機構京都大学 白眉センター・大学院工学研究科 中村 秀樹 特定准教授らは、生きた細胞内部の構造体に力をかけて「押す」ツール「ActuAtor(アクチュエーター)」を開発しました。細胞が外からの力に...
骨髄のNK細胞の分化に造血細胞が産生するIL-15が必須である~2種類の局在を示すNK細胞の新規分化モデル~ 細胞遺伝子工学

骨髄のNK細胞の分化に造血細胞が産生するIL-15が必須である~2種類の局在を示すNK細胞の新規分化モデル~

2023-09-20 京都大学生田宏一 医生物学研究所教授、阿部真也 同特定助教らの研究グループは、血球細胞が産生するサイトカインIL-15が骨髄のナチュラルキラー(NK)細胞の分化に必須であることを明らかにしました。さらに、NK細胞が骨髄...
温度による酵素の構造変化を分子動画撮影~様々な生体高分子のダイナミクスを決定する新たな方法論~ 生物工学一般

温度による酵素の構造変化を分子動画撮影~様々な生体高分子のダイナミクスを決定する新たな方法論~

2023-09-19 東北大学多元物質科学研究所 教授 南後恵理子【発表のポイント】 タンパク質分子の動きを可視化する新たな方法を開発しました。 熱を引き金としたタンパク質分子の構造変化を原子レベルで観察した世界初の報告です。 様々なタンパ...
日本人における原因不明重症急性肝炎とHLAとの関連を発見~特定のHLAタイピングにおいて本症への罹患が有意に少ない~ 医療・健康

日本人における原因不明重症急性肝炎とHLAとの関連を発見~特定のHLAタイピングにおいて本症への罹患が有意に少ない~

2023-09-15 京都大学急性肝炎は、何らかの原因により炎症性に肝細胞の破壊が起こり、肝機能が低下する病気です。肝炎ウイルス感染など原因が明らかな場合がある一方で、未だに原因が不明な「原因不明急性肝炎」と呼ばれる病態が存在します。202...
大阪とシンガポールの院外心停止の患者の社会復帰率の違い~膜型人工肺を活用した蘇生戦略が潜在的な地域に与える影響~ 医療・健康

大阪とシンガポールの院外心停止の患者の社会復帰率の違い~膜型人工肺を活用した蘇生戦略が潜在的な地域に与える影響~

2023-09-15 京都大学近年、心停止患者の蘇生に体外式膜型人工肺(ECMO)を使用するECPR(Extracorporeal cardiopulmonary resuscitation)戦略が注目されています。しかしこのECPR戦略は...
細胞外小胞の軌跡を照らす~細胞外小胞の標的細胞への取り込み機構の解明に貢献~ 細胞遺伝子工学

細胞外小胞の軌跡を照らす~細胞外小胞の標的細胞への取り込み機構の解明に貢献~

2023-09-15 理化学研究所,京都大学理化学研究所(理研)生命医科学研究センター プロテオーム恒常性研究ユニットの今見 考志 ユニットリーダー、京都大学大学院 薬学研究科創発医薬科学講座の李 優嘉 大学院生(研究当時)、金尾 英佑 助...
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