基礎生物学研究所

生物環境工学

簡単な物理モデルで解き明かす微生物の生存戦略

繊毛虫テトラヒメナの壁面付近への集積メカニズムを解明 2018-03-15 京都大学,東北大学,自然科学研究機構 基礎生物学研究所 テトラヒメナやゾウリムシなどに代表される繊毛虫は池や湖などの広い空間を遊泳している印象が強いですが、実は野外...
生物化学工学

植物細胞不易流行~変わらないものと新しいものの協調が細胞内交通網の進化を駆動する~

2018-02-20 基礎生物学研究所 果物を搾ったジュースに含まれるみずみずしい水分やさわやかな酸味、甘みのもととなる糖や美しい色をもたらす色素は、その多くが液胞と呼ばれる細胞の中の区画(細胞小器官)に貯められています。また、豆腐のもとと...
細胞遺伝子工学

生殖細胞形成に関わる遺伝子の新規発現制御機構

減数分裂遺伝子の転写産物は体細胞分裂期には核内点状構造に隔離され、発現抑制される 2018-02-13 基礎生物学研究所 細胞は、環境の変化にあわせて適切に遺伝子の発現を切り換えることで、自身に備わる機能を発揮しています。精子や卵子といった...
生物化学工学

原腸形成時の細胞移動を指令する仕組み

細胞集団の先端の細胞で生じる細胞内カルシウムイオン濃度の上昇が細胞運動を調節する  2018-02-07 基礎生物学研究所 動物の体の形作りにおいて、大規模な細胞運動を伴う現象として原腸形成が知られています。原腸形成は、体の基本的な構造を確...
生物工学一般

花を作る遺伝子の起源推定に成功

2018-01-09 自然科学研究機構基礎生物学研究所,総合研究大学院大学,金沢大学,東京工業大学,宮城大学   花を付ける植物(被子植物)は花を付けない植物から進化してきました。この30年ほどの研究から、数種類のMADS-box(マッズボ...
医療・健康

コンドロイチン硫酸プロテオグリカンに対するプロタミンの中和作用の発見

髄鞘再生を促す薬剤開発のための細胞スクリーニング系の開発 2017年12月08日 基礎生物学研究所 統合神経生物学研究部門では、これまでタンパク質チロシンホスファターゼである PTPRZ が脱髄疾患である多発性硬化症や悪性の脳腫瘍であるクリ...
医療・健康

長期記憶形成に必須な分子メカニズムを特定

~タンパク質の設計図を神経樹状突起へ局在化させる因子が不可欠~ 2017年11月21日 基礎生物学研究所/岡崎統合バイオサイエンスセンター 神経細胞生物学研究室の中山啓助教、大橋りえ大学院生(総合研究大学院大学)、椎名伸之准教授らの研究グル...
生物工学一般

シグナル分子(モルフォゲン)の足場となる点状構造の発見

からだの前後のパターンは"点描"で描かれていた 〜シグナル分子(モルフォゲン)の足場となる点状構造の発見とその役割の解明〜 2017年12月07日 発表者: 三井 優輔(基礎生物学研究所分子発生学研究部門 助教) 山元 孝佳(東京大学大学院...
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