基礎生物学研究所

生物化学工学

細胞間の不均一な分子活性によって細胞が死ぬか生きるかの運命が決まることを発見

負の制御が細胞間でばらつくことで細胞間の不均一性が生み出される 2018-09-05 自然科学研究機構 基礎生物学研究所,京都大学,自然科学研究機構 生命創成探究センター 多細胞生物を構成する細胞は、ストレス(炎症性サイトカインや浸透圧、紫...
細胞遺伝子工学

ヒトとチンパンジーの脳の違いを発見

霊長類脳の遺伝子発現変動とエピジェネティック変動の網羅的解析 2018-08-02 自然科学研究機構生命創成探究センター,自然科学研究機構生理学研究所,自然科学研究機構基礎生物学研究所,新潟大学脳研究所,京都大学霊長類研究所,京都大学野生動...
細胞遺伝子工学

シロアリの兵隊分化を決定する遺伝子の発見

女王とのかかわり合いが生み出す分化のしくみ 2018-07-26 富山大学, 基礎生物学研究所 富山大学大学院理工学研究部(理学)の前川清人准教授と大学院理工学教育部の矢口甫氏(現 琉球大学熱帯生物圏研究センター博士後研究員)らの研究グルー...
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生物化学工学

車輪細胞見つけた 〜新しい細胞移動のメカニズム〜

2018-07-17 山口大学,基礎生物学研究所 山口大学大学院創成科学研究科の沖村千夏技術補佐員と岩楯好昭准教授のグループは基礎生物学研究所の野中茂紀准教授と谷口篤史研究員のグループと共同で、魚の傷修復に関わる移動性の表皮細胞の内部に車輪...
細胞遺伝子工学

テントウムシの卵巣移植および卵巣凍結保存に成功

2018/07/13 基礎生物学研究所 基礎生物学研究所 進化発生研究部門の川口はるか特任研究員と新美輝幸教授の研究グループは、テントウムシの卵巣移植技術を開発し、テントウムシ卵巣の凍結保存に初めて成功しました。米粒ほどの大きさのテントウム...
細胞遺伝子工学

肥料節減に向け、植物と共生するアーバスキュラー菌根菌のゲノムを高精度に解読

植物から得ている栄養素を明確化・特殊な遺伝子構造を発見 2018-07-10 自然科学研究機構 基礎生物学研究所,科学技術振興機構(JST) ポイント 植物の根に共生するアーバスキュラー菌根菌(AM菌)は、リンを吸収し植物の生育を促進するが...
医療・健康

SPIG1がBDNFの産生制御を通じて嫌悪記憶の消去プロセスを調節していることを解明

2018-06-15 基礎生物学研究所 【研究要約】 マウス及びヒトなどの哺乳類において、脳由来神経栄養因子(BDNF)は、成熟個体の脳内で最も豊富に存在する神経栄養因子です。BDNFは、学習や記憶形成に深く関わっており、BDNFの分泌異常...
生物化学工学

植物細胞内の交通事情から探る生命の普遍性と多様性 〜植物の新たな膜交通制御の仕組みを発見〜

2018-05-15 基礎生物学研究所 地球上の生命は全て「細胞」で構成されており、細胞が行う活動には生物種を通じて共通性がみられます。例えば、細胞は生命活動を支えるタンパク質を作り、作られたタンパク質を細胞内に正しく輸送し配置するという活...
細胞遺伝子工学

シロアリの兵隊分化の鍵遺伝子を発見(富山大学との共同研究成果)

2018-05-14 富山大学,基礎生物学研究所 富山大学大学院理工学研究部(理学)の 前川 清人 准教授と大学院理工学教育部の増岡 裕大 氏(現 日本学術振興会 博士後研究員)らの研究グループは、基礎生物学研究所の 重信 秀治 特任准教授...
生物化学工学

生きた組織の硬さを傷つけずに測る~物理モデルと統計的推定の合わせ技~

2018-04-05 基礎生物学研究所 受精卵から動物の体が形成される過程では、細胞の集まりである組織は流動的で柔軟に変形できる状態にあります。さらに細胞自身が力を働かせることで組織や臓器の形が生み出されます。組織を押したり引いたりしたとき...
生物化学工学

葉序の規則的パターン形成において新規拡散性因子の存在を予測

オーキシンとPIN1の相互制御モデルによるシミュレーション 2018-04-04 基礎生物学研究所 生物は時として驚くほど美しく秩序だった空間構造を作り出すことがあります。その代表的な例として植物の葉序が挙げられます。葉序は茎の周りの規則性...
生物化学工学

植物が強すぎる光エネルギーを逃がす新たな仕組みが見つかる

2018-03-20 自然科学研究機構 基礎生物学研究所,神戸大学 植物は、光のエネルギーを利用して二酸化炭素を固定し糖を合成します(光合成)。そのため、強い光のある環境の方が、より光合成を行うことができ植物にとって好ましい環境であると思わ...
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