東京大学

全ゲノムシークエンス解析により乾癬の新規関連遺伝子を発見~見逃されてきた希少変異と構造変異の関与を解明~ 医療・健康

全ゲノムシークエンス解析により乾癬の新規関連遺伝子を発見~見逃されてきた希少変異と構造変異の関与を解明~

2025-08-29 東京大学,大阪大学,理化学研究所,東京科学大学,名古屋市立大学東京大学・大阪大学・理化学研究所などの研究グループは、日本人乾癬患者1,415例と対照群3,968例を対象に全ゲノムシークエンス解析を行い、これまで不明だっ...
ストレスが抗ウイルス応答を選択的に調整する仕組みを発見~ウイルス感染症に対する新たな治療展開に期待~ 細胞遺伝子工学

ストレスが抗ウイルス応答を選択的に調整する仕組みを発見~ウイルス感染症に対する新たな治療展開に期待~

2025-08-27 北海道大学北海道大学の岡崎朋彦准教授らの研究グループは、ウイルス感染時の免疫応答において、細胞ストレスが抗ウイルスシグナル伝達タンパク質MAVSをリン酸化し、インターフェロン(IFN)産生を促進する仕組みを解明した。研...
21種類の転移RNAの試験管内同時全合成を達成~増殖するタンパク質合成システムの構築へ大きく前進~ 細胞遺伝子工学

21種類の転移RNAの試験管内同時全合成を達成~増殖するタンパク質合成システムの構築へ大きく前進~

2025-08-26 東京大学,理化学研究所東京大学と理化学研究所の研究チームは、タンパク質合成に不可欠な21種類の転移RNA(tRNA)を、試験管内で一括合成し、そのまま翻訳反応に使用する技術「tRNAアレイ法」を世界で初めて確立した。こ...
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子どもの食事を“測る”評価ツール~8 日間食事記録との比較により、BDHQ15y の妥当性を全国規模で初検証~ 医療・健康

子どもの食事を“測る”評価ツール~8 日間食事記録との比較により、BDHQ15y の妥当性を全国規模で初検証~

2025-08-21 東京大学東京大学の研究グループは、小中高生を対象に開発された「簡易型食事歴法質問票(BDHQ15y)」の妥当性を、全国規模で初めて検証した。全国32都道府県に住む6〜17歳の児童生徒844人を対象に、BDHQ15yの回...
神経回路の発達:シナプス伝達は“勝者”の選別には不要だが 配線の“精緻化”には不可欠~発達障害や運動失調症などの理解・治療標的探索に新しい視点を提供~ 医療・健康

神経回路の発達:シナプス伝達は“勝者”の選別には不要だが 配線の“精緻化”には不可欠~発達障害や運動失調症などの理解・治療標的探索に新しい視点を提供~

2025-08-26 帝京大学帝京大学・東京大学の研究グループは、小脳プルキンエ細胞に入力する登上線維の発達過程を解析し、シナプス伝達が神経回路形成に果たす役割を新たに明らかにしました。従来は「強いシグナルを送る線維だけが勝ち残る」と考えら...
正確なmRNAスプライシングを制御するU6 snRNAのm6A修飾の分子機構を解明~スプライシング異常が原因の疾患理解に貢献~ 生物化学工学

正確なmRNAスプライシングを制御するU6 snRNAのm6A修飾の分子機構を解明~スプライシング異常が原因の疾患理解に貢献~

2025-08-21 東京大学東京大学の琚珏特任助教と富田耕造教授らは、mRNAスプライシングに必須なU6 snRNAのm6A修飾を担う酵素METTL16の分子機構を解明しました。研究では、METTL16・SAM・U6 snRNA三者複合体...
運動タイミング学習中に小脳が大脳皮質運動野へ~報酬に基づく誤差信号を伝達することを解明~ 医療・健康

運動タイミング学習中に小脳が大脳皮質運動野へ~報酬に基づく誤差信号を伝達することを解明~

2025-08-22 東京大学東京大学の研究グループ(赤穗吏映特任研究員、松崎政紀教授ら)は、小脳が報酬に基づく誤差信号を大脳皮質運動野(M2)に伝達し、運動タイミング学習を修正する仕組みを解明しました。マウスに「音開始から1秒後にレバーを...
世界中のヒトの口腔内に分布する巨大な染色体外エレメント「Inocle」の発見~微生物がヒト体内の環境変化に適応するメカニズムを解明する一歩~ 細胞遺伝子工学

世界中のヒトの口腔内に分布する巨大な染色体外エレメント「Inocle」の発見~微生物がヒト体内の環境変化に適応するメカニズムを解明する一歩~

2025-08-21 東京大学東京大学らの研究グループは、ヒト口腔内に広く分布する新規の巨大染色体外エレメント「Inocle」を発見しました。唾液に特化したロングリードメタゲノム解析を開発し、世界各地のサンプルを解析した結果、平均74%で検...
海鳥のトイレ事情を解明~排泄のタイミングを腹部カメラで観察~ 生物環境工学

海鳥のトイレ事情を解明~排泄のタイミングを腹部カメラで観察~

2025-08-19 東京大学東京大学大気海洋研究所の研究チームは、海鳥オオミズナギドリに小型ビデオカメラを装着し、海上での排泄行動を直接観察・解析しました。その結果、同種は4~10分の周期で正確に糞を排泄しており、ほぼすべてが飛行中に行わ...
思春期にオンラインゲームを不適切に利用すると 抑うつ・不安・精神症・幸福度低下につながることを確認 医療・健康

思春期にオンラインゲームを不適切に利用すると 抑うつ・不安・精神症・幸福度低下につながることを確認

2025-08-08 国立精神・神経医療研究センター,東京都医学総合研究所国立精神・神経医療研究センター、東京都医学総合研究所、東京大学らの研究チームは、思春期にオンラインゲームを不適切に利用すると、2年後に抑うつ・不安・精神症(幻覚・妄想...
新たな抗体療法で難治性血液がんを制圧へ~がん細胞の除去と免疫活性化の二重効果~ 医療・健康

新たな抗体療法で難治性血液がんを制圧へ~がん細胞の除去と免疫活性化の二重効果~

2025-08-07 東京大学東京大学の研究チームは、難治性血液がん「成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)」に対して、新たな治療標的「GARP」を発見し、これを標的とした抗体医薬「DS-1055a」ががん細胞の除去と免疫活性化の二重効果を持つ...
遺伝子発現の年変動から紐解くサンゴ一斉産卵機構~サンゴ同士の“コミュニケーション”が鍵?~ 生物環境工学

遺伝子発現の年変動から紐解くサンゴ一斉産卵機構~サンゴ同士の“コミュニケーション”が鍵?~

2025-08-05 東京大学東京大学らの研究グループは、ウスエダミドリイシ(サンゴ)の一斉産卵に関与する遺伝子群を、2年連続の産卵を含む1年以上の時系列データから特定した。産卵の約2週間前から発現が変動する230の遺伝子が見つかり、産卵ま...
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