三重大学

医療・健康

小児の急性骨髄性白血病の治療成績が向上 微小残存病変(MRD)の測定結果を利用した最適な治療の実現へ ~3年無イベント生存率63%、3年全生存率80%に~

2023-11-08 国立成育医療研究センター 国立成育医療研究センター(所在地:東京都世田谷区大蔵、理事長:五十嵐隆)小児がんセンターの富澤大輔、京都大学 大学院医学研究科(所在地:京都市左京区吉田近衛町、総長: 湊長博)の足立壮一・平松...
医療・健康

家族性アルツハイマー病患者さんを対象とした医師主導治験 (結果速報)

2022-06-30 京都大学iPS細胞研究所 1. 要旨 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の井上治久 教授(京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構(iACT)流動プロジェクトプロジェクトリーダー併任)、三重大学大学院医学系研究科...
有機化学・薬学

リポカリン15はにおいを感じる嗅粘膜の粘液に特異的に豊富に含まれるタンパク質で、加齢により減少する

2022-06-24 東京大学医学部附属病院 東京大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野の近藤健二准教授、山岨達也教授の研究グループは味の素株式会社食品研究所の伊地知千織上席研究員、三重大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科...
ad
医療・健康

非アルコール性脂肪肝炎~病態悪化の謎を解明~不思議!肝臓に脂肪を蓄積できなくなる状態は病態をさらに悪化させる

2022-06-17 三重大学,日本医療研究開発機構 非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)が進行した病態(burned-out NASH=脂肪肝が消失したNASHと呼ばれる)では、脂質...
生物工学一般

光合成細菌の高いエネルギー変換効率を実現する非対称二量体構造

産業利用されている光合成細菌ロドバクター・スフェロイデスの光捕集構造の可視化により、更に高効率な太陽光エネルギー活用の示唆 2022-05-11 三重大学,茨城大学,沖縄科学技術大学院大学,日本医療研究開発機構 光合成の際に酸素を発生しない...
生物工学一般

ヤドカリの”宿”を作る新種のイソギンチャク!? ―深海の驚くべき共生関係

2022-04-26 東京大学 大気海洋研究所,三重大学 発表のポイント ♦三重県熊野灘沖などで採集されたヤドカリの「宿」(注1)を作るイソギンチャクが、キンカライソギンチャク属の新種であることを突き止めました。 ♦キンカライソギンチャク属...
生物化学工学

チャネル(膜タンパク質)の開閉モデルの提唱~チャネルの通路を塞ぐ「脂質」が深く影響~

ATP(アデノシン三リン酸)放出チャネル(膜タンパク質)として知られるパネキシン1が、脂質に埋まった状態のクライオ電子顕微鏡構造を報告しました。ATPなどイオンよりも大きな分子を通すチャネルの開閉に、脂質が深く関わる可能性が示唆されました。
医療・健康

脳卒中や認知症の原因となる遺伝性脳小血管病 CADASILの制圧への第一歩

ペプチドホルモンであるアドレノメデュリンを遺伝性脳小血管病CADASIL患者さんに投与する世界初の医師主導治験 AMCAD試験を計画し、2022年1月13日に1例目への治験薬の投与を開始しました。
生物化学工学

表層糖鎖パターン解析による細胞外小胞の多様性評価~糖鎖を改変し、細胞との相互作用を制御する~

新規細胞間情報伝達機構や生体由来のナノキャリアとして注目されている細胞外小胞(Extracellular vesicles; EV)について、その表層糖鎖のパターンがEVの多様性の指標となり得ること、そしてEVの細胞間相互作用に重要なことを明らかにしました。
細胞遺伝子工学

NIESカルチャーコレクションのシアノバクテリアの網羅的かつ高精度なゲノム解析に成功

NIESが保管する28株のヘテロシスト形成株と3株の非形成株,あわせて31株のシアノバクテリアの高精度なゲノム情報の整備に成功しました。ゲノム解析株はNIESカルチャーコレクション(国立環境研究所 微生物系統保存施設),ゲノム情報は国立遺伝学研究所の参画する国際データベースをそれぞれ通じて全世界に公開されています。
生物化学工学

酸素の発生を伴わない光合成の謎を解明~光合成細菌の高効率なエネルギー変換を司る複合体の可視化により、太陽光利用などに役立つことが期待~

光合成細菌の光合成モデルとして研究が進んでいる細菌の一種Rhodospirillum rubrum(ロドスピリラム・ルブルム)(R. rubrum)の「膜タンパク質コア光捕集複合体」をクライオ電子顕微鏡により立体的に可視化することに成功した。
生物化学工学

背中に乗った「一寸法師」 矮雄(わいゆう)をもつウロコムシの新種を発見

三重県沖の熊野灘の深海で採取されたゴカイが、雌に比べて極端に小さい雄「矮雄(わいゆう)」をもつウロコムシの新種であることを確認した。
ad
タイトルとURLをコピーしました