医療・健康 発達期における神経突起の刈り込みを制御するシナプス競合の基本原理を解明~雑多な入力を遮断し、精緻な回路をつくるための仕組みを解明~ 2023-06-08 九州大学ポイント 生後発達の過程では一旦過剰に作られた神経回路が再編成されることで精緻な回路が作られますが、再編成の過程でどのようにして刈り込むべき神経突起が決まるのかは長年の謎でした。 シナプスに入力があると、そのシ... 2023-06-08 医療・健康
細胞遺伝子工学 突然変異は成長量ではなく時間に依存して蓄積することを発見~進化の原動力である突然変異が熱帯雨林で生じるメカニズムに迫る~ 2023-06-07 九州大学ポイント 進化の原動力である突然変異が自然条件でどのように生じるかを明らかにすることは、生命科学の重要課題の一つです。 ボルネオ島のShorea属の長寿命樹木を対象に、300年以上かけて蓄積した体細胞変異の検出... 2023-06-07 細胞遺伝子工学
医療・健康 胎児期の金属ばく露と先天性腎尿路異常の関連~子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)について~ 2023-06-06 九州大学ポイント エコチル調査の全国10万組の親子のデータを用いて、エコチル調査九州大学サブユニットセンターは、胎児期の5つの金属(鉛、カドミウム、水銀、セレン、マンガン)へのばく露と3歳までに診断された先天性腎尿路異... 2023-06-06 医療・健康
医療・健康 ゴルジ体の亜鉛調節機構を解明~ゴルジ体亜鉛トランスポーターの機能不全による病気発症メカニズムの解明に期待~ 2023-05-18 九州大学ポイント ゴルジ体内での遊離亜鉛濃度の分布を高空間分解能で明らかにしました。 ゴルジ体に局在する3つの亜鉛トランスポーター複合体ZnT4、ZnT5/6、ZnT7に依存したゴルジ体内の厳密な亜鉛濃度制御機構を解明... 2023-05-18 医療・健康
医療・健康 空気を原料とするプラズマで長尺細管内を高速に滅菌する方法を開発~カテーテルのような複雑形状を持つ構造体の滅菌を実現~ 2023-05-10 九州大学ポイント 長尺細管内部を殺菌・消毒する装置は普及しているが、滅菌(※1)が可能な医療用滅菌器はこれまで実用化されていません。 本研究では、空気プラズマ(※2)を利用することで、従前の長尺細管殺菌器よりも短時間(... 2023-05-10 医療・健康
医療・健康 東アジアの潰瘍性大腸炎・クローン病に特徴的な遺伝子多型を解明~日・中・韓の1万人以上の解析から320か所の疾患感受性遺伝子が明らかに~ 2023-05-10 九州大学ポイント 中国・韓国・日本の炎症性腸疾患患者1万人以上の大規模遺伝子多型解析に成功 東アジア人に特徴的な80か所の疾患感受性遺伝子を同定し、欧米人も併せた解析によって320か所もの疾患感受性遺伝子を同定 炎症性... 2023-05-10 医療・健康
医療・健康 白血病を引き起こすタンパク質の機能の一端を解明 ~新たな治療法の開発に期待~ 2023-04-27 庄内地域産業振興センター,東京大学,国立がん研究センター発表のポイント◆AF10融合タンパク質が悪性の白血病を引き起こすメカニズムを解明しました。◆AF10融合タンパク質はENLやMOZというタンパク質と結びつくことで... 2023-04-27 医療・健康
細胞遺伝子工学 タンパク質合成に関わる新たな因子を発見~リボソーム衝突を解消する複合体がmRNAの固い構造を解く~ 2023-04-26 九州大学ポイント 翻訳中のリボソームに比べて、走査リボソームの解析はあまり進んでいなかった。 走査リボソームの結合タンパク質として新たにASC-1複合体を同定し、走査リボソームがmRNA上を進みやすいように固い構造を解... 2023-04-26 細胞遺伝子工学
細胞遺伝子工学 横紋筋特異的なリボソームを発見~心機能に必須な翻訳伸長ダイナミクスを調節する~ 2023-04-24 九州大学ポイント リボソームサブユニットRPL3の類似遺伝子であるRPL3Lは心臓や骨格筋に特異的に発現する。 RPL3Lを含むリボソームが欠損した心臓では心臓の収縮に関わる遺伝子の翻訳ダイナミクスが乱れることを見出し... 2023-04-24 細胞遺伝子工学
生物工学一般 細胞の境界の湾曲構造に隠れた原理を発見 2023-04-22 生理学研究所ポイント①典型的な上皮細胞であるMDCK細胞の境界の湾曲構造のパワースペクトルを両対数プロットすると直線状になる、スケーリングと呼ばれる性質があることを見出した。②本研究の発展により、生物学と物理学、応用数... 2023-04-24 生物工学一般
有機化学・薬学 植物の根の成長方向をかく乱させる物質の開発に成功 〜雑草を枯らさない「抑草剤」の開発に期待〜 2023-04-12 九州大学,基礎生物学研究所ポイント① 雑草を枯らさず成長を抑制する毒性のない抑草剤の開発は環境保全の観点からも重要である。しかし従来の抑草剤は枯死を伴う除草剤の作用を減弱したものがほとんどである。② 植物の根に対する成... 2023-04-13 有機化学・薬学
医療・健康 成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)におけるゲノム情報と臨床情報を統合したリスクモデルを確立~ATLの個別化医療を推進~ 2023-04-10 京都大学小川誠司 医学研究科教授らの研究グループは、下田和哉 宮崎大学教授、亀田拓郎 同助教、片岡圭亮 国立がん研究センター分野長、宇都宮與 今村総合病院名誉院長兼臨床研究センター長、日高道弘 国立病院機構熊本医療セン... 2023-04-10 医療・健康