京都大学

医療・健康

「巧み」な運動をつくりだす神経メカニズムの解明

運動のエラーを素早く修正する前頭-頭頂神経メカニズム 2021-02-26 京都大学 武井智彦 白眉センター特定准教授、Stephen G Lomber McGill大学教授、Douglas J Cook Queen’s大学准教授、Step...
生物環境工学

チンパンジーは外集団の脅威に対して仲間の結束を高めることを解明~戦争と協力の共進化の可能性~

2021-02-25 京都大学 ジェームズ・ブルークス(James Brooks)野生動物研究センター修士課程学生、山本真也 高等研究院准教授らの研究グループは、チンパンジーに知らない個体の音声を聞かせると、仲間同士の距離が縮まり、集団性が...
有機化学・薬学

抗がん剤副作用の発症原因を新たに同定~新規の根本的予防・治療法の開発に向けて~

2021-02-25 京都大学 今井哲司 医学部附属病院講師、中川貴之 同准教授、小柳円花 薬学研究科博士課程学生、松原和夫 名誉教授らの研究グループは、川口展子 医学部附属病院特定病院助教と共同で、タキサン系抗がん剤(パクリタキセルやドセ...
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医療・健康

遺伝性血管炎の発症の仕組みを解明~ADA2欠損症における炎症経路の同定~

20201-02-22 京都大学 仁平寛士 医学研究科医員、井澤和司 同助教、八角高裕 同准教授、西小森隆太 久留米大学教授らの研究グループは、本邦におけるADA2欠損症8人の臨床像を明らかにしました。8人中5人において血管炎によると考えら...
生物環境工学

植食性昆虫と土壌菌が樹木の多様性の維持と遷移のカギを握ることを解明

樹木の実生を用いた大規模な野外生態系実験で実証 2021-02-22 京都大学 門脇浩明 フィールド科学教育研究センター特定助教(現・白眉センター特定准教授)、東樹宏和 生態学研究センター准教授らの研究グループは、大規模野外操作実験を通じて...
細胞遺伝子工学

精子形成に重要なヒストンによるDNAの新たな折りたたみを解明

2021-02-22 京都大学 杉山正明 複合原子力科学研究所教授、平野里奈 東京大学博士課程学生、胡桃坂仁志 同教授、柴田幹大 金沢大学准教授らの研究グループは、精子形成に重要なヒストンタンパク質H2A.Bが、DNA折りたたみの基盤構造で...
生物化学工学

褐色脂肪細胞の燃焼を促す新たなメカニズムを解明~体の熱産生にマイクロRNA-33が関与~

2021-02-17 京都大学 堀江貴裕 医学研究科助教、尾野亘 同准教授らの研究グループは、脳内のマイクロRNA-33が適応熱産生に重要であることを世界で初めて見出しました。 褐色脂肪細胞は脂肪を分解し、熱を産生することで体温の維持をしま...
細胞遺伝子工学

精子形成に重要なヒストンによるDNAの新たな折りたたみを解明

2021-02-16 東京大学,金沢大学,京都大学,日本医療研究開発機構,科学技術振興機構 ポイント 精子形成に重要なヒストンたんぱく質H2A.BによるDNA折りたたみ構造を、高速原子間力顕微鏡解析により世界で初めて解明しました。 H2A....
医療・健康

人食いバクテリアの新たな免疫回避機構を発見

2021-02-15 京都大学 中川一路 医学研究科教授らの研究グループは、人食いバクテリアとして知られるA群レンサ球菌が、宿主免疫応答を制御する新たなメカニズムを明らかにしました。 A群レンサ球菌は一般に咽頭炎などでよくみられる細菌ですが...
医療・健康

先天性無歯症に対する分子標的薬の開発~USAG-1を標的分子とした歯再生治療~

2021-02-15 京都大学,福井大学,日本医療研究開発機構 概要 これまで先天性無歯症1)には成人以降に義歯や歯科インプラントによる人工歯を用いた代替治療が施行されてきました。根治的な治療として歯の再生治療の開発が望まれていましたが、細...
医療・健康

記憶や学習に関わる神経伝達物質受容体の迅速な蛍光標識に成功

記憶のメカニズム解明や神経疾患の診断への活用に期待 2021-02-05 名古屋大学,京都大学,科学技術振興機構 ポイント 記憶の分子メカニズムを解明するために、神経伝達物質受容体に対して迅速に目印を付ける方法が求められていた。 記憶や学習...
生物環境工学

優位な猿は多くの「暖」を得ることを解明

ニホンザルのオスにおける優劣順位に応じた猿団子内位置および接触個体数 2021-02-05 京都大学 石塚真太郎 霊長類研究所研究員は、香川県・小豆島・銚子渓周辺に生息するニホンザルの猿団子について観察を行なったところ、優位なオスほど猿団子...
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