医療・健康 オンライン医療相談がアトピー性皮膚炎の発症を抑える可能性 ~疾患予防におけるICTの活用に大きな期待~ 2022-03-16 国立成育医療研究センター株式会社Kids Public(所在地:東京都千代田区、代表:橋本直也)と、国立成育医療研究センター(東京都世田谷区、理事長:五十嵐隆)政策科学研究部の安藤友久共同研究員、竹原健二部長らのグルー... 2022-03-16 医療・健康
医療・健康 子宮内低栄養は精巣機能障害の原因となる:予防可能な環境因子関連疾患の同定 子宮内低栄養におかれた雄マウスが出生前に男性ホルモン分泌不全を、そして出生後に精子数減少を示すことを世界で初めて見出しました。 2022-03-08 医療・健康
医療・健康 冬生まれの子は「おすわり」「ひとり歩き」などの運動発達が早い 2022-03-02 国立成育医療研究センター国立成育医療研究センターの分子内分泌研究部 松原 圭子 上級研究員、鳴海 覚志 室長は株式会社ファーストアセントと共同で子どもの発達に着目したビッグデータ研究を行いました。延べ16,627人分の... 2022-03-02 医療・健康
医療・健康 病気の原因がわからない赤ちゃんに対するゲノム解析の有用性を確認 17の高度周産期医療センターからなるネットワークを作り上げました。従来の検査法では原因を決めることができなかった85名の重症の赤ちゃんに対して、ゲノム解析という新しい方法で原因の究明を試みました。約半数(41名)が生まれつきの遺伝性疾患にかかっていることが判明しました。結果の判明したうちの約半数(20名)では、検査や治療方針の変更が行われ、このゲノム解析が新しい時代の医療技術として極めて有用であることを示しました。 2022-02-05 医療・健康
有機化学・薬学 痛みを感じる神経が構築される分子メカニズムを解明 〜手足や腰の痛みの新たな治療法開発に期待〜 末梢神経の成熟過程において神経組織の形態変化を調節する中核分子であるサイトヘジン2が、腰や手足の痛みを感じる神経(末梢神経)をつくる過程に関与することを明らかにし、その分子が制御される仕組みを解明しました。 2022-01-26 有機化学・薬学
医療・健康 国内最大の新型コロナウイルス感染症レジストリを使って デルタ株流行期の“小児コロナ患者”の実態を解明 デルタ株流行期における小児新型コロナウイルス感染症による入院例の疫学的・臨床的な特徴を、デルタ株が流行する以前と比較検討しました。国立国際医療研究センターが運営している国内最大の新型コロナウイルス感染症のレジストリ (COVIREGI-JP)を利用したもので、日本における小児COVID-19患者の特徴を、デルタ株流行期とそれ以前とで比較した研究は、今回が初めてです。 2022-01-25 医療・健康
医療・健康 国内最大の新型コロナウイルス感染症レジストリを使って”妊婦新型コロナ患者”の実態を解明 妊婦の新型コロナウイルス感染症における入院例の疫学的・臨床的な特徴を分析した研究を発表しました。国立国際医療研究センターが運営している国内最大の新型コロナウイルス感染症のレジストリ「COVID-19 Registry Japan (COVIREGI-JP)」を利用したもので、妊婦における新型コロナ患者の特徴に関する大規模な報告は、日本初となります。 2022-01-18 医療・健康
医療・健康 先天性の重症大動脈弁狭窄症に対して国内初の胎児治療を実施 重篤な先天性心疾患である重症大動脈弁狭窄症の妊娠25週の胎児に対して、日本で初めての胎児治療を臨床試験として実施しました。「胎児大動脈弁形成術」で、妊婦さんのお腹から胎児の左心室まで針を刺してガイドワイヤーを通し、それに沿ってバルーンの付いたカテーテルを大動脈弁まで進めてバルーンを膨らませ、狭くなっている大動脈弁を広げる手術です。左心室の機能障害を防ぎ、左右の心室を使う血液の循環を成り立たせることを目的としています。国内初となる胎児治療を行った患者さんは無事に出生され、生後の経過も良好です。 2021-12-13 医療・健康
細胞遺伝子工学 ヒトES細胞の新たな細胞株を樹立 再生医療や遺伝子治療の開発、また産業分野への応用にも期待 ヒトES細胞の新たな細胞株を樹立しました。細胞株(SEES-X:シーズ・テン)は、2014年の再生医療関連法施行後に、当センターとして樹立したヒトES細胞です。再生医療や遺伝子治療、細胞治療などへの使用だけではなく、創薬開発など産業分野への使用についても、活用の幅を広げていることが特徴です。ヒトES細胞を使用したい研究機関、企業に対して「無償」で提供いたします。 2021-12-08 細胞遺伝子工学
医療・健康 コロナ禍の子どもの心の実態調査 摂食障害の「神経性やせ症」が1.6倍に 国立成育医療研究センターが行っている子どもの心の診療ネットワーク事業では、新型コロナウイルス感染症流行下の子どもの心の実態調査を行いました。全国26医療機関が参加した本調査で、コロナ流行前の2019年度と比較し、2020年度では神経性食欲不振(神経性やせ症)の初診外来患者数が約1.6倍、新入院者数が約1.4倍に増加していたことが判明しました。コロナ禍でのストレスや不安が影響していると推測されます。 2021-10-21 医療・健康
医療・健康 子どもの8人に1人が医療サービスを必要とし、親もストレスを抱えやすい 約4,000名の10歳児とその親を対象としたコホート調査から、一般的な子どもが必要とする水準以上の保健・医療サービスを必要とする子ども(Children with special health care needs (CSHCN))が日本において約12.5%存在し、そうした子どもをもつ親は不安・抑うつを抱えやすく、ソーシャルサポートによって軽減される可能性を示唆した。 2021-10-13 医療・健康