愛媛大学

骨の成長を適切に調節する新たなメカニズムを解明~幼少期の栄養のバランスが身長に影響~ 医療・健康

骨の成長を適切に調節する新たなメカニズムを解明~幼少期の栄養のバランスが身長に影響~

2025-11-04 愛媛大学愛媛大学先端研究院プロテオサイエンスセンターと大学院医学系研究科の研究グループは、九州大学との共同で、DNAメチル基転移酵素Dnmt1が骨の長さを決定する新たな仕組みを発見した。成長板軟骨細胞で発現するDnmt...
血液脳関門を一過的に開いて脳に安全に薬を送達する技術の開発~脳疾患治療薬の開発を加速させる新技術~ 医療・健康

血液脳関門を一過的に開いて脳に安全に薬を送達する技術の開発~脳疾患治療薬の開発を加速させる新技術~

2025-10-23 愛媛大学愛媛大学の研究チームは、血液脳関門(BBB)を一時的かつ安全に開く新技術を開発した。マイクロバブルと低出力超音波を組み合わせる従来法では血管損傷リスクがあったが、本研究では新たな気泡制御法により、局所的かつ可逆...
体内栄養状態を感知するmTORC1経路の活性制御機構を解明~リソソーム膜上におけるTSC2の選択的脱リン酸化がmTORC1の活性を厳密に制御する~ 医療・健康

体内栄養状態を感知するmTORC1経路の活性制御機構を解明~リソソーム膜上におけるTSC2の選択的脱リン酸化がmTORC1の活性を厳密に制御する~

2025-09-10 愛媛大学愛媛大学の研究チームは、細胞の栄養状態を感知するmTORC1シグナル経路の活性制御機構を解明した。mTORC1は細胞の成長・代謝を調整する重要因子であり、がんや糖尿病、老化に深く関わる。本研究では、アミノ酸セン...
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「従来薬では狙えないタンパク質」を標的とする新薬の評価法を確立~新技術で薬の働きを可視化し、効果を高める道を開く~ 有機化学・薬学

「従来薬では狙えないタンパク質」を標的とする新薬の評価法を確立~新技術で薬の働きを可視化し、効果を高める道を開く~

2025-09-19 愛媛大学愛媛大学の研究チームは、従来薬では標的にできなかった「タンパク質分解誘導薬(PROTACなど)」の評価法を確立した。新薬は疾患関連タンパク質を選択的に分解できるが、従来の薬効評価法では不十分だった。研究では、分...
視野検査AIによる検査時間の短縮と高精度化 医療・健康

視野検査AIによる検査時間の短縮と高精度化

2025-09-18 愛媛大学愛媛大学大学院医学系研究科の大野真由子准教授らは、緑内障診断に用いる「視野検査」のAI支援システムを開発した。新手法は、従来20分程度かかっていた検査時間を約8分に短縮しつつ、より高精度に視野欠損を検出できる。...
生きたマウス体内の細胞を高精細に可視化する新規蛍光細胞膜プローブを開発~疾患の検出、病態解明、創薬研究への応用に期待~ 生物化学工学

生きたマウス体内の細胞を高精細に可視化する新規蛍光細胞膜プローブを開発~疾患の検出、病態解明、創薬研究への応用に期待~

2025-08-26 高知大学高知大学と愛媛大学の研究チームは、生体組織内の細胞形態や動態を高解像度で可視化できる新規蛍光プローブ「dSQ12AQ」を開発した。従来のプローブと異なり、水への高い分散性(10 mg/mL超)と高輝度を兼ね備え...
構造も機能も型破り!これまでにないドメイン構成を持つtRNAメチル化酵素を発見~好熱性アーキアThermococcus kodakarensis における新規tRNA修飾酵素の同定と機能解析~ 生物化学工学

構造も機能も型破り!これまでにないドメイン構成を持つtRNAメチル化酵素を発見~好熱性アーキアThermococcus kodakarensis における新規tRNA修飾酵素の同定と機能解析~

2025-07-25 愛媛大学愛媛大学らの研究グループは、超好熱性アーキアThermococcus kodakarensisにおいて、tRNATrpの6番目のシチジンを2'-O-メチル化する新規酵素「TrmTS」を発見しました。この酵素は、...
昆虫の左右の羽の超微細構造はそれぞれ右巻きと左巻き~生物界に存在する左と右の起源の理解につながる成果~ 生物工学一般

昆虫の左右の羽の超微細構造はそれぞれ右巻きと左巻き~生物界に存在する左と右の起源の理解につながる成果~

2025-06-25 愛媛大学愛媛大学と東邦大学の研究チームは、モンスズメバチの後翅の超微細構造を走査電子顕微鏡と赤外円二色性分光で解析し、左翅と右翅の毛の螺旋溝がそれぞれ右巻き・左巻きであることを発見しました。この左右非対称構造は、毛を構...
シビアな浅い水域で有孔虫は決まった共生藻しか持てない~共生褐虫藻の深度変化を解明~ 生物環境工学

シビアな浅い水域で有孔虫は決まった共生藻しか持てない~共生褐虫藻の深度変化を解明~

2025-06-06 東京大学,愛媛大学,産業技術総合研究所東京大学・愛媛大学・産総研の研究チームは、大型底生有孔虫Amphisorus kudakajimensisが共生する褐虫藻の組成が生息深度で異なることを発見。浅い水域(約2m)では...
世界初の研究成果!妊娠中カルシウム摂取が子の13歳時うつ症状に予防的論文発表 医療・健康

世界初の研究成果!妊娠中カルシウム摂取が子の13歳時うつ症状に予防的論文発表

2025-05-19 愛媛大学愛媛大学と東京大学の共同研究チームは、妊娠中のカルシウム摂取が子どもの13歳時におけるうつ症状のリスクを低下させる可能性があることを、世界で初めて疫学的に示した。この研究は「九州・沖縄母子保健研究」のデータを基...
阿寒湖のマリモ、生物量が過去120年で大きく減少 環境~DNAとミジンコ遺骸で判明~ 生物工学一般

阿寒湖のマリモ、生物量が過去120年で大きく減少 環境~DNAとミジンコ遺骸で判明~

2025-04-08 愛媛大学​愛媛大学の研究チームは、北海道の阿寒湖に生息するマリモの生物量が、過去120年間で大幅に減少していることを明らかにしました。​この研究では、湖底の堆積物を分析し、マリモの生産量の変遷を推定しました。​その結果...
アトピー性皮膚炎が慢性化にいたるメカニズムを発見~T細胞を標的とした治療法開発に期待~ 医療・健康

アトピー性皮膚炎が慢性化にいたるメカニズムを発見~T細胞を標的とした治療法開発に期待~

2025-03-27 愛媛大学愛媛大学の山下政克教授らの研究グループは、アトピー性皮膚炎の慢性化に関与する新たなメカニズムを解明しました。研究では、T細胞に含まれるタンパク質「Bach2(バック2)」が炎症の終息に重要であり、その含有量が低...
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