東京大学医科学研究所

医療・健康

東京2020オリンピック・パラリンピック選手村の 下水中新型コロナウイルス量と陽性者数との関連を解明 ~下水疫学調査と個人検査は相互補完的、集団を対象とした検査戦略としての普及に期待~

2022-08-23 東京大学医科学研究所 発表のポイント 選手村の下水検体中の新型コロナウイルスRNA量を高感度検出技術(EPISENSTM法)により測定。 下水中ウイルス量が陽性者数との相関および陽性者発見の2日前に検出されることを確認...
有機化学・薬学

HEPAフィルターによる エアロゾル中の感染性新型コロナウイルスの除去効果

2022-08-23 東京大学医科学研究所 発表のポイント HEPA(high-efficiency particulate air)フィルターを搭載した空気清浄機を用いることで、エアロゾル中に存在する感染性の新型コロナウイルス(SARS-...
生物工学一般

遺伝性乳がんの新しい動物モデルの作製に成功~遺伝性乳がんが出やすくなる仕組みの解明や、予防法の研究開発への応用に期待~

2022-08-22 量子科学技術研究開発機構 発表のポイント ゲノム編集技術1)によってヒトの遺伝性乳がんの原因遺伝子(BRCA12))の変異を導入したラットを作製した。 このラットでは、高線量の放射線によってDNA損傷を増加させると、遺...
ad
医療・健康

新型コロナウイルスの新たな細胞侵入経路とその阻害薬の発見 ~COVID-19の複雑な病態解明・治療薬開発に期待~

2022-06-16 東京大学医科学研究所 発表のポイント 新型コロナウイルスが、メタロプロテアーゼ(注1)というタンパク質分解酵素を利用して細胞に感染することを明らかにするとともに、安全性が確認されている複数の薬剤がこの感染を効果的に阻害...
有機化学・薬学

新型コロナウイルス・オミクロン/BA.1変異株に対する 治療薬の効果の検証~抗ウイルス薬を投与した免疫不全動物において耐性ウイルスが出現するリスクは低い~

2022-06-15 東京大学医科学研究所 発表のポイント ハムスターモデルを用いた検証の結果、抗ウイルス薬 (注1)のモルヌピラビル (メルク)およびS-217622 (塩野義製薬)は、オミクロン/BA.1変異株 (注2) (以下、BA....
医療・健康

SARS-CoV-2オミクロンBA.2株のウイルス学的性状の解明

2022-05-23 東京大学医科学研究所,熊本大学,北海道大学,広島大学,宮崎大学,日本医療研究開発機構 発表のポイント 昨年末に南アフリカで出現した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)「オミクロン株(B.1.1.529, BA系統...
医療・健康

骨髄異形成症候群由来エクソソームによる骨髄微小環境を介した造血不全の新規メカニズム

2022-05-19 神戸医療産業都市推進機構,日本医療研究開発機構 神戸医療産業都市推進機構先端医療研究センター血液・腫瘍研究部の林康貴特任研究員(日本学術振興会特別研究員SPD)、井上大地部長、東京大学医科学研究所先端医療研究センター細...
医療・健康

患者から分離された新型コロナウイルス・オミクロン/BA.2変異株の性状解明~オミクロン/BA.1変異株と同程度の病原性であることが明らかに~

2022-05-17 東京大学医科学研究所 発表者 河岡 義裕(東京大学医科学研究所 ウイルス感染部門 特任教授 国立国際医療研究センター 国際ウイルス感染症研究センター長) 鈴木 忠樹(国立感染症研究所 感染病理部 部長) 発表のポイント...
医療・健康

新型コロナウイルス変異株・ミュー株に対するmRNAワクチンの有効性

2022-05-18 東京大学医科学研究所 発表のポイント 新型コロナウイルス変異株のミュー株は、オミクロン株が出現する前は、変異株の中で従来株から抗原性が最も変化した株であった。 mRNAワクチン(ファイザー社もしくはモデルナ社)被接種者...
細胞遺伝子工学

ラット多能性幹細胞から精子・卵子の元になる細胞を作ることに成功

畜産業や医学研究への実用化に一歩前進 2022-04-08 東京大学医科学研究所 発表のポイント ラット多能性幹細胞(注 1)から試験管内で精子・卵子の元になる始原生殖細胞を作ることに成功した。 試験管内で作った始原生殖細胞(注 2)は、精...
生物工学一般

がん耐性齧歯類ハダカデバネズミの化学発がん物質への強い発がん耐性を証明

炎症抑制を介したがん耐性機構の一端を解明 2022-03-31 熊本大学,東京大学医科学研究所,広島大学,岩手医科大学,日本医療研究開発機構 ポイント がん化しにくい齧歯類ハダカデバネズミは、発がん性物質による強い発がん誘導を行っても全くが...
有機化学・薬学

テロメラーゼ逆転写酵素(hTERT)が癌細胞の増殖能や悪性度、分化、および予後不良マーカーであることを発見

2022-03-23 国立がん研究センター,香川大学,金沢大学,滋賀医科大学,東京大学医科学研究所,神奈川県立がんセンター,東北大学,日本医療研究開発機構 ポイント リン酸化による修飾を受けたテロメラーゼ逆転写酵素(hTERT)注1を認識す...
ad
タイトルとURLをコピーしました