東京大学

神経変性疾患の原因となる異常タンパク質の分解を 誘導する酵素を同定~神経変性疾患治療への応用~ 医療・健康

神経変性疾患の原因となる異常タンパク質の分解を 誘導する酵素を同定~神経変性疾患治療への応用~

2023-07-21 東京大学発表のポイント 神経変性疾患の原因となるミスフォールドタンパク質を選択的にユビキチン化する酵素LONRF2を同定しました。この酵素をマウスで欠損させると、加齢依存的な神経変性疾患症状を発症しました。 これまでミ...
たんぱく質が「形」を保つ力の超並列測定法 ~たんぱく質科学のAI開発にも貢献~ 有機化学・薬学

たんぱく質が「形」を保つ力の超並列測定法 ~たんぱく質科学のAI開発にも貢献~

2023-07-20 東京大学,科学技術振興機構ポイント たんぱく質の構造的な安定性を超並列に測定する方法を開発した。 従来は一度に1種類のたんぱく質についての構造安定性しか測定できなかったが、90万種類程度をまとめて測定することに成功した...
指定難病 間質性膀胱炎(ハンナ型)の遺伝的背景を解明~発症には複数のHLA遺伝子多型が関与していることを明らかに~ 医療・健康

指定難病 間質性膀胱炎(ハンナ型)の遺伝的背景を解明~発症には複数のHLA遺伝子多型が関与していることを明らかに~

2023-07-19 東京大学東京大学医学部附属病院泌尿器科・男性科の秋山佳之講師、久米春喜教授と同大学大学院医学系研究科遺伝情報学の曽根原究人助教、岡田随象教授らによる研究グループは、膀胱の粘膜に慢性炎症・びらんが生じ、膀胱痛や頻尿・尿意...
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家族性組織球症SLC29A3異常症の病態を解明 ~原因不明の組織球性疾患の新たな治療標的TLR7/TLR8を発見~ 医療・健康

家族性組織球症SLC29A3異常症の病態を解明 ~原因不明の組織球性疾患の新たな治療標的TLR7/TLR8を発見~

2023-07-18 東京大学発表のポイント 家族性組織球症の一つであるSLC29A3異常症は、増殖したマクロファージが多臓器に蓄積する原因不明の疾患です。本研究では、病原体センサーであるToll-like receptor 7(TLR7)...
生き物の代謝系は様々だが、その応答は普遍的である~代謝経済学による線形応答関係の発見~ 生物工学一般

生き物の代謝系は様々だが、その応答は普遍的である~代謝経済学による線形応答関係の発見~

2023-07-14 東京大学発表のポイント 生き物の代謝系の振る舞いは種や細胞によって様々であり、そこに普遍的な法則はないと思われていたが、あらゆる生き物の代謝系の振る舞いを記述できるシンプルな線形応答関係式を発見した。 経済学から着想を...
恐怖はどのような神経メカニズムを介して 生物の視覚応答にバイアスを与えるのか? 生物工学一般

恐怖はどのような神経メカニズムを介して 生物の視覚応答にバイアスを与えるのか?

2023-07-13 東京大学辻 真人(生物科学専攻 助教)西塚 悠人(生物科学専攻 博士課程)榎本 和生(生物科学専攻 教授/ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN) 副機構長・主任研究者)発表のポイント 恐怖を感じたショ...
発症早期にナファモスタット投与で新型コロナウイルス患者のウイルス量が減少~ナファモスタットメシル酸塩の探索的研究の結果より~ 有機化学・薬学

発症早期にナファモスタット投与で新型コロナウイルス患者のウイルス量が減少~ナファモスタットメシル酸塩の探索的研究の結果より~

2023-07-11 東京大学東京大学医学部附属病院の森屋恭爾教授(研究当時)、瀬戸泰之教授、奥川周准教授、東京大学国際高等研究所新世代感染症センターの井上純一郎特任教授らは、国内で抗凝固薬や膵炎の治療薬として広く用いられているナファモスタ...
なぜわれわれの内臓は左右非対称なのか?~体の左右を決める仕組みの解明~ 生物化学工学

なぜわれわれの内臓は左右非対称なのか?~体の左右を決める仕組みの解明~

2023-07-06 東京大学,順天堂大学発表のポイント◆PKD1L1 と呼ばれるポリシスチンたんぱく質の載った細胞外の糸状の構造が撚り合わさり、ノード流によって左に吹き流される機構を、マウス胚の蛍光観察によって発見しました。◆左右非対称の...
人工光合成へ向けた新手法を開発~プラスとマイナスの2つの分子が助けあって光触媒機能を高める~ 生物工学一般

人工光合成へ向けた新手法を開発~プラスとマイナスの2つの分子が助けあって光触媒機能を高める~

2023-07-07 東京大学発表のポイント 実用的な人工光合成の実現に必要な「優れた可視光吸収能力」と「高耐久性」を同時に満たす光増感剤の新しい開発指針を見出しました。 これまでは1種類の分子に光増感剤としての役割を担わせる方法が一般的で...
”適度な運動”が高血圧を改善するメカニズムをラットとヒトで解明~頭の上下動による脳への物理的衝撃が好影響~ 医療・健康

”適度な運動”が高血圧を改善するメカニズムをラットとヒトで解明~頭の上下動による脳への物理的衝撃が好影響~

2023-07-07 国立障害者リハビリテーションセンター,国立循環器病研究センター,東京大学,東京農工大学,九州大学,国際医療福祉大学,関西学院大学,群馬大学,東北大学,大阪大学,岩井医療財団,新潟医療福祉大学国立障害者リハビリテーション...
マウス精巣から卵巣への性転換! ~胎子精巣内に眠る卵巣前駆細胞の発見~ 細胞遺伝子工学

マウス精巣から卵巣への性転換! ~胎子精巣内に眠る卵巣前駆細胞の発見~

2023-07-04 東京大学発表のポイント マウス胎子の精巣からセルトリ細胞を除去すると、残った精巣から卵巣組織が誘導され、オスからメスへの性転換が起きることを発見した。 ほ乳類の精巣・卵巣への性分化は、オスとメスで同一の前駆細胞から分化...
「共感」する時の脳のはたらき ~自分と他者の情報を合わせ持つニューロンの発見~ 医療・健康

「共感」する時の脳のはたらき ~自分と他者の情報を合わせ持つニューロンの発見~

2023-07-03 東京大学奥山 輝大(行動神経科学研究分野・准教授)田尾 賢太郎(行動神経科学研究分野・助教)度会 晃行(行動神経科学研究分野・特任助教)王 牧芸(日本学術振興会特別研究員)黄 子彦(大学院医学系研究科・博士課程)ジョン...
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